植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

サクサク三国志:黄蓋

2011年04月07日 22時31分39秒 | ゲームシステム
所属:孫堅→孫策→孫権
年齢:約46歳(200年の時)

 演義では孫堅四天王として登場する孫呉最古参の武将1人です。黄蓋も役人でしかも先祖は太守の家柄だった為、孝廉に推挙されています。そんな中黄巾の乱で各地を転戦する孫堅に従い、董卓討伐などにも参加します。最初の方は家柄の為か程普よりも位は上だったようですが、程普が大活躍して出世した為、孫堅、そしてその後の孫策・孫権軍団内の地位は逆転します。
 それでも黄祖戦への参戦や、孫権が引き継いだ頃には反乱を繰り返す領地へ赴くと、鎮圧するだけでなく統治者としての能力を発揮し、強きを抑えて弱きを助ける統治を行い住民に慕われたとあります。
 その後、赤壁の戦いでは周瑜に付き従って、火計を進言しこれが決定打となって勝利に貢献します。この時の火計では先陣として奮戦していた為、流れ矢が当たって長江に落ちてしまいます。救い上げられたものの、黄蓋だと判らず、負傷したまま厠に放置されていたところ、韓当に発見され九死に一生を得たといいます。また、演義では火計を成功させる為に「苦肉の策」も進言しており、周瑜に自らの身体を鞭で打たせることでその不仲を曹操に信用させる見せ場が書かれています。
 赤壁後は武陵太守としてこの地を統治し、ここでもその統治能力をいかんなく発揮した後、病死しています。その統治はすばらしく、近隣の部族までもが従って来たとあります。
 
 統率は赤壁で先陣を切る活躍をしていますが、程普よりは全般的に活躍が少ないことから3、武力も同様に3、政治はその統治能力が素晴らしかった記述が多いのですが、中央の政治を行った政治家ではないので3としました。知力は赤壁での火計の献策を評価して3です。

 
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« サクサク三国志:徐盛 | トップ | サクサク三国志:韓当 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ゲームシステム」カテゴリの最新記事