植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

ゲームマーケットの市場規模 2014秋(2015春のカタログより)

2015年04月18日 12時30分24秒 | ゲームシステム
前回に引き続き、ゲームマーケットの市場規模を算出してみました。
データの出元は勿論、ゲームマーケットのカタログです。

 1人あたりの平均使用金額             24,178円
 会場全体での一日の総売上金額(×7,200人)  174,080,000円
 1サークルあたりの平均売上額(÷345)       504,579円
 ※ゲームマーケット2014秋 アンケート結果より

このデータだけを見ると前回よりも、市場規模は増え、1顧客あたりの単価も増えているので、市場としては良い方向に拡大していると言うことになります(あくまでもデータ上)。
サークル数の増加が来場者数よりも抑えられている為、1サークル当たりに割り算すると前回よりも良くなっています。

ここからが個人の所感が入りますが、市場の黎明期にはその新たに起こった市場が大好きで、洗いざらい購入する客が割合的に多く、比較的知名度が少ない作品も買われていきます。しかし、市場規模が拡大するにつれて、一般的な客層が流入すると、その客は限られたものしか買わない為、より知名度が高いものに集中していきます。最近のゲームマーケットの傾向を見ると、段々と限られた商品に顧客が集中しだしたのかなって思います。
前回と今回のアンケートだけの比較をすると、1万円から5万円の間で購入する人が大きく増えました。1万円も購入しない客が減った反面、5万円以上を購入する爆買いする客も減りました。5万円以上の人が20~30作品買っていたとして、1万円から5万円の間が10作品とします。好みがあるでしょうから、多少幅を持つとベスト50までの作品は売れていたのが、べスト20に入らないと売れなくなったとも考えられます。より作品が選別される時代に入ったのかもしれません。

前回のGM 2014春(2014秋のカタログより)

で、今回この市場に挑む、うちの作品はこちら

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