植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

<ゲームレビュー>交易王

2014年12月21日 10時10分01秒 | ゲームシステム
2~4人用のゲームですが、とあるブログのレビューで、2人で遊んでかなりの高評価だったので、ゲームマーケットで日本語版が発売されたので、連れと遊ぶ為に購入したものです。
結構、家で拡大再生産のゲームを遊ぶ機会が多くなったので、ちがう感じのゲームなので良いかなーって思って買いました。

ルールも単純で、船に交易品を積んで、6枚カードが置かれた場のいづれかの上にカードを出すことで、出したカードと同じ色の交易品を積んだ船から収入が上がります。収入は場にある同じ色の枚数が1つの船から上がります。黄色を出して、他に黄色のカードが2枚あれば、3枚になるので3点。もし船2隻が黄色の荷なら、3×2で6点の収入があがります。

特殊カードで、収入が+2になるカードや、船の荷を+1個交換できるカード、山からカードを+1引けるカードが購入出来、勿論船も増やすことが出来ます。

2人で遊ぶとルールは優れていることが判るのですが、イマイチゲームが間延びした間があります。
結構不満だったのですが、実家やゲーム会で4人で遊ぶことこのゲームの秀逸さが判ります。
これはやっぱり4人用ですね。特殊カードが2枚ずつ合計6枚しかなく、これを4人で取り合うことになります。さらに船ですら3隻・4隻で打ち止めになるので、これまた取り合いです。これが中盤まで白熱した展開となり、さらに微妙な得点を競う所が面白いです。

直接1位を狙い撃ちは出来ませんが、なるべく1位には点を与えないようにして、差をじわじわ縮めたり、1位は1位でいろいろな商品を船に乗せることで、何の収益が上がっても収入が得られるようにするなど対策が打てます。
基本的にいろいろな戦略やうち筋がある訳ではないので、大きくゲームは変わらないのですが、細かなところでの戦略やジレンマが楽しいゲームです。
2人用には向きませんでしたが、4人でこれだけ楽しく遊べるのなら、買って良かったです。
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