植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

いろこいす<ゲームレビュー>

2010年01月16日 08時24分52秒 | ゲームシステム
 前にも報告しましたが、さわりだけ遊んだ「いろこいす」をしっかり、それも2度ほど遊びましたので、そのご報告です。

 このゲームは平安貴族になって、14人の姫にアプローチを掛けて多くの姫の心を射止めて行くというゲームです。姫を射止めるには、フットワーク良く通い続けることですが、手番が12回しかないので、限られた手数の中で落とす姫を選んでいかなければなりません。しかも、姫は蹴鞠、和歌、管絃などといったコミュニティーのところに居り、ゲーム中 プレイヤーの人数×2 のこれらを示すカードが置かれ、その中から2枚を選ぶのですが、目的の姫のところに行くには、そのコミュニティーのカードが無いといけません。つまり行くためのチケットになるのです。残った片方はその姫と会った際の話題となり、ある話題が溜まると姫はその話題に興味を示して、そのコミュニティーに移動すると言う仕組みです。
 しかも、このチケット&話題カードには、自らのスキルを高めるポイントも記載されており、行きたいところを優先するか、ポイントが高いものを選ぶかなど迷いどころです。
 そして最終的な勝利ポイントは、姫には2から7の強さがあるのですが、そのコミュニティーで単独で1位の姫には8ポイント、単独最下位なら4ポイント、それ以外なら6ポイントが、姫を射止めた際に入ります。つまり、他のプレイヤーと7の強さの姫を争って射止めても、もう一人7の姫と同じコミュニティーにされると6ポイント。強さが最低の2の姫でも、単独でコミュニティーにいれば8ポイントになります。
 射止めた姫を如何に有利なコミュニティーに移動させるかも、このゲームの勝利ポイントとなります。
 こんなかたちで奥がかなり深いゲームですが、さらに自分の位を少納言から中納言、大納言…と上げていくことでポイントを稼いだり、姫へのアプローチも文を送ったりといろいろな方法があるのも魅力です。
 ルールは結構複雑な方かも知れませんが、1度遊べば覚えてしまう範囲です。

 ゲームマーケットでいろいろとゲームを買ったのですが、このゲームは唯一何度も遊びたいと思うほど出来の良かったゲームです。自身も自作でゲームを作っていますので、密かに嫉妬(^_^;)
 自らのゲームが他の人がそれだけ楽しいと思ってくれるといいなって願わずには居られませんでした。

 さて、ゲームの結果とは言うと、1回目は最下位、2回目は2位。いやはや難しいです。


いろこいす ~平安恋愛絵巻~

オリジナルカードゲーム 植民地戦争

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