植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

【イベント】ゲームマーケット2015春

2015年05月09日 09時09分08秒 | ゲームシステム
お疲れ様でした~。と言うか疲れました。
7・8日も仕事がハードだったので、全然回復しません。

さて、これから各所で昨日のゲームマーケットのレポートが出てくるでしょうから、ここでは販売側の側面で思ったことをつらつら書いてみます。かなり主観的な意見なので、その分は差し引いてお読みください。

○イベントスペースでは重たいゲームは向かない
昨日、イベントスペースで本来60分も掛かる「村転がし」を行いました。
村転がしは、重たい作品です。それを20分にして簡単に遊べるようにしたのは正解でした。20分ならイベントスペースと言うざわざわした空間で、他を回ってみたいと言う気持ちがあったとしても、興味ある作品は遊んでくれます。一応、説明のレジメを配ったり準備万端にしたのも良かったです。ここまでして初めて重ゲーのイベントスペースはやっとこできるのかなー。


○午前中の客はゲーマーだ!
簡単にしたといっても「村転がし」複雑なゲームです。それでも午前に来てくださった方は、説明の都度、システムで凝った部分、例えばジレンマが発生する仕掛けに「あ~~!」、「そうなっているのか~!」など驚嘆してくれました。そしてゲームをするとかなり気に入ってくださって、即お買い上げとなり、ちょっと嬉しかったです。


○午後の客は一般人!
一方、午後になると雰囲気が一変します。あまりボードゲームを遊んだことのない方が増え、気になって遊ぼうとするのですが、ルール説明の途中でSTOP!なんてこともありました。やっぱりあまりゲーム慣れしていない方には「村転がし」の重さは無理があったようです。もしかしたらイベントスペースは午前と午後でやるゲームを切り替えた方が効果的かも。です。


○イベントスペースには見た目特徴があるゲームが向いている
単なるカードのみのゲームよりも、コマがあったり、色々なコンポーネントがあったりと、特異的な形をしている方が目を引くみたいです。今回、もう一方でイベントスペースを行った「教授ヘアーサロンへようこそ。」は特徴的なデザインにしたのですが、思った以上に人目を引かなかったです。呼び込みをして遊んで貰えば一様に楽しんではくれるし、おやじのデザインを気に入ってくれる方も多かったのですが、カード+砂時計 だけでは惹きつけられなかったみたいです。


○イベントスペースよりも売り場を見てた
買に来ているのですから当然ですが、お客さんはイベントスペース側には背を向けて、売り場を見ながら歩く人が殆どでした。背を向けている人をイベントスペースに引き込むのは中々難しいと感じました。
また、売り場も並べられた机の上の商品に注目が集まるので、如何にテーブル上のディスプレイをするかが重要になると思いました。


○広い通路は勘弁
今回うちのブースは売り場とイベントスペースの間は手ごろな距離だったのですが、他のブースでは売り場前が大きく通路に取られているところもありました。通路が広すぎると売り場と距離を置いて通行が可能になります。そうすると中々客を読み込めません。目的買いの客が本当に目的のブースだけで買って終わってしまいます。ぶらっと見て、ついつい買ってしまえるぐらい売り場の前を通れる配置にゲームマーケット側がしてくれると助かります。


○来場者は8500人になったものの
ゲームマーケット側があの手この手、特に今回は今までダメだったTCGの解禁や、ボザ氏の来場などで増やした感があります。前にも増してゲームを買わない客が増えた感じがします。夕方に会場を見て回ったのですが、事前にチェックしてかなり評判を得ていた新作ゲームがあちこちでまだ残っていたのには驚きでした。
本当にゲームを買ってくれる客は増加しておらず、その客を増えた出展側で取り合いになっている感じがします。本当は、買ってくれない客に買わせるほどのグッとくる作品が作れれば良いのですが、それは本当に難しいのです。。。


ひとまず、そんなところが感じたことでした。
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