今、「聖なる王権ブルボン家」を読んでいます。
ほぼ初めてフランス側の本を読んでみたのですが、これがまた面白い。ハプスブルク家から見れば敵国として書かれてしまうのですが、ブルボンから見た同家の実情はそれはそれでとても楽しいものです。
本ではブルボン家の5人の王の生涯が紹介されているのですが、最初のブルボン朝を興したアンリ4世の話が面白い!!
若くして(幼くして)ナヴァール王となったアンリは、当時13歳のシャルル9世に従い全国を回ります。そこには後にユグノー戦争で敵味方に別れ、また王位争奪で熾烈な争いを演じることとなる、王弟のアンジュー公アンリや、ギース公アンリ、そして従兄弟のコンデ公アンリが居ます。みな10代前半の子供ですが、自らの王位継承順位や、プロテスタント、カトリックの代表として軍を率いることになります。
ヨーロッパでは宗教の都合、同名は多いのですが、これほどまで同年代のそして競い合う者が同じ名前と言うのも珍しいのでは無いでしょうか?
この時代、フランスはユグノーと呼ばれるプロテスタントの信者が多くなり、旧来のカトリック信者や貴族と衝突しだします。プロテスタント側にも貴族が現れ、王族を巻き込んでの戦争となります。
後にこの戦いを制して、アンリ4世となるナヴァール王アンリは、母の影響からプロテスタントとして育てられるのですが、王宮に軟禁されカトリックに改教。そして王宮を脱出すると、プロテスタントに戻りプロテスタント軍の代表となります。しかし、王位が目の前にまでくると、プロテスタントであることが障害になります。するとアンリはまたもやカトリックに改教することで王位を得ることになります。
これだけ書くと王位の為に節操無く改教しているように思われますが、それだけ熾烈な状況下に置かれており、その機転が彼を王にしたと言うことがよく判ります。
是非、何かの機会にユグノー戦争時のTRPGをやりたいと思います。
オリジナルカードゲーム 植民地戦争
ほぼ初めてフランス側の本を読んでみたのですが、これがまた面白い。ハプスブルク家から見れば敵国として書かれてしまうのですが、ブルボンから見た同家の実情はそれはそれでとても楽しいものです。
本ではブルボン家の5人の王の生涯が紹介されているのですが、最初のブルボン朝を興したアンリ4世の話が面白い!!
若くして(幼くして)ナヴァール王となったアンリは、当時13歳のシャルル9世に従い全国を回ります。そこには後にユグノー戦争で敵味方に別れ、また王位争奪で熾烈な争いを演じることとなる、王弟のアンジュー公アンリや、ギース公アンリ、そして従兄弟のコンデ公アンリが居ます。みな10代前半の子供ですが、自らの王位継承順位や、プロテスタント、カトリックの代表として軍を率いることになります。
ヨーロッパでは宗教の都合、同名は多いのですが、これほどまで同年代のそして競い合う者が同じ名前と言うのも珍しいのでは無いでしょうか?
この時代、フランスはユグノーと呼ばれるプロテスタントの信者が多くなり、旧来のカトリック信者や貴族と衝突しだします。プロテスタント側にも貴族が現れ、王族を巻き込んでの戦争となります。
後にこの戦いを制して、アンリ4世となるナヴァール王アンリは、母の影響からプロテスタントとして育てられるのですが、王宮に軟禁されカトリックに改教。そして王宮を脱出すると、プロテスタントに戻りプロテスタント軍の代表となります。しかし、王位が目の前にまでくると、プロテスタントであることが障害になります。するとアンリはまたもやカトリックに改教することで王位を得ることになります。
これだけ書くと王位の為に節操無く改教しているように思われますが、それだけ熾烈な状況下に置かれており、その機転が彼を王にしたと言うことがよく判ります。
是非、何かの機会にユグノー戦争時のTRPGをやりたいと思います。
オリジナルカードゲーム 植民地戦争
後に離婚し、メディチ家のトスカーナ大公の姪マリ・ド・メディシスと再婚しています。
マリはアンリ4世没後、ルイ13世の摂政となります。
アンリ4世と言えばノストラダムスにその死を予言された王様でしたっけ?
カトリーヌ?ド?メデシスはノストラダムスを色々と重用したとか、しなかったとか?