植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

サクサク三国志:曹丕

2011年04月02日 22時03分48秒 | ゲームシステム
所属:曹操→君主
年齢:13歳(200年の時)

 曹操の三男で若いときから文章巧みで、馬・弓・剣術にも優れていたと言います。長男の曹昴が戦死し、次男の曹鑠も病死した為、後継者と目されるようになり、その後曹丕に付く家臣と弟の曹植に付く家臣との間で激しく権力闘争が行われますが、曹丕が跡を継ぐことが決まると曹植派は次々と粛清され、後に曹植自身も曹丕によって左遷されています。
 その後、曹丕は献帝に禅譲を迫って父が成し得なかった魏国皇帝の座に就きます。その治世は父が築いた国の基盤を整えることであり、陳羣の進言による九品官人法を制定したり、宦官が一定以上の高位に就けないように制限したり、同様に外戚や皇族についてもその権力を制限することで、後漢末期からの政治の腐敗を改めます。しかし、これが逆に後に司馬一族が権力を握っていくのを皇族が防げない原因となってしまいます。
 外政面では臣下の礼を取った呉の孫権に呉王の位を与えた為、これが後に孫権が皇帝を自称するきっかけを与えてしまいます。また、呉への出兵も3度行っていますが、いづれも成果をあげることなく撤退しています。その後、肺炎をこじらせ僅か6年の在位期間で没します。
 曹丕は、妻甄氏に死を賜ったことや、干禁を発狂死させたことなど陰湿な逸話が多く残っており、曹丕のダークなイメージとなっています。
 
 その能力は内政面の政治や、知力は4で問題ないと考えます。武力はさすがに実戦はありませんが、かなり剣術が上手かったとあり、3ぐらいはあるかと。統率は、戦争に関する戦略眼は持ち合わせていなかったのか、無駄な出兵や、敗戦などがあり、こちらは2としました。
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