植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

クラシックと歴史

2006年10月07日 13時22分31秒 | 雑談
土曜の夜、ふとチャンネルを回していたら東京MXテレビで、ドイツの城や街並みの映像と共に、クラシックが流れていました。映像が綺麗で普段クラシックを聴かない私でも知っている曲のさびの部分だけ変わる変わる流れたためについ見てしまいました。

見ていて、クラシックの作曲家はこのカードゲームが扱う時代に生きていたんだな~っと改めて実感!
モーツアルトが、シェーンブル宮殿でオーストリアのマリアテレジアの御前演奏をしたし、スメタナのモルダウ(わが祖国)なんかは、オーストリア統治下にあったチェコの民族意識を曲にしたものです。

最後に作曲にまつわる面白い話を1つ。ヘンデルに「王宮の花火の音楽」があります。ドイツ生まれのヘンデルはハノーハー選帝侯だったジョージ1世に仕え、ジョージ1世が英国王になるとそのまま英国に移住し宮廷楽長を勤めます。
この曲が演奏された1749年は、英国はオーストリア継承戦争に参加し、北米でフランスと戦い辛くも勝利します。しかし、その和約では得るところが無く無駄な戦争をしたことになります。そこでせめて勝利の祝賀会だけは盛大に行おうと、王宮で花火を打ち上げることにします。この時のセレモニーで演奏する曲として作られたのがヘンデルの「王宮の花火の音楽」です。曲はとても素晴らしかったのですが、その後に打ち上げられた花火は、火事を引き起こしてしまい、祝賀会は戦争の結果と同じく惨憺たるものだったようです。(ToT)/~~~

オリジナルカードゲーム 植民地戦争
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