植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

雑談、ゲーム制作について

2013年12月07日 23時46分50秒 | ゲームシステム
前回のゲーム会は結構為になりました。
いろいろあるのですが、雑談として2つ書きたいなって思います。

1つは、製作サイドの意図って、遊ぶ側へ伝える難しさです。
遊んで貰うには説明書しかないです。その説明書すら書き漏れがあると遊べなかったり、たとえ書いてあっても、文章を別に解釈されてしまうこともあります。
そしてさらにゲームのルールを100%伝えられたとしても、ゲームの意図するところが伝わらない場合もあります。
例えばブラフのゲームなら、どのような思考をもって相手のブラフを見抜くかです。
アブストラクトゲームなら勝つ為のコツです。これらは遊んでいるうちに自然と判ってきて、それが楽しかったりするのですが、それが判らないうちにつまらないまま遊ぶのを止められてしまう場合があります。
遊んでつまらなかったゲームでも、きっと作ったサイドでは楽しかったから出しており、その楽しさを説明書とモノだけでは再現出来なかったと言うことがあるのでは? と思った次第です。
一緒に遊ぶ訳ではないので、如何にしてゲームのコツも含めて、買って貰った人に伝えるか? 課題ですね。

もう1つはゲームの体裁です。
最近思うのは、本当に10分で遊べるカードゲームを作るサークルさんが多くなりました。カードだけのゲームはゲームをデザインすれば、後は印刷所に入稿するだけなので製作ではなく生産と言う点ではラクです。また、10分で遊べる簡単なゲームでかつ4人ぐらいをメインターゲットとしたパーティーゲームは、昨今コアなゲーマーよりも、アナログゲームをほぼ行ったことのない人が増えてきた状況を考えると市場にマッチしている気もしています。
しかし、逆にこの様なゲームが増えてくると、需要も多い反面、供給も多くなって来ていると感じました。今回、「新しく簡単な戦争ゲームを作ってみた。」を出しましたが、こちら簡単な4人をメインとしたゲームではあるものの、題材はウォーゲーム
ですので、そこそこニッチなジャンルでした。その為か、お蔭様でゲームに対してコアな方ほど好評価を得ることが出来ました。

うちのサークル体質やいままで行ってきたところを考えると、今後も他のサークルさんが行わないところに手を出していくのが良いのかなっと思っていたりします。
今後の活動の方向性としたいと思います。

QLOOKアクセス解析
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする