植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

イラン問題

2012年01月28日 12時38分31秒 | 国:オスマン・イスラム
 揉めています。引き金になっているのは勿論アメリカの選挙です。選挙は間接民主主義を実現する手段なのですが、選挙の為に政治が行われると言う悪い側面を持っています。アメリカで大きな票を持つ、イスラエル支援者(ユダヤ人です)を選挙で取り込むためには、イスラエルを亡き国にすることを国是としているイランに対して強行姿勢をとらなければいけません。戦争になれば、アメリカもイラク戦争の二の舞になるので、絶対避けたいのですが、弱腰は見せられないと言う実情があります。
 イランも革命によって、イスラム原理主義を国の方針とした国なので、こちらもイスラエルやそれを支援するアメリカに対しては強行にでるしかない状態です。(困ったもんだ・・・)

 で、アメリカがとろうとしている手段は、イランから原油を買わないように世界各国に呼びかけること。これは脅迫も含まれていて、イランと原油取引するなら、アメリカでの金融活動は禁止すると言う処置(金融制裁法)。
 ちなみに、以下のURLを見ると、イランの原油に頼っている国がわかります。
 日本は10%、今回 アメリカに賛同したEUはギリシャ・イタリア・スペインと言った現在国家破産の危機に瀕している国々が含まれています。当然スペインは反発するなど、あちこちに影響が出ている形です。

http://blog.livedoor.jp/aresugehima-keizaidata/archives/2162208.html

全面禁輸 改めて「封鎖」警告 イラン打撃も、なお強硬(産経新聞) - goo ニュース
コメント
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