植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

プレイレポート「仏英欄同盟」

2008年10月10日 22時26分07秒 | ゲームシステム

 日曜日にくりすたるダイス様に参加し、そこで植民地戦争を行いましたので、その結果報告です。1回のゲームでしたので私は説明に回って不参加です。

【日 付】2008/10/5
【場 所】くりすたるダイス様
【参加者】フランス(Stay), 英国(AM), オランダ(bee ber), ドイツ(ネコ), ロシア(山田利通)

 第1Qは、最終ターン近くまで動きが無かったのですが、フランスがアメリカを場に出したことで、大きく動きます。そのフランスに対して英国が侵攻、英国は英雄の活躍で、フランス軍を撃退しアメリカを奪います。まさに事実のフレンチ・インディアン戦争です。しかしその弱まった英国に今度はオランダが侵攻しますが、英国の和平交渉により、オランダ軍は撤退させられます。
 これで英国が勝ったかと思いきや、最後に残っていたプロイセンが英国からアメリカを奪取して、第1Qは終了! プロイセンが頭1つ飛び出ます。


 第2Qは、さらに植民地をメキシコ、カナダと増やしたプロイセンを各国が追う構図となります。特に、第1Qの戦争後に英国との同盟を成立させたフランスがもう一方の同盟国オランダと組み、ここに仏・英・蘭の三カ国による攻勢が行われます。
 プロイセンはカナダ、メキシコ両方を租借させられたりと嫌がらせを受け続け徹底的にマークされます。結局、植民地の殆どを租借されて、かろうじて第1Qのポイントでトップとなります。
 一方、段々と躍進してきたのが、ロシアとそのロシアからエジプトをぶん取ったオランダ、そして英国も立て直してきます。
 フランスは、多くの租借地を持ちますが、第2Qの終了と共にそれを手放す事になり、第3Qでは苦境に立たされます。


 第3Qの序盤に、引き続きマークされるプロイセンにフランスがカナダの独立を仕掛けられます。そこで、トップの座を一時明け渡す決意をし(私がそそのかしたのですが…)、カナダの独立をわざと許します。これが結果プロイセンの没落を招いてしまいます。
 その後、ロシアが防衛策として、フランスと同盟します。これによってフランスはプロイセンを除く国と同盟を結んだ事になり、身動きが取れなくなります。
 これだけ同盟カードが出た中、プロイセンも同盟カードを引き当て、ドイツ帝国を形成し、国力を増します。そして軍備も次第に増強します。
 最終になり、ドイツは現在トップ目のオランダに侵攻します。オランダはこの後、ロシア、フランス、英国が控えていることから、ここでの戦いを避けドイツに植民地を明け渡します。
 ロシアは、ずっとオープンにしていなかった植民地カードを場に置きます。それがなんとインド! かなり前から大事にとっており、取引カードを交渉カードで防いだり、兵力があるものの攻めようとはしなかったので怪しかったのですが、やってくれました。
 これに次のフランスが同盟国への租借を条件に援軍を依頼して、インドに侵攻しますが、ロシアの放つ和平カードに阻まれ退却。
 最後の英国も、ロシアに侵攻するだけの兵力は無く、同じくスタックしていた植民地エチオピアを場に出してエンド。結局、インドが効いてロシアが手堅く勝ちました。
 
【結 果】
    1Q 2Q 3Q 計
フランス   2+ 5+10=17
英国   2+ 4+14=20
オランダ  1+ 4+10=15
ドイツ   7+ 2+ 4=17
ロシア    4+ 3+16=23*


オリジナルカードゲーム 植民地戦争

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