植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

プレイレポート「ロシア邁進ス」

2007年01月30日 19時59分07秒 | ゲームシステム
今回は、イタリアを行った私の視点で書かせていただきます。
TRPGが早めに終わったので、6人フルプレイしました。

 私は、イタリア。
 第1Qの初めで、独立カードをGet!し、やったと思い強国化に使用しました。頭の中に交渉カードで無効にされるのでは?とよぎったのですが、序盤なので私を警戒や敵対視している国は無いと思って出したのですが、英国に交渉カードを出されてしまいました。(;_:)
 英国曰く、「前回、イタリアでプレイして勝った経験からと、千夜さんが製作者だから油断できない無いから」が理由だそうです。これにはやられましたが、この行為が後で英国の勝利をも奪うことになります。

 さらに植民地としていたエジプトも、オランダに租借され、総生産+1ごと奪われます。手持ちカードには租借/割譲/返還カードがあったので、クォータの最終で返還することを考え、保留。

 つづいて同盟合戦が起こり、オランダが強国ロシアと同盟。次に英国がイタリアと同盟。これはイタリアがやはり不利ではと思い直し、強国ロシア・スペインに対抗する為のようで、私としては今さらでしたが、無いよりはマシです。
さらにオランダがスペインと同盟を行いますが、これは英国が交渉で決裂させます。まあ、オランダを介して強国ロシアとスペインが組んではたまりません。

 この後、私が攻勢に出れたのは取引カードを使って、オスマンが後生大事に持っていた植民地カードを奪ったことです。奪ったカードはアメリカ。オスマンはクォータの最後に出す予定だったみたいですが、残念でした。
ほくそえんだのもつかの間、ロシアに諜報カードを使われ、英雄カードを持っていることを知られた上、アメリカを奪われてしまいました。交渉カードを持っておらず、防げなかったのが痛かったです。

 そして、最終ターンにエジプトの租借を返還したものの、後の番だったオランダは執拗にまた租借を行ってきたため、植民地一切なしで第1Q終了。
 予定通り、アメリカを最終ターンに出したロシアが、他東南アジア、アラビアを得ており、9ポイントでトップ。

[第1Q集計]
ロシア:9 スペイン:4 オスマン:4 英国:3 オランダ:3 イタリア:0


 第2Qに入り、私が勝つためには早めに戦争を仕掛けてでもロシアを叩かないと考え、オランダとの同盟を解除させた後、新しく増やした中米に攻め入ります。兵力はあったのですが英雄カード1枚だけで攻めます。ロシアが全軍で守ろうと考えれば植民地を得られなくても、ロシア軍に大ダメージを与えられると考えてのことです。
 これに対してロシアは和平で防ぎます。さらにバルカン半島を植民地にするロシア!

 今度はオスマンがバルカン半島を奪いに行きます。歴史的背景から考えてオスマンのプレイヤーさんは欲しかったようですが、将軍カードに兵力6は力みすぎで、ロシアは1兵力も出さず、同盟国のオランダが仕方なく1兵力を出し、バルカン半島はオスマンのものになりますが、ロシア軍にダメージを与えることなく、将軍カードを失います。(写真)
 第2Q終了時点で、私のトップは無くなり頭1つロシアが抜きん出ます。

[第2Q集計]
ロシア:15 スペイン:10 オスマン:7 英国:6 オランダ:6 イタリア:2


 第3Qに入り、英国がこの状況を打破するために、オランダと同盟を結ぶ一方、ロシアとオランダとの同盟を破棄し、ロシアを孤立させロシア包囲網を作り出そうとします。しかし、その後ロシアがオスマンに奪われたバルカン半島を租借したのに目を付けたオランダがロシアを直接攻めるのではなく、ロシア租借地となっているオスマン領バルカン半島を攻めます。
 手放すかと思ったらオスマンは防衛戦を行った為、あえなくオランダは撤退。
 さらにカリブを植民地にし、肥大し続けるロシア! もう止まりません。

 最終ターンにイタリア・英国・オランダがロシアから続けざまに植民地を奪いに行ったものの勝敗は覆せず・・・と思ったら集計してみるといつの間にかロシアの影でひっそり国力を蓄えていたスペインが逆転トップになると言う意外な結果でした。

[第3Q集計]
スペイン:28 ロシア:27 オランダ:23 オスマン:19 英国:18 イタリア:12

しかし、頑張った割にはヒドイ成績でした(~o~)


オリジナルカードゲーム 植民地戦争
コメント
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