ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

なんだか、切ない・・

2019-06-23 09:01:22 | テレビ番組
<今後のワークショップ予定>


「色で暮らしを彩る講座」   満席御礼
場所:ヒーリングサロン「些々羅」 岐阜市
日時: 7/13(土)   13:00~16:30
参加費:¥15000(税込)
[内容]
 ・色が治療として使われてきた歴史と実際
 ・3原色のメッセージ
 ・その色を使ってどんなことが可能になるの? ~五感を使って色を取り入れる~
 座学というより、楽しいワークショップ形式で自然に色のメッセージを自分に取り入れましょう!

 お問い合わせは、 chakra@aura-soma.name まで

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「カラー&カード会」  えつこ&YUMI
      場所:名古屋市 紹介制会員サロン「GRACE」にて
  自分の持っている最高の可能性は、それを使命とする場合も多いことです。
  自分の可能性に気付き、そしてそれをブロックしている今のテーマに気付くことによって
  あなたの可能性はより広げるでしょう。
 10:00~13:00(※その後、フルーツパーティのランチ付。解散は14:30) 満席御礼
7/11(木)                                       
「オルゴナイトFESTA」 えつこ&RUBBY
            場所:京都市伏見区 サロン「RUBBY」にて
  オルゴナイトって何? 何も知らなくてかまいません。
  ただ、綺麗なものが大好き、波動とか不思議な話も大好き、って方、歓迎いたします。
  自分が、今の自分を取り巻いている運勢についてもお伝えいたします。
6/30(日) 11:00~17:00予定(ランチ付) ¥9000 
満席御礼。追加席設けました。残席2名様募集中chakra@aura-soma.name 坪内恵津子まで


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 オルゴナイトセラピー モニター様募集!

 
 4/25(木)~  初回1回に限り

   オルゴナイトを使った「オルゴナイトセラピー」をリリースします。
   それに先立ちまして、モニター様を募集いたします。
   詳しくはこちらをご覧ください。  
     ↓
    https://peraichi.com/landing_pages/view/w51w1
   
   レギュラーリリースにあたって  1セッション(60分予定)・・・・¥11000
          を、
                   1セッション(60分予定)・・・・¥ 3000
           にてご提供いたします!

   「オルゴナイトセラピー」でわかることは、

      *あなたを取り巻く今の状態(仕事、恋愛、人間関係etc.などの現状がどうなっているか)
      *あなたの将来は?
      *自分の潜在的可能性のチェック

              などです。

   <お申込み・お問い合わせは>

         chakra@aura-soma.name 坪内恵津子まで


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先日、夕飯を食べながら、徳光和夫さんとマツコ・デラックスさんが路線バスを乗り継いで旅をする、という番組をぼーっと見ていました。
マツコと言えば、スタジオでロングドレス姿しか見たことがないので、「歩くんだ・・」というマツコを見てみたかった、というのもあります。(へんな言い方ですが、ぬいぐるみの熊がほんとに歩くんだ・・!みたいな感じ)



番組はこういう旅番組がなんの毒にも薬にもならない感じで粛々と終盤を迎えるお決まりのなかで、マツコとゲストだったミッツ・マングローブさんが、「次の仕事が入っているのでここでお別れです」と小岩のバス停付近で去っていく、ということになりました。
すると「じゃあ、ここで」とくるりと踵をかえしたマツコとミッツが、突然、
「夜ごと~ つのる思いに~ 胸を熱くした日々~♪」
という竹内まりあさんの「もう1度」という曲を歌い始めたんです。
ふたりの歌声は打ち合わせたかのようにハモり(いや、ほんとに打ち合わせしてあったのかもしれませんが)、小岩の夜の街に消えていきました・・
その瞬間、私にはこれまでの二人の人生、これからの二人の生き方が透けて見えたかのような気分になりなんだかとてつもなく切なくなりました。



いや、ほんとに今や世の中で1番の有名人と言っても過言ではないであろうマツコさんがそのまま歩いて次の現場に向かう、とかありえないです。
だからくるりと背を向け、歩きながら夜の街に去っていく、というのはこれは演出です。
けれど、突然「もう1度」を歌いだして、それに乗っかってミッツさんも一緒に歌いだし、ハモっていたのは演出ではないような気がしました。
ふたりは私生活でも仲が良いようです。
テレビに出るような生活ではなく、新宿2丁目の「おかまバー」に居た頃からの仲良しだということでした。
この「路線バスの旅」でも、マツコは、
「ミッツとは、誰かのただ、寝転んで酒を飲む、ってだけのパーティで知り合ったのよ。そのときお互いに印象は良くなかったんだけど、私が、ふざけて『こちら衛星放送です』ってやったときに、彼女だけが衛星放送なんだから声が遅れてやってくる(いっこく堂さんの腹話術の芸みたいな感じだと思います)わよね、って受けてくれたのが、あ、この子はわかってるわ、気が合いそうだわ、って思ってからの付き合いなの」
っておっしゃってましたし。



そんなふたりが、もし打ち合わせでなく、どちらかが本当に突然「もう1度」を歌いだしたとき、合わせてハモったんだとしたら
「歴史感じるわ~」
と思ったのでした。
きっとふたりは「おかまバー」に居た時、どちらかがふいに振った話題をどう受けるのが今は正しいのか、1番受けるのか、を常に神経張り巡らせて研究していたことでしょう。
「もう1度」はその頃からのふたりのオハコなのかもしれません。
こう言やああ言う、みたいな暗黙の了解がふたりにはあるのでしょう。
それは楽しそうだな、と思った反面、彼女たちは、
「私たちは今ちょっともてはやされてテレビにも出ているけれど、こんなことが死ぬまで続くわけじゃないってことはよぉくわかってるのよ。年老いたオカマほどつぶしの効かない存在なんてない、ってこともじゅうじゅう承知してる。
その時が来たら、私たちはテレビの画面から去り、誰ももう相手もしてくれない。
世間なんてそんなものだ、ってわかってる。
だけどそれでいいのよ。そんなものでしょ、人生って。ケ・セラ・セラ。
その時まで私たちはただ楽しくやるだけ。別に自分のことをみじめな存在だなぁって卑下しているわけでもなければ、今、おごり高ぶっているわけでもない。
自分の立ち位置はちゃあ~んとわかってますよ」
と言っているような気がしたのです。
そういう知性ってなぜかテレビ画面を通しても伝わってきますよね。



確か、マツコさんってテレビに出始めた当初から自分のことをただの「女装家」だ、って言ってた気がする・・
でも、たぶん、今や世間の人はそんなことも忘れて「オカマの代表」みたいにきっと思ってますよね。
そして実際、もしマツコさんがオフの時に、野球帽かぶってトレーナーにジーンズというスタイルで女の人と肩くんで歩いてたら「ショック」っていう人が現れるんじゃないでしょうか。
「女装家」なだけだ、って言ってたじゃないか、別に男が好きなわけじゃないんだから、と言っても人はマツコと言えば、あのクロネコヤマトの宅急便のCMのように、家でもスタジオと同じようにロングドレス着てて、好きになるのは女性ではなくて男性、か、そもそもそんなことには全く興味がない、って存在じゃないと「騙された」ような感覚をおぼえる人って結構いるんじゃないのかなぁ。
だから、事務所だかプロダクションだか知りませんが、マツコの私生活についてはきっと上手に箝口令をしいていることでしょう。
そしてマツコさんもおとなしくそれに従っていることでしょう。
いくら自分の本当の姿とは違うものをテレビでは売りにしているからと言って、もともと“自分の本当の姿”ってなんなんだ?
それから逃げて来て私はこういう商売をし始めたんじゃないのか? とか。
いったんこういう世界へ足を踏み込んで生きていく、って決めたなら、老後はふつうの人より寂しいものになるに違いないんだから、今のうちにせいぜい貯めておかなくちゃ、とか。
でもただガッチリっていうのも自分のイメージとは違うし、芸風もそれで変わってきちゃったらイヤだから、私の戻るべきところ、居るべき場所はテレビじゃなくていつでも新宿2丁目なんだ、ってことを覚えておこう、とか。
なんかそんなものすべてが透けて見えたような気がしたんですよね。
私の先走りすぎる妄想癖がなしたわざかもしれませんけれど。



でも、「オカマ」と呼ばれる人たちが芸能人にも増えてカミングアウトする人が増えて、市民権を得た、と思うのは甘い想像かもしれません。(「オカマ」っていうとなんか馬鹿にしたようなニュアンスがありますよね。でも「ゲイ」っていうと、それこそクイーンのフレディの後半のように、ひげを生やして黒のレジャージャケットに肉体を誇示するような人ってイメージだけがありますね。オカマとゲイの違いは同性者のカップルのどちらかが本当の性を偽って男女のカップルかのように見えるようにしているか、同性同士の恰好のままか、だけで言い分けているような気がしますが、ま、私の認識はそんな程度のものです)
相変わらず彼らが生きる場所は、ほんとうに小さな世界の中でだけのような気もするし、一歩、売れているわけではない芸能界の外へ出たら差別的な眼がまだまだあるのでは、という気もします。
いずれにせよ、「アウトロー」(世間の大筋からのはみ出し者、という意味で使ってます)だ、と思う人は幸いです。
あなたも何らかのジャンルでは自分がアウトローだ、と感じて生きているかもしれません。
でもそれは、少なくともそうではない人よりそのことをずっとずっと多く考えてきた時間があるはずで、その時間は宝物に違いない、と思うから。





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