mieちゃんとjynちゃんと、mieちゃんの知り合いの陶芸作家の方の展示会に行ってきました。
実は以前にmieちゃんの家にお邪魔したときに彼女の作品はmieちゃんの家にステキに収まっており、そのときから彼女の展示会があったら絶対私もいくからね!と楽しみにしていたのでした。
場所は、名古屋市瑞穂区の桜山から程近くの「ギャラリーAPA」というところ。
行ったことのない街です。
駅を降り、ほんの5,6分のところですが、その間にもパワーストーンを今まで見たことのない編み方の紐で留めてあるお店を見つけては寄り道したり、名古屋市博物館の横を通りながら「へぇ~、こんな企画やってんだぁ。たまには博物館もいいよね。」と横目で見たりしながら、方向感覚にうとい私でも意外にもすんなりとギャラリーに着くことができました。
陶芸作家の方は柳本美帆さんといいます。(ごめんなさい。ほんとは柳っていう字が昔の難しい字なんだけど、パソコンで出てこない・・)
お会いした柳本さんは陶芸をなさる方とは思えないような、どちらかというとモダンアートというほうがふさわしいようなちょっとアバンギャルドなモダンさを漂わせる方でした。でも、すぐに「あぁ、だからこそ、こういうものが作れるんだろうな。」としっくりなじむ感がしてきました。
「飾っておくための陶器ではなくて、使う陶器をつくりたい。出来上がった作品は全部わたしのこどものようなもの。」とおっしゃる彼女の作品は、その言葉どおり、とてもアーティスティックですが、実用的なものばかりです。
しかもその実用的さが「これはこういう風に使うしかない。」と決め付けたものではなく、使う人の想像性をかきたてるようなものなのです。
花びらの1枚1枚がつぼみの状態で巻いたようにつくられた花瓶は、花びらの重なりの部分が少なければ少ないほど美しいと思いつくって行くと、ようやく窯に入れて焼きあがり、あぁ、割れずに出来たと思い、どれどれと水を入れてみると目では確認できない穴がどこかにあるのか水漏れがして作品としては成り立たない、と廃棄するしかなく「これは20個焼いてようやく1個成功するかどうかだったの。」なんて話を聞くと、そんな貴重な確率のものなのか!と思って欲しくなってしまいます。
球体にいっぱい穴があいたように作られた香炉は、本体の部分と蓋の部分にまたがった穴が多ければ多いほどそこを最終的にきれいな穴としておさまりのよいものとするには難しくて、なんてのを聞くと自分がパッと見た印象でいいな、と思ったものより、ただただ穴が多くて作るのに難しかっただろうな、というほうが欲しくなってしまったりします。
そんな私が、迷いに迷った末に買ったのがこれ。
一輪挿しの掛けるタイプと置くタイプです。
柳本さんに「mieちゃんとおそろだね。」と言われ、あれ? 結局は、以前mieちゃんの家で見たものがあたし、やっぱり欲しかったんだ・・
なにせ、掛けるタイプのほうのテーマが「いだく」。
葉っぱが一輪挿しの球体の部分をまさに母のような優しさでくるりといだいているようにデザインされたものなんです。
もう、このテーマ聞いたときからまいっちゃってたもんなぁ。
掛けるほうは、特にお花を入れなくても絵になるな、と思ったし、置くタイプのほうは、葉っぱのお皿と一輪挿しの部分は別々になるので、お皿のほうはお香を焚くのに使えるな、とか一輪挿しの部分は食卓で調味料入れか爪楊枝入れになりそうだ、などと考えました。
いろいろ使ってみるのも楽しそう。
ギャラリーの真ん中にあるテーブルに「お茶をご用意しましたからどうぞ。」と言われご馳走になっていると、そのテーブルはガラス製で中を覗き込んでみるとなんと井戸!
シダが生え、井戸の底には金魚が泳いでいるではないですか! びっくり!
さすがギャラリーのやることは違うわ。
しかしビルを建てるときから、この場所はこう使う、と決めてあったのかねぇ、などとえびせんべいをぼりぼりかじりながら、そしてその粉をぽろぽろだらしなく落としながら、おばさんはしょうもないことを考えるのでした。
大満足でギャラリーをあとにし、同じ道を通って駅へ帰ろうとすると、まったく同じ道を歩いているのに行きには目に入らなかった素敵なカフェをmieちゃんが見つけ、とたんに全員「寄っていこうか・・」で意見の一致。
お茶だけのつもりがおいしそうなババロアがあったので全員ケーキセットにして、いろんな話をして別れました。
陶芸。
昔からちょっと興味があったけれど、なかなか踏み出すまでの勇気と決断ができなかった。
でもちょっとやってみたいな・・
jynちゃんと「何曜日の何時に毎週あります、って教室はやだけど、好きなときにぶらりといけるような教室があったらいってみたいな。」などと身勝手な希望を語り、そんな教室があればいこうね~、探しておくよ、なんて言い合いました。
家に帰って戦利品(?)をダーリンに見せると、ダーリンも一目で気に入り、
「これはいい! いいもの買ったじゃん。」と言ってくれ、陶芸はダーリンもやってみたい、と言いました。
さて、いつ実現することになりますやら。
オーラソーマヒーリングサロン「些々羅」では、メールにてコンサルテーションのご予約を受け付けております。営業時間は月~土(AM10:00~PM4:30)です。
刻々と予約状況が変わるため、まずはメールにてご希望の日時をお聞かせください。
場所は、名鉄岐阜駅から徒歩5,6分のところです。(駐車場1台分有)
メルアドは
http://houken.de-blog.jp/sasarasaron/
に入っていただいて、「プロフィール」の欄を見ていただくと、載っています。
久しぶりにじゅんちゃんにもえっちゃんにも会えてうれしかったです~♪
ありがとぉ~[E:shine]
またぜひ◎[E:wink]
美帆さんの陶芸♪おそろぉ~♪o(^∇^)o
お揃いだけれど、一点一点それぞれ違うところがまた
魅力のひとつだよね♪[E:wink]
わたしもまた我が家にあるユレル一輪挿しとカケル一輪挿しに
触れてみつめて癒されています[E:confident][E:heart02]
美帆さんにはまたどんどん精力的に作品をつくっていただいて、たんまりと私たちを楽しませていただきたいものです。
また、連れてってねぇ。
なんだか、陶器に限らず「作家もの」というものにハマりそうです。