ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

営業

2012-10-12 09:12:00 | 身辺雑事

目の前にある仕事で頑張ること・・・

それが今の私のテーマになっています。

「目の前にある仕事」ということは、「手っ取り早くお金になる仕事」という意味ではありません。

すでにこれまでの人生で培った、今の私が世の中に提供できるスキルの範囲内で一生懸命貢献できること。

それはやはり20年以上やってきた接客研修の仕事なのです。

オーラソーマを一生懸命やらない、ってわけではありませんよ。

オーラソーマはもちろん私のライフワークですし、オーラソーマのプラクティショナーでいることだって今まで私が培ってきた大切なスキルなのですから、それを使って出来る限りのことはいたします。

でも、どうしてもオーラソーマをやるならまずはレベル4の合格だ、なかなかそれに手がつけられずにいるなぁ、ということで悶々としてしまっていました。

でも、そんなことで迷う必要は何もない。

「今日できることをするんだ。」という意識が強まっています。

というわけで、最近、なれない“営業”というものをやってみたりしました。

営業ってなれないし、好きじゃないし、どうやったらいいのかわからないし・・で当初はとまどいました。

しかし、いくら慣れないことでも数をこなすうちにツボと言いますか、コツがつかめるようになるものですね。

売り込みと言っても、研修の仕事が、初めて顔をあわせたところでその場で、「ではお願いしてみましょうか。」というとんとん拍子に話がまとまるとはこちらも思っていません。

なのでポイントは、「いかに次に連絡がとりやすいようにつなげるか。」だと思いました。

ということは、と私が考えたのは、「すべて準備万端に資料などを用意しない。」ということでした。

あまりにもすべての手の内をさらけだしてしまうと次に会う口実がなくなる、と思ったからです。

けれど、このスタイルを続けていくうちに(何かが違う・・)と感じ始めていました。

私は「とにかく顔を覚えてもらって、親しくなって、いろんな話をしているうちに、やってみようか、となる場合もあるだろう。」という古臭い営業スタイルを狙っていた、ということに気付いたからです。

目的は「仕事になるか、ならないか。」なのです。

それにたいしてことさらにズルズルと引っ張ったって仕方がない。

ある程度のところで、「で、やる気あるんですか? ないんですか?」ということをはっきりしてもらい、やる気がないのであれば手のひらを返したように去ることもないかとは思いますが、いつまでも可能性はあるのかなぁ、というような営業のスタイルを続ける必要もないからです。

結局、「キャッチ&リリース」という、「突っついて、あとはちょっと泳がす」という方法が一番いいのだ、ということがわかってきました。

自分が持っているスキルをすべてプレゼンしたら、あとは向こうから反応が返ってくるのを待つだけ。

そしてそれに対して忘れられてしまうほどの月日が経ってしまうのはさすがにいけないから、“営業”ではない情報のリリースをちょいと流す、っていう感じ。

営業が嫌いだ、と言う人は、きっとプッシュプッシュでぐいぐいと相手の懐に食い込むようなことは出来ない、という人でしょう。

私もそれはできない。

けれど、そんなふうにされたら誰だって、かえって逃げたくなります。

でもつい、“営業”というと、はーっ、これをやった!という気にならなくてはいけないような気持ちになってしまう。

それが相手に嫌がられるようなことかどうかはさておいて、自分が「今日はこれだけのことをした!」という自己満足におちいってしまうことがあるのでは、と思いました。

これでは本質を見失ってしまいます。


ある営業の人がこの精神を改めて教えてくれました。

「営業に極意があるとすれば、それは相手がどこで困っているかを見極めて、それに対してこういう用意が私にはありますよ、と言うことしかないんじゃないか。」と。

相手が困っていることに対して、どこまでその受け皿を用意しているか、を示すこと・・・

なるほど。

言われてみれば当然のことのような気もしますが、ついつい「営業しなきゃ。」と躍起になって、それだけのことに気付けなかった。

たとえば、「今、困っていることはありませんか?」と訪ねて回ったって、誰もピンと来ることを言える人なんていないでしょう。

「とくに・・?」と言う人が多いのではないでしょうか。

けれど、「ずっと健康でいたい、って思いますよね?」と誰もが不安には思っている、という質問をすれば、「そりゃあ、そうですね。」という答えが返ってくると思います。

それと同じことですね。

「困っていることない?」なんて漠然とした大きな質問を投げかけても、誰も何も返っては来ないけれど、

「研修をやっていても、効果を感じにくい、と思われることはありませんか?」

という問いかけをすれば多分、大方のSCさんが「YES」と答えることでしょう。

このように私には研修をしている小売業がたいてい感じること、というのはわかるわけです。
「困っていること」と問われても即答はないけれど、彼らが漠然と抱えている悩みというのはわかる。


言葉って難しいですね。

この接客研修のことで言えば、「研修をやっていても、効果を感じにくい。」ということはSCの担当者の方にとって“困っていること”でも“悩み”でもない、という認識の方が多いのではないかと思うんです。

というのは、どのみち教育は売上に直結する話ではないので、費用対効果というものは測れるものではないから。

でもここで「そもそも測れるものではないのだから、仕方がない。」とか「それを引き合いに出して、それが悩みだ、ということ自体がおかしい。」と言ってしまったら何も始まりません。

それでも何かできること、それを少しでも改善につながること、視点を変えてみることが何かできないか、とギリギリまで智恵を絞るしかない、と思うんですよね。


その智恵を搾り出すにあたって、「それ、困っていることですよね?」「それが悩みですよね?」と言ってしまうと何かが違う・・と感じて出るアイデアも出なくなってしまうような気がするんです。

それが言葉って難しい、と言った所以です。

オーラソーマのコンサルテーションでも同じですもんね。

いきなり、「いま、何か悩みありますか?」「困っていることありますか?」と尋ねたって、たいていの方は口ごもってしまうでしょう。

いきなりそんなこと話したくない、ってことではなくて、改めてそう言われてもどう取りまとめればいいのか・・  そもそもこれを悩みって名づけてもいいものか・・と思われる方が多いのではないでしょうか。

そんな漠然とした心を色はきちんと整理整頓してくれる、という言い方もできます。

だからすっきりするんですね。





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