充実果樹園生活(つくば展開地ぶどう園)

来て!見て!食べて!! つくば展開地(てんかいち)ぶどう園

シナノグルミの雄花と雌花

2011-05-10 | クルミ
シナノグルミはペルシャグルミの変種テウチグルミが中国、
朝鮮半島を経て渡来しました。果実が大きくて、殻皮も薄く
割りやすいので、長野を中心に栽培され、改良されてきました。
クルミは雄花(ゆうか)と雌花(しか)が同一の木につく
雌雄同株です。写真トップが雌花で当年枝の先端にある黄色
部分です(花の時期が終わって茶色に変色 5月9日)。



クルミは風媒花です。花粉は風によって、飛ばされ、雌蕊に
つきます。風媒花の花は小さく、たくさん咲くものが多い
そうです(自然界ではたくさんの個体が集団で生えていること
が多い)。アメリカのクルミ栽培地帯では日本のスギ花粉症と
同様に、クルミ花粉症があるそうです。

雄花は前年枝の葉腋から尾状花序で下垂します。


4月11日


4月21日


4月27日



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« まんまと雉に出し抜かれました | トップ | アッサムから世界へ(カンキツ) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

クルミ」カテゴリの最新記事