巣窟日誌

お仕事と研究と私的出来事

酉の市

2004-12-08 23:19:26 | 日記・エッセイ・コラム
本日は、地元の東京と板橋区西台町の大鷲神社の酉の市(熊手市)。大鷲神社は曹洞宗の寺の境内にあるのだが、色々な種類の神々におおらかな日本ならではのこと、それもまたよし。

さて、訪れた時間が遅かったためか、かなり売れてしまったあとだった。

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これは、まだ売れてれていなかったもので、もっとも大きなもののひとつ。
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せまい道の両端に屋台がところ狭しと並び、歩くのもやっとだ。近年の国内の人口の国際化を反映してか、屋台にも目新しいものが見られた。毎年この日は仕事があってもお酉様に間にあうように帰り、うちでは夕飯は作らず、夕食はここで買ったものを食べる。

まずはトルコ代表。ドネルケバブのサンドイッチ。トルコ人とおぼしきおじさんが、ケバブを削り生野菜と一緒にピタ(中が空洞の薄いパン)のなかにつめていた。サウザンアイランドドレッシングを使用。500円なり。おいしい。ドネルケバブの柱に抱きつきたい気分。(熱いに違いない。)
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次に「タイ料理の店」。ナンプラー使用のタイラーメンで勝負。段階別に辛さが選べるらしい。
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そして中国のシャーピン(焼餅)。具と肉のあんをこねて丸め、鉄板の上にのせる女性の手つきがプロだった。
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古くからおなじみの屋台の食べ物のメニューにもマイナーな変化がある。ここ数年タコ焼きは大きなタコがはみ出さんばかりのものが多かったが、今年はイイダコ1匹を中に閉じ込めて焼いたたこ焼きがあった。イイダコをきれいに閉じ込めるためには、外側の小麦粉の量が多く厚くなり野菜が少なくなる。わたしとしては昔ながらの、キャベツが多くてタコがチョコっと入っているほうが好みだなぁ。また、焼きソバの具は店によって違うが、今年はキクラゲを使うところが結構あった。

そして、締めはチョコバナナ。
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収穫:ドネルケバブ、イイダコのたこ焼き、焼きソバ、じゃがバタ。
おばさんが作った目玉焼き入りの400円の焼きそばがおいしかった。来年もあのおばさんの焼きそばを食べよう。また買いこそしなかったが、チキンステーキなる鶏のモモ肉を焼いていたやつも、おいしそうだった。