Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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振り返りを促す力

2013-08-01 23:16:15 | しごと・キャリアのこと
7月は、ティーチングの研修を連続で担当していました。

コーチングやメンタリングなどに比べて、ティーチングスキルはそれ単体では陽が当たりにくいように感じていますが、

知識ゼロ・スキルゼロの新人さんには、まず「教える」ことが最初の関門。

新人の育つ力は、新人の意欲や能力だけでなく、指導者とどんな関係を築けているかとティーチングスキルに大きく影響を受けるに違いありません。

最近感じるのは、若い方の要領の良さです。
4月の新人研修の段階でも、そのスマートさには感心しますもん。

しかし、研修に登壇して良く聞かれるのは、「教えたことはできるけど、それ以上のことはやろうとしない」って声。

しかーし、教えたことはできるというのは喜ぶべしです。
(当たり前なんですけど)

しかし、その後、自ら考えて仕事を拡げていくことに物足りなさを感じるなら、教える側も効果的な関わりができていないと言えましょう。

教えたら、一緒に振り返る。

「これって、どうしてこんなやり方でやると思う?」
「もし、○○なことが起きたらどうする?」
「どんなところに気をつけてやってみてるの?」
「もっと、うまくやるにはどうしたらいいと思う?」

そんな、質問を投げかけながら、そつなくやってる仕事に対しても振り返りを起して行く。

多分、これって指導者の役割だと思うけど、実際問題「訊いたところで返答が期待できない」なんて諦めの声がも聞かれます。

でもでも、それってすぐに返ってこなくちゃいけない?
わかった時でもいいんじゃない?

質問を投げかけてから、新人が答えを見つけるまでにタイムラグがあっても不思議じゃない。

「○○さん、おとといの質問の答えって・・・ってことですか?」

そんな、やりとりも悪くない。

多分、今、若手への指導に手を焼いている指導者の方は、丁寧に指導計画を立て、ティーチング力を身につけることと、フィードバックや振り返りを促す力を磨くことで随分変わると思う。

「ゆとり世代だから」のひとことでかたずけてしまうのは楽。

そんな言葉で、指導者としての成長を放棄しないで、お互いの成長を諦めないでほしいと感じています。

コメント (2)
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