Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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父の思いを聴く

2009-09-09 23:27:13 | 家族とのかかわり
久しぶりに家族のことを書きます。
昨週末は、父が金沢から出てきておりました。

急なことだったのですが、数年前からは、できるだけ親のわがままには応えるようにしています。

父が脳卒中で倒れてから、10年以上が経ち、後遺症として言語障害が懸念されたものの、今では生活をするにはほぼ支障なく回復をしています。

でも、思ったことがすぐ言えるかというとそうではなく、たまに時間がかかる内容もあり、そんな時は言いたいことを「汲み取る」ことが必要です。

父の話をいつになく傾聴モードでゆっくり聴くと、これまでにない父の一面が味わい深く感じられます。

若いころは、「どうせこういうことが言いたいんだろうな・・・」ぐらいで聴いていたので、父の話を傾聴して初めて知る思いもあり・・・。

父と母は、まったく正反対の性格でありながら、来年は金婚式を迎えることになろうかと思います。

それぞれ、言い分はあり、それぞれが我慢したと思うのですが、身内ではたぶん努力賞の軍配は父に上がると思います。

母は、外的コントロールが強く、支配欲が高く、相手を正そうとする傾向が強いので、本来、天真爛漫な子供系の父は一緒にいて物憂い気持ちになるのです。

母にしてみれば、父が脳卒中の後遺症が残り、体の機能が不自由ならば、献身的になるのだと思うのですが、父は幸いほどほどに元気であり、母は自分と比べて楽天的で多少身勝手な父を50年経った今も受け容れられていないのだと思います。

この日は、そんな父の苦しみだったり悩みを私は聴いたのだと思います。

「父さんは、あと、5年ぐらいだと思う」

そっかなーー、もう少し生きそうな気がするけど、そうなってもおかしくない年やもんなぁ・・・

相続のことやどうしても父が遺しておきたいものへの思いなど、ゆっくり聴きました。
様々なハプニングに見舞われながらも、人生のラストスパートに向けて、しっかり帳尻を合わせてきた父です。

本音や本心は言わないけど、親として父ができることを、今までで一番たくさんしてくれようとしているように思います。

今月も金沢に帰る予定になっています。
母の話もゆっくり聴く必要があろうかと思います。

もっと若いうちにできればよかったのでしょうけど、親孝行はできるうちにしておきます。

電車の中では聴かないようにしています。



たまによろしくお願いします。

コメント (2)
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