Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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今をありのままにきく

2005-11-19 23:51:23 | TA(交流分析)
昨日は残業だったが、マネージャーと久しぶりに話した。話題は、チーム内での問題点について。相談される・・・・相談とはめずらしい。

今、チーム内に生じている問題点についてようやく危機感を持ち始めたとのことだ。当事者間では自己治癒し始めたところだったので、私としては「いまさら感」でいっぱいだった(苦笑)。これまで、面談や、日々の会話、態度の中でもいろんなアラームが上がっていたと私は思うが、なぜ見逃されてきたのかそんな野暮なことは今さら問いただすことはしない。「たいしたことないだろう」という「状況のディスカウント」だったり、本当に忙しくて向き合えなかったのかもしれないし、相手のネガティブ感情を単に認めなかったり、否定してきたのか、いろいろ考えられる。

私がマネージャーに一目置くのは「へこたれないところ」だ。おそらく、精神的にキツイこともたくさんあると思うのだが、概ね明るくケロッとしている。しかし、みなそんな人間ばかりではない。手当てが遅れれば病気になったり、共感ポイントをはずせば不信感だってわく。その時、その時、皆が発するアラームを可能な限り誠実に受け止めてほしいなぁ。

アラームを発する側も「言わなくてもわかってほしい」という消極姿勢では伝わらない。伝える側の弱さと、受け取る側の弱さがスパイラル的に状況を悪化させる。「わかってほしい」気持ちを伝えるのは性格やコンディションによっては難しい場合もあろう。私だってそんなことが長く続いていたので承知しているつもりだ。横たわる「どうせ伝わらないだろう、わかり合えないだろう」という諦めや決めつけ、またどういう言葉を選んで伝えればよいのかわからないもどかしさ、伝えたいことはそもそも何なのかわからなくなっている自分・・・。

マネージャーからは「私の伝え方が悪くて反省しています」という言葉が返ってきたが、確かにそうかもしれない。しかーし、一緒に働く仲間としては、私は相手のアラームをありのままに受け止めてあげてほしいと思う。自分の考えを交えて、あなたが答えを見つけて伝えるのではなくて、相手はホントはもう答えを持っているのだし、ありのままの声をただ聴いて、忙しいとは思うけど、どうしたいのか語るのを待ってほしい。相手が決め、マネージャーもOKなら尊重し、可能な限り支援できないか?何よりも、私たちはみなそれぞれが、考えて答えを出す力を持っているんだし、相手を「ディスカウント」しないでよ。

話は変わるが、最近、自分の中で地殻変動が起きている。無意識のうちに「私はできれば・・・・・したいんですけど」「私はできれば・・・・・したくないんですけど」とはっきりと自分の意志をマネージャーに語り始めている。言わないとわかんない人だからってのもあるけど、自分の意志を語り、自分を確かめているのかもしれない。やりたいのにできない、疑問を持ちながらも不本意ながらやる、そんなことの繰り返しが本当に嫌になったんだろう。信じられないことに、そんなことが今までできないことが多かったのだ。そして相手に甘えていたんだろうナ。

自分もOKになる、なるゾ、なってやるぅ、ならねば、じゃなくて、ん~・・・・なりたい。
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12歳からのエゴグラム

2005-11-19 00:16:03 | おすすめBooks
自分のおかたづけは終わったのですが、これは今回に限らず「自分のおかたづけキャンペーン」として、やり方は変えながらも繰り返した方がよさそうです。

しかし、実は今回のように自分に向かい合う時間を増やすと、個人的にはかなりしんどいです。慣れないことだからでしょう。

とは言っても、自分を責めたり、思い悩んだりすることはあまりなくなっていて、なんだか自分を掘り下げることには「ほどほど感」があるかも。怖いんでしょうね、知らない自分に出会うのが(笑)。

でも、眠れなくなることなんてあるはずもなく、毎日朝まで爆睡・・・

ところで、このブログでは交流分析(TA)の話にも触れておりますが、エゴグラムはこの交流分析の中の1つの領域に関するツールがあります。


先輩である高橋久氏が「12歳からのエゴグラム」という本を出版されているのでご紹介したいと思います。本来は子供向けに書かれた書籍なのだと思うのですが、大人が読んでもかなり楽しめる本なのですよ。

エゴグラムはよく占いや単なる性格のタイプ分けのようにとらえられがちですが、セルフコントロールの知恵をたくさん授けてくれるツールなのですよ。

子供が読んで楽しい本だと思うのですが、内容は本格的なんですよね。関心のある方にはぜひおすすめしたいです。
12歳からのエゴグラム―学校で生きぬくための心理学

ぺんぎん書房

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ですよね?たかQさん
コメント (2)
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