野球の話じゃありません。野球は毎日密かに気を揉んでおります。多くは語らないことで願掛けしています。DNA、つまりデオキシリボ核酸の話。
ラジオで視聴者がアナウンサーとやり取りをしていた。
「朝晩はすっかり涼しくなって、虫の声もすごいんですよねー。聞こえますか?今も鈴虫の声がすごくて」と視聴者。
「鈴虫の声は電話では聞こえないんですよねー」と残念そうにアナが応える。そう鈴虫の声の周波数は高いので電話では拾えないのだ。
それで思い出したのが、虫の声に秋や情緒を感じるのは日本人だけだという話。日本人のDNAには「わびさび」が刷り込まれているとか……。
確かにDNAにはいろいろなものが長きに渡って刷り込まれているのだなぁーと実感する場面はたくさんある。
例えば歌舞伎役者の芸の技術そのものは親から教わり稽古して習得するから似て当然で、それはDNAによるものではないと思う。
ただ見得を切った瞬間とか踊りの瞬間に、先代の身のこなしや気配がそっくりそのままで、まるで先代を観ている気分になるのはDNAの仕業だろう。
みんな経験していることだと思うけれど、何気ない自分の所作や動きが親と瓜二つでギョッとすることはないだろうか。
バースくんはある日、朝刊を読んでいる自分の姿とか洗面のときの耳の洗い方が親にそっくりだと気が付いて愕然としたことがある。DNAの仕業だ!
そうだこの際、短気もおっちょこちょいも全部困ったものだと思うことはDNAの仕業にしてしまえーなんてね、ハハハ。
いい加減なことをペラペラ言うのもDNAということで、今日も元気に出発進行!!鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ