正しい「怒り方」というものがあるとすると、昨日の王監督は、まさしく正しく怒られたとボクは思う。声一つ荒げることなくカメラ前で、理路整然とご自分の見解と抗議の態度をはっきりと示された。男だぁーーー。絶えて久しく見たことの無い男に日本全国が熱く拍手をし、そして一緒に怒りの拳を上げた!!(と思う、多分・・・ううん絶対!)それにしても、静かにきちんと青い炎のような怒りには凄みがあった。瞬間湯沸かし器のようなボクは大いに見習わなければならない。ああじゃなきゃ、自分の意見は通らないよなぁーーー。「バースくん、その通り。すぐにカッカするんじゃないよ!それにまず君は、主語と述語をきちんと言ってから腹を立てなきゃ!!私は時々、バース君が何を怒っているのか分からないときがあるよ!」えっ?!社長一緒に怒ってくれてるんじゃなかったの?
また雪だよ!もういいんですけどぉーーー。週末のあのお天気と気温はいったい何だったんでしょうか!!ボクは打たれ弱い・・・、たぶんみんなより数十倍打たれ弱いと思う。だからこんな気温差、それも週明け月曜日にこんなに冷えたらもう何も出来ませーん!(なに?!ただ仕事したくないだけじゃないの!!)あー週末の暖かさがちょっと恋しいーー。何でちょっとだけか。それはボクの鼻があまりに精巧に作られているせいですねぇ。(はぁ???)今日は合いの手うるさいよ!そうです、花粉。あれだけのお天気と気温、花粉とびまくり!ボクは週末メントールローションティッシュを握りしめて買い物に行き、窓を開けて掃除をした。ボクの鼻の精巧たる所以はここにある。つまり、一年中抗ヒスタミン剤を服用するようになったボクは、以前ほど鼻がぐしゅぐしゅすることがなくなった。でもさすがにシーズンともなると・・・。ここが精巧にできている。外に出た数分後からくしゃみと鼻水、帰宅して数十分すると治まるのだ。窓をあけて掃除を始めるとクシュンしかし終わればピタッと治まるのだ!!すごいでしょ!!結構センサー抜群なボクの鼻。まあでも今日のこの雪、とりあえずメントールコーションティッシュはお役御免だね。
大阪の朝日放送は月~金の夕方枠で生のワイドショー番組をやっている。政治から芸能までいろんな話題を取り上げる「ムーブ!」というこの番組が、昨日「鳥取中央郵便局」を取り上げた。内容は年末に出した年賀はがきが2月22日にポストの中から出てきたことから、差出人が郵便局に詫び状をつけて配達して欲しいと言ったところ「本当に年末に出したのかどうかわからない。あくまでも郵便局がポストに見つけたのは2月22日だから、詫び状をつけて配達なんてできない。この話は終わりにしよう」と言ったのだ。見ていたボクは思わず拳を握りしめた。またかぁーーー、鳥取中央郵便局第一集配課!!実は我が社もつい10日ほど前に集配課と一悶着あったところだ。小包を届けると指定した日に届かず、一時そのものも行方不明になり、挙句こちらの都合にはかまわず、とにかく会社にいろと言われ、こちらがプツンと切れたら初めて見つからないはずの荷物は瞬時に見つかり、瞬時に配達してきた。届いたのは届いたけれど、ことの経緯を詳しく説明させろと社長が言ったらむにゃむにゃ、ばかにすんなよ!と思っていた矢先の昨日の放送。さて、その年賀状の結末は、差出人が郵政のお客さま相談室に苦情を入れたところ、急転直下、事の経緯を説明し局員が手渡し配達することとなった。お客さんに苦情を言われても何もしないのに、上から言われたら動く、正体見たり!!!鳥取中央郵便局!!
朝起きたら、ラジオから二胡のもの哀しい演奏で「マイウェイ」が流れていた。しみじみと切ない音だ。局の人はこの曲のもともとを知っていて選曲したんだろうか。少なくとも、この二胡を弾いている人は原曲を意識して演奏しているのは確かだ。そもそもこの曲はシャンソンの「コム・タビチュード」というもので、内容は「あー朝だ。今日も雨かぁー。とりあえず隣に眠る人を起こさないよう出かけよう。はぁー、いつもとかわらない、はぁー仕事に行こう(ため息つくとため息人生になるぞ!!by社長)・・・」なんていうだるいもの。その曲にアメリカがドラマチックな詞をつけてしまったものだから、なんだか管理職オヤジのカラオケ定番になってしまった。詞という顔が変わるともとは同じでも全く違うものになってしまうわけだ。人もそう。とあるスポンサー、ボクが話しをすると何かと無理難題を出してこられる。昨日たまたま社長が後から同席したら、!!!!これが同じお方だろうかの豹変ぶり・・・。やはりどこかボクに落ち度があるのか、顔が変わると貴方がかわるのか・・・、ちょっとへこんだ
以前のボクの上司の名言に「鳥取にはバブルはこなかったけれど、はじけた後の不景気だけはやってきた」というのがあるけれど、バブルの泡ではなく、今日は穀類のあわ、そう稗・粟の粟の話。本日午前、鳥取の岩美町で「粟の種」の伝達式が行われる。宮内庁に毎年納める粟の種を次に栽培する日吉津村に手渡す式なんだそうだ。これを聞いていろんなことに驚いた。まず、粟なんてボクは一年にどれくらい食べるだろうか、粟もちぐらいで、そうそう粟なんて口にしない。でも御所では召し上がるんだ。そしてやはり宮内庁御用達、作る畑も決まっていて、それも持ちまわりになっているということ。そして畏れ多くも畏くも「種」を渡す式までなされるということ。ふーん、一瞬なんだかなぁ、そこまでなぁと思ったけれど、そこではたと気が付いた。これは一つの美しい「日本」だ。宮家を軸に忘れ去られてゆくものを守って頂くというのも、これは大変重要なことなんだ。一つの美しい形があるというのは幸せなことなんだなぁ、多分・・・。(バースくん!!美しい日本の前に、美しい事務所でしょ!!朝のお掃除まだ済んでないよぉーー)
昨日の朝、ちょっと口に出すのもはばかられる、書くなんてとんでもない事件が起こった。社長に聞いてそれを見たボクは自分の目を疑った。ありえないことだった。あまりのことに目をこすったけれど、それは厳然たる事実で唖然とした。???何度も目をこすったけれど!?かすんでるぅ???そういえば・・・。これは事実にビックリしたのとは別に、ボクの目が悪いのだと気が付いた。慌てて眼科へ行く「バースくん、また、まぶたの裏にアレルギーが出ているよ。どうする?コンタクトをしばらくやめて欲しいけれど」と先生に言われ「それは絶対無理、めがねじゃ視野が狭くてこわい」って言ったら「じゃあ。しばらく使い捨てコンタクトを使って、とにかく毎日超清潔なレンズを使ってみよう」ということになった。コンタクト歴数十年にして始めての使い捨てだ。看護士さんに取扱いの方法を教わる。これと言ってむずかしいことは無かったけれど、使い終わるときの方法に驚いた。「これどうやってはすずすんですか?」と聞くボクに、おねえさん、にこやかに微笑んで「親指と人差し指でつまみ出してください。で、レンズは燃えるゴミに捨ててね」だって!!摘まみだすぅ!!!そんな怖いことぉー、と思いながら、昨日の晩ぴょいとつまんでポイとレンズを捨てたボクでした。
キタロウのおやじの話ではありません。つまり「目計り」「目量り」要は「目秤」のお話し。ボクはこれが自慢じゃないが全然できない!!「おい、バースくん!これをスポンサーに持って行くから、そこいらの何か適当な紙袋出して」と社長に言われたとする。社長の手元を見て、ボクはふむふむあれくらいの量ならこれかなぁと紙袋を差し出すと「えーっ、なんでこの大きさなのどう見てもはいらないでしょ」と言われる。で仕切り直して大きいのを出すと「でかすぎ!!」と言われる。必ずなのだ。これに引き換え社長は人並み以上に目秤に優れている。ぱっとみて大きさ、重さ、長さがわかってしまうのだ。でもさすがにこの間は社長もお手上げだったようだ。新聞を見ていた社長はつぶやいた「第10惑星は冥王星よりでかい?!そんなの誰が測ったんだ!」おっしゃるとおりでございます。
最期まで潔い人だった。突然に、劇的に自分の人生の幕を下ろされた。いわゆる著名人といわれる人々中で子供の頃から好きだった、憧れだった、あんなふうにやってゆきたいと思った、何でもまねをしたいと思った久世光彦氏が亡くなった。訃報を聞いて息を飲んだ。そして不思議な気持ちになった。向田さんのものをテレビ化する久世さんが好きだった。「私ほど、ある意味向田さんを愛した人はいないだろう」という自信と自負にあふれたドラマが大好きだった。こだわったこだわった幻想的なまでの小説が大好きだった。ボクに久世さんを語らせたら「おかみさーん」から始まって天皇論まで尽きることはない。身近な人を失ったときとは違う、けれどとてつもない寂寥感がボクを襲っている。週末だ。いっぱいカノックス制作のビデオを観よう!!まずは「花嫁人形は眠らない」からいくか、それとも王道「女正月」からいこうか・・・。いまごろ鬼籍に入ったお二人はまた仲良くおしゃべりをしているんだろうか。鳥取は今朝も春の雪が降り積もっている。只只合掌
昨日気象庁から「桜の開花予想」がでた。どこも例年より早く咲くんだそうだ。あれ?!この冬は大雪だったし(今朝も鳥取は雪で真っ白だし)寒い冬だったから、遅くなると思っていたのにな。だって梅とかみんないつもより遅く咲いたって言ってたよ。なんで?!と思っていたら、予報士さんはおごそかに言った「桜は暖かい間に眠るんですね。そして寒くなったらもう開花の準備を始める木なんです。この冬は12月から大雪で寒かったから、もうそこで目覚めて開花の準備を始めたわけです」ふーん、桜って「冬来たりなば春遠からじ」と考える木なんだ。えらいなぁー、ボクなんて冬来たりなば寒くてイヤ!!春来たりなば鼻と目グシュグシュって、はぁーため息。開花の日を予想するにはもう一つ古典的な方法がある。それは「積算温度」お正月からの1日の最高気温をたしていって、ある決まった数値に達したら咲くというもの。稲刈りも確かこれを目安にしてるんだよね。どっちにしても、見上げたもんだよ「桜」のやつ!!準備万端、こつこつ努力してるんだ!!(バースくんお話中失礼しますが、もともと桜は見上げるものだと思います。)
思ったとおりに大変におそまつな永田くんの会見でした。あそこに立った以上はひたすら頭をさげる、とりあえず下げる、下げる、下げる。そうすれば逆に永田くんの人間的信頼性は崩れなかったのに・・・。そう思って見ていたら、評論が同じことを言ってさらに「窮地に追い込まれたら、即座にそれから先の展開を十分に考えろと、つまり起こりうるであろう事態をシュミレーションしつくしなさい」と言った。「しかし、このときに邪魔をするのが義理・面子・一縷の望みなんですね。民主党はこの3つにやられた」とため息。なるほど、義理に縛られ、ありもしない面子にこだわり、かなわぬ望みにすがっては、ますます窮地に追い込まれると言うことだ。社長!!会社経営もそうですよ!!えっ?!「義理があるおかげでスポンサーさんがある」(うん、確かに)「面子なんていうものは初めから我が社にはない」(うんうん)「一縷の望み、そんなものはない、でかい夢が我が社にはある!!」(パチパチパチ)そうかーー、我が社は「義理と人情」で行くかぁ・・・。えっ?!それって我が社は会社じゃなくて、「組」ってこと?!えっ、社長じゃなくて親分?