バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

2017年07月18日 | Weblog
バースくん、生まれて初めて海を見たのは小学校1年生、海水浴に出かけたときだった。大阪は境市の淡輪の海だった。「たんのわ」という、ひらがなでしかわからない響きがなんとなくハイカラだった。しかしその海は、まずとてつもなく遠かった。電車でゴトゴト、こどもには地の果てまでいくのかという気分だった。そして着いた海は、波打ち際にギラッと油がにぶく虹色にひかり、木っ端やゴミが引いては寄せて、寄せては引いて…。ふーん、海って本で見ているように青くて透き通るようなものではないんだと思ったことを、今でもくっきり覚えている。でも夕日はとてつもなく大きく、きれいなきれいな夕日だった。そんな淡輪の海の思い出。
と昨日の夕方テレビを見ていたら、海の日ということで、いろいろなマリンスポーツが体験できる海水浴場「ときめきビーチ」というところから生中継をしていた。アナウンサー氏がフライボートという、ノズルから噴射される水がカラダをちゅうにに押しあげるというなんだかすごそうなものに挑戦する準備をしているときだった。インストラクターが装置を足に装着しているとき、アナウンサー氏が「見てください!この海のきれいなこと!!透明度もすごいでしょー」という。カメラが波打ち際をアップ、白い砂、透明な海、うんうんきれいだぁーと画面を満喫したボク。やがて中継も最後「ではこの楽しいときめきビーチへのアクセスをご案内しましょう」とコメントが入って画面には簡単な地図のフリップが映った。
えーーーっ!!最寄りの駅は「淡輪」。つまり、半世紀以上前あんなに汚染されていた海が、今こんなにきれいに!!本当?!というほどの変わり様ー時間や人の努力に一瞬、遠い目をしてしまいましたとさ。
ちなみに小学2年生になったボクは、碧色の海というものを鳥取で初めてみる。そしてまた思った「フーン、海って本にあるように青いものではないんだー」
海の日明けの火曜日、3日も休むとちとネジがゆるんでいるよう…。さてさて今日も元気に出発進行しなくては!!鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取