バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

久しぶり

2016年11月07日 | Weblog
タクシーに乗った。行き先を告げると、そこまでには二通りの行き方があるので、ドライバーさんが先に「どちらから行きますか?」と聞いてくださる。走りだしたとき、車内のラジオはニュースを流していた。ふんふんと割と身を入れて聞く。やがてそれが終わるとスーッとドライバーさんはラジオのボリュームをしぼって「今日は本当に気持ちのいいお天気でしたねー」と話始めた。「そうでしたね」と短く応えるボク。会話はそこで途切れる。次の信号待ちで再び「もう11月になってしましましたね。今年もあと2ヶ月を切ってしまいました。一年は本当に早いものです」と話を振ってこられた。「あっというまですよねー」とボクは短く応えるのみ。
そして到着。支払いやら領収書やらと一連のわらわらを済ませたら「どうぞお忘れもののないように」と声をかけてくださった。「ありがとうございます。ずいぶんと久しぶりにこんな気持ちのいいタクシーに乗せてもらいました」とボク。きょとんとするドライバーさん!!そして「これが良いタクシーだなんて…」とおっしゃるので「近頃信じられないようなドライバーさんにばかりに当っていたので、普通に乗せていただいてうれしかったのです」と言って車を降りた。
そうなのだ。ここのところ乗るタクシー、乗るタクシーが信じられないような対応でバースくんはタクシー不信に陥っていたのだ。ランドマークになりそうなほどの目的地を告げても「はっ?!どこ?」と言われたり、遠回りされたり、ここまで来てから乗れよだったり、踏んだり蹴ったりだったのだ。
久しぶりの普通に本当に気持ちが穏やかになった。でも確率から考えると、今のタクシーはボクの思っている普通の方が希少なのか?いまどきは煮ても焼いても食えないほうが標準???ふーっ、それじゃあタクシー不信どころではなく、人間不信になってしまいそうだ。やれやれ。あっ!そうだ。その一台前のタクシーもいい意味で普通じゃなかった。降り際料金を支払ったら「少し遠回りをしてしまったので」と200円引いてくれたんだった。
やっぱり基本性善説でいいんだよね鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取