５と６

始まりは事務所のテレビ画面だった。デスクワークをしながら、ふと目を上げて見たテレビには、数字のテロップが映っていた。これが突然に見えなく?なったのだ。「５」なんだか「６」なんだか・・・。はっきり見えないので、５の開いた口が塞がっているように見えてしまう。まばたきしたり、目を細めたりしても駄目!!テレビ横にあるデジタルの温度計の表示もわからない。ええっーー、暮れからの「腫れ腫れ殴られ目」のせい?!それにしても見えない・・・。人はよく見えないとマイナス思考に陥る。
おっとり刀で眼科へ、検査をしてもらう。「バースくん、これは?」「うーん、わかりません」の連続。先生が「一体どうなっちゃったの?!急に右目の視力が落ちたよね」と首をひねる。首をひねりたいのはボクだ。
とりあえず悪いと思われる右目だけレンズの度数を上げることにした。さてその度数で世界を見たらーーー、あーらびっくり?!世界のすべてのものが、あたたかくボクを見つめていてくれる。さっきまでのマイナス思考はどこへやら!!「先生!!見える、見える。大丈夫!これでOK」とワーワーと騒ぐ。すると先生、やっぱり先生「度数を上げたらよく見えるのは当たり前。どうしてそんなに視力が落ちたかの原因を調べないと」といわれる。そりゃそうだけど、たいしたことないんじゃないかなー。検査しなきゃ駄目?もうちょっと様子見るっていうのはどうかな先生。人は、否ボクは単純だ。視界が開けたら、いっぺんに元気になりました。多分どこも悪くないと思います　
週末スケジュールの視野を広げます鳥取のイベント情報サイト