孤帆の遠影碧空に尽き

年に3回ほどアジアの国を中心に旅行、それが時間の流れに刻む印となっています。そんな私の思うこといろいろ。

トルコを旅行中 カッパドキアの地下都市や洞窟住宅

2022-09-03 23:50:29 | 身辺雑記・その他
9月1日から8日まで、トルコ観光旅行中です。
コロナ対応の手続きなどもあるので、すべてお任せのツアー参加。

詳しくは帰国後、旅行記サイトにアップしますが、とりあえず、どんなところへ行ったのかだけ紹介。(通常の記事を書く時間も、気力もないので)

1日は移動(地元から羽田へ移動、羽田からイスタンブールまで13時間、イスタンブールで国内便に乗り換えてカッパドキア方面へ・・・・滅茶苦茶疲れました。

2日目、その滅茶苦茶疲れた状態で、休むことなくそのまま観光スタート。しかも日中は35℃、36℃。いささかゾンビ状態。

最初のスポットはカイマクルの「地下都市」

地下都市とついている通りそこは巨大な地下空間。紀元前から存在し、多くの人が住み着いた場所。 

地下8層(深さ約55m)にもなる巨大な地下都市ですが、現在入れるのは地下4階まで。

次に訪れたのがウチヒサル城

カッパドキアと言えばニョキニョキ、キノコののような岩の奇景が有名ですが、ここは岩山全体をくりぬいて要塞にしたもの。

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古代ローマ時代後期、ギリシャ人のキリスト教徒がローマ帝国の迫害から逃れるためにこの地に隠れ住んだことが始まりと言われています。数々の争いの中で、この巨大な岩山は城壁の役割を果たしてきました。

城内はまるで蜂の巣のように、数多くの部屋が洞窟を掘って造られています。迫害から逃れたキリスト教徒たちは、外敵から身を守りつつ、信仰を守り続けながらこの場所に隠れ住んでいたのです。【ターキッシュエア&トラベル】
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付近にはカイマクルの「地下都市」のような地下都市もあって、敵が来たらその地下都市に逃げ込んだとか。

カッパドキア地方では、以前はごく普通にこうした岩山や奇岩に穴をjくりぬいた横穴式住居に住民が住んでいましたが、最近では政府が資金を出して買い上げるかたちで立ち退かせ(自発的なものか、半ば強制に近いのかは知りません)、ホテルやレストランなどの観光資源に再利用しています。(新たに岩をくりぬくのは禁止されています)

そのため、実際に岩をくりぬいた住居に住んでいる世帯は現在ではごくわずか、数えるほどしかいないそうです。

その中のある住居(現地ガイドさんのお知り合い)を特別に見せてもらいました。


洞窟住宅内の撮影は遠慮して、外観だけ。
中は結構広いです。くりぬいた洞窟にトルコ特産の絨毯を。

奥様が絨毯作成の先生だとかで、ご自分が結婚時にもってきたものとか、お母さんの結婚時のものとか。

なにより涼しい、エアコンいらず。
こうした形状の洞窟住宅がひろく利用された理由がわかります。

現在は、先述のようにかつての洞窟住宅はホテルやレストランに再利用されています。

昼食を食べたのも洞窟レストラン、宿泊も洞窟ホテル

洞窟ホテルは、付近の洞窟をまとめてホテルに再利用したもの。
ですから、敷地内に散らばる部屋ごとに広さも形も異なります。



↑ 私の部屋。 奥が寝室 さらにその奥にバスルーム
相当に広いです。

ただ、外観は普通の建物のようにも見える形状のせいか、エアコンがないとちょっとつらい。

翌日はカッパドキア名物の気球観光。
朝4時前起床のハードスケジュールが続きます。

気球の話はまた次回。
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