(写真は今回拉致された韓国人グループ。出発前の仁川空港での記念撮影。
“flickr”より By BHowdy)
アフガニスタンで韓国人23人がイスラム原理主義勢力タリバンに拉致された事件については、報道されているように今夜11時半に期限が延期され、交渉が継続されています。
今回拉致された韓国人は、プロテスタント系センムル教会に所属する人達で、韓国が支援した資金で拡張工事が行われたカンダハル郊外の「セム幼稚園」を見学して子供たちに鉛筆・ノート等を渡し追加援助について話すこと、同じ教会に通う韓国人医師が運営しているカンダハルの「ヒラ病院」を視察して医薬品などの援助物資を渡すことが目的だったと言われています。
毎年400人から500人の韓国人キリスト教信者らがアフガニスタンを訪れ、長期休暇などを利用して医療、青少年教育、情報技術(IT)教育、農業教育などを「短期宣教(奉仕)」の形で行っているそうです。
今回の行動について、現地警察や治安当局との連絡をとっていなかったことで現地の不満もあるようです。
韓国ネット上では、このような危険地域活動について、“無分別”と非難する意見も多い一方、「韓国で戦争が起き、他国の人々が救いの手を差し伸べようとしているとき、“危険地域だから来るな”と言うのか」といった賛成論も少ないないそうです。
日本のネット上では・・・と言うと、今回の事件を揶揄して楽しむ者、“早く殺せ”とばかりに騒ぐ者。
読んでいて気分が悪くなるような状況、まるで吐気のするような虫がうごめく状況です。
日本は随分情けない品格のかけらもない国になってしまったようです。