まわりで起こっていること

since2004.12「糠漬け初心者」

坑うつ剤

2006年04月26日 | Weblog
中学二年生の女の子ふたり、先生の給食に、坑うつ剤をいれた、とテレビで報道されていた。

厳しい先生なので、やさしくなってほしかった、と。

坑うつ剤は、心やさしくなる薬だと、言われたから。

友達から、その坑うつ剤は購入したと言うから、その子たちの会話では、いろいろ、あったんだろうな、と思う。

あたし、うつ病なの、でね、この薬、心やさしくなるんだって。

と、先生に言われたと言ったか、おかあさんがそういうの、と言ったか。

じゃ、さぁ、あの先生、怒ってばっかいるから、これ、飲ませちゃおうか、と。

いつもしかられている女の子からしたら、いたずら半分、自己保身半分、と言う感じだね。

たしかに、自分の中学時代を振り返って、そんな薬があったら、使ってみたかったよな。

持ち物検査で、生徒手帳をチェックする、と言って、ふくらんだおっぱいめがけて、胸ポケットを点検したり、持っていないというと、太ももの一番付け根をつねったり、という英語の先生いたしね。

いや、むしろ、この先生の奥様に、精力剤をあげたほうがいいのかも。

毎日、赤ら顔で、お酒のにおいプンプンさせていた美術の先生もいたな。

無口で、今考えれば、それこそ、うつ状態の数学の先生もいたし。

だから、坑うつ剤を給食に混ぜた女の子、より、むしろ、それをもっていた女の子、という現象に、スポット、当てたほうがいいね。











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土偶

2006年04月26日 | Weblog
縄文の時代の教科書なんかによく出てくる土偶。

土をこねて、人の形をつくってある。

これって、女性ばっかりなんだってね。

男性のは、なし。

乳房とかお尻とかを豊満に、性器なんかも、強調されているらしい。

解説では、子供を産む、という女性が、信仰・讃仰の対象になった、と言うような書き方。

地から生まれてくる食物と同じように、感謝の対象だったんだろうな。

現代の高等教育を受けた女性からは、何らかの声があがるかもしれないけれど、それに、環境ホルモンの影響も見逃せないし。

しかし、無から有を生み出す女性、それは、見えないものを感じる能力の高さでもあり、そして、その女性の能力を最大限に活かすために、男性が協力する、というポジション。

たぶん、こうしたポジショニングが、楽に、自然にできることが、ストレスない社会、って言うことになるんじゃないかな。

未来へのヒント、なんていうと、船井幸雄みたいだけど、きっと、過去のなかに、そのヒントはあるんだと思う。


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北かい道

2006年04月26日 | Weblog
ある夜、いつものメンバーから、携帯に電話がはいる。

一時間半、時間限定で、飲みましょう、と。

自称、さんばかトリオ、先輩方には失礼だけど。

近くだったので、北街道を歩いて向かう。

途中、新幹線の土手のあたりで、虫の鳴き声がをけたたましいほど、感じる。

耳鳴りのようにも思えるほどの泣き声だったけど、いい風情だった。

その声を、新幹線の走りすぎる音が掻き消していった。

北街道。

小学生のころの、作文を思い出した。

ある日曜日、おじと北街道をバスで静岡へ行ったことを、書いた。

「ぼくは、きのう、じいちゃんと、北かい道をバスにのって、でかけた」

くらいの文章だったのかな。

先生の赤ペンでのコメント。

きのうは、おじいさんと北海道へ行ってきて、よかったね、と。

おじのことを、いまでも、じいちゃんとよんでいる。

先生のコメントと虫の鳴き声のおかげで、40年以上まえのことを、思い出すことができた。










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50円の手帳

2006年04月25日 | Weblog
持ち歩きように、63円の手帳を買ったら、会計では、50円だった。

安い。

しかし、この50円が、いかに、僕の日々を、豊にしてくれるか。

聞いたそばから忘れるので、メモ魔、と呼ばれるほど、書くことにしている。

カタカムナ的に言うと、オオマとソレマという、ふたつの大きな流れがあるそうで。

オオマとは、大きな、本線の意識、ソレマは、オオマと、ごくまれに、交わりながらも楕円のように動き去る意識、と言う感じかな。

だから、一度、それると、今度いつ帰ってくるのか、見当がつかない。

ふと思いついたことって、それくらい、デリケートだから、なるべく、メモするようにしている。

そのことが、いつか、僕を豊かにしてくれるだろう、とも、おもいながら。

それに、地名や人名、花の名前など、とりあえず、書いておくと、便利なものだ。

石原慎太郎も、いつも、ポケットに、紙を忍ばせていて、どこでも、書きまくる、とか言うし。

メモすると、頭の中が整理できるみたいで、以前と比べたら、ずいぶんと、記憶がよくなったような気がする。

夕べも、酔って帰ってきたら、妻が、未来をかえられるか、みたいな、難しい話を持ちかけてきたので、とりあえず、聞いてはみたものの、睡魔には勝てず、寝てしまった。

朝起きて、さて、と記憶を手繰り寄せようとしても、まったく、出てこない。

と、何分かしたら、それこそ、ソレマが、うまい具合に帰ってきて、テーマを思い出した。

このテーマ、おもしろいんだけど、今は、うまくかけないので、あしからず。

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ニュース産業

2006年04月25日 | Weblog
岐阜で、中2の女の子が、高校生に殺された。

また、昨日は、中1の子が、おかあさんを殺した。

印象的には、未成年がらみの事件が、頻発しているように見えるし、たしかに、その通りなんだろうと思うけれど。

報道ステーションの、最近、直木賞をとったばかりの作家のコメントが、印象に残っている。

データ的には、以前と比べて、今のほうが、数は減っている、と。

もしそうだとすると、なんだろう。

この、なんともいえない空気は。

最近のわかいもんは式の思考パターンの好きな人には、たまらない素材ばかり、テレビは、提供してくれているからね。

何十年前だったか、山口音矢という右翼少年が、浅沼稲次郎を刺殺したときは、恐怖の17歳、なんて、その世代を総称して、世間は騒いだっけ。

そのころの17歳は、いま、何歳のオトナになっているんだろう。

マスのメディアが、センセーショナリズムに感染するのは、日露戦争を新聞があおった、なんていう言い方がされた頃からの習性なんだと思うけど。

それよりなにより、針小棒大、なんていう言葉もあるくらいで、話は、大きくしたほうが、面白いわけで。

ピカソみたいな絵画も、デフォルメ、とかいって、ある部分を、ある要素を際立たす、ということで、強烈な印象を、人々に刷り込むんだろうし。

ニュース産業の興隆は、人間本来の習性なのかなぁ。








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よくわからない話

2006年04月25日 | Weblog
巷では、岩盤浴とか岩陶浴が流行っている、という。

ある日、その陶板を半世紀研究しているという御仁を紹介していただく。

ご自分の製品が、末期がんの人もなおったりして、いかにいいものか、そして、世にでている商品が、いかにニセモノか、と熱弁をふるってくれた。

これは、いいものなんです、と。

すごく、よくわかった。

この商品に対する情熱までは。

でも、そのことを人に伝えるのは、とても至難のワザだと思った。

パンフレットにも、ゲルマニウムやブラックシリカ、マイナスイオンなど、それこそ、健康産業で流行の言葉が、ちりばめられている。

シロウトからすると、まばゆいばかり。

でも、どっかが違うんだな。

今のところは、よくわからない話、としか言いようがない。

健康への考え方を変えない限り、このわからなさは、続くのかもしれないな。



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おじいさんの顔

2006年04月24日 | Weblog
大分生まれのたかちゃん。

オレ、いくつだっけ、って、いつも歳をきいてくるんだけど、六十三、四の人。

子どもの頃、おじいさんが晩酌をするときの顔がいい顔だった、としきりに言う。

炭焼きとしいたけで、生計をたてていたらしいけれど、コップ一杯の燗つけの焼酎を、満面、恵比寿さんのような顔してのむ、と。

その話を聴いているだけで、こちらも幸せになるくらい。

たかちゃん、ぜひ、その真似をしてみてよ、と頼む。

しかし、ご本人、おれにはできないよ、あんな顔、って。

この人、酔うと、ペラペラ、いろんなところで喋り散らすから、まわりで、一緒に旅行している人たちは、びくびくもし、辟易もし、ということなんですが。

16歳で、長男坊なのに、大分を出て、オリンピックまえの東京の地下鉄を工事したり、伊豆急の線路作ったりで、飯場ぐらしをしてきた御仁なんだけど、1000年前に生きてたら、すごい生活力を、人々に分けていただろうな、と思わせる。

織田信長だって、今の時代に生きていたら、単なるはねっ帰りかもしれなくて、そんな風に眺めると、人間の奥行きっていうのは、途方もない。



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十和田王朝

2006年04月24日 | Weblog
小さな頃から、音に関心のある、という70歳くらいの老婦人とお会いする。

音に興味があって、3~4年前に、ある人に出会う。

いろはにほへと、の一字ごとに、エネルギーがあって、と。

もう少し、詳しい話を聞きたかったんだけど、できなかった。

富士山に、昔、王朝があった、なんていう本に、はまっているんですよ、というと、いやいや、こちらはもっとすごくて、みたいなノリで、5万年前に、十和田に王朝があったらしいですよ、だって。

しかも、この話は、世に出てないんだから、とも。

古さ比べしてもしょうがないけれど。

以前、僕の子供の頃は、病気にでもならなきゃ、バナナ食べられなかったんだから、と若い衆とはなしていたら、いやいや、俺の頃はもっとすごくて、と、もうあちらの世界へ行ってしまった、おでんやのおやじが、口をはさんできたっけ。

おいおい、貧乏競争をしてどうするの、負けず嫌いなんだから。

なんでも、負けるのが嫌いな、という笑い話を思い出した。

それはともかく、十和田の王朝。

ネットで、検索すると、どうやら、あったらしい、という記述が出てくる。

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媚びる

2006年04月24日 | Weblog
「神と女の古代」という本をパラパラめくっていたら、媚、という字が出てきた。

白川さんという学者さんが、その字を分析していた。

古代、女のシャーマンの首を矛の先にかかげた形、をあらわしているらしい。

古代中国では、戦いの先頭に、女のシャーマン、巫女が立った、と。

そこで、口合戦によって、戦いの趨勢を支配したようだ。

敵に呪詛をかけるために先頭に立ち、媚女の能力の優劣で、勝ち負けが決まる、と信じられていたらしい。

現代の個人の中に、まんま、転写されている、とも言えるね。

なかなか、人間てヤツは、複雑なしろものだな。





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地図

2006年04月23日 | Weblog
最近の楽しみは、地図にある、神社に、赤ボールペンで、丸をつけること。

われながら、笑っちゃうほど、たわいないことが、おもしろくてしょうがない。

この間も、ユニオンマップ、都市情報地図、というやつ、富士・富士宮市を、619円にて、購入。

それを拡げて、神社を探す。

20000分の1なので、けっこう、細かい。

注意してみないと、かんたんに、見落としてしまう。

赤丸をつけ終わって、全体を眺め渡すと、現在と、古代の人の生活の場の違いに、意識はとんでゆく。

今、ひなびているところに、集中して、神社があったり、逆に、今の繁華街に、何もなかったり。

地形も変化しただろうし、権力構造・分布も、ずいぶんと、変遷しているだろうな、なんて、眺めている。

それだけで、楽しいんですね。

しかも、今まで、何回も車で通っているところだから、余計、親近感というのか、興味をそそられる。

全国で、7万社とかいうから、コンビニとどうだろうか、くらいな感じだけど、かたや、経済原則で、繁殖を続け、かたや、何の理由で分布していったんだろうか。



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