EL condor pasa

こんな曲ですね。

　I'd rather be a sparrow than a snail,
　
　Yes, I would,
　
　If I only could,
　
　I surely would . . . hmm

サイモンとガーファンクルで、昔、聴きました。

勝利のコンドルは、飛んでいってしまったけど。

対パラグアイ戦です。

あんまり、期待もせず、カメルーン戦に勝って。

次の、オランダ戦は、見てられなかった。

この場から、逃げ出したい、という気分だった。

日本のサッカーが、通用するのか。

また、ドイツ大会のオーストラリア戦のように、崩壊するんじゃないのか。

そんな恐怖心と期待感。

デンマーク戦では、フリーキックでの先制。

これで、流れが、一挙に、変わった。

自分のチカラを、信じるのは、ほんとに、難しいことなんだな。

相手のチカラも、推し量りながら、だからね。

夕べは、見ながら、自分もファイトしていたので、疲れた。

ボクシング見ながら、首をふるひとみたいだね。

松井も大久保も、泣いていたね。

選手たちのコメントや映像を見ながら、なんだか知らないけど、こちらも、涙が出てきた。

スカパーでは、イビチャ・オシムが、冷静に、なにやら、語っていたけど。

世界標準とはいえ、日本人と西洋人のサッカー観は、多少、違っているのかな。

このあたりは、うまく言えません。

原住民の国

決勝トーナメントで対戦するパラグアイ。

原住民の国なんだってね。

もともと住んでいた人々から、成り立つ国、というわけです。

言葉も、グアラニ語というそうで。

南米は、スペイン、ポルトガルの餌食になり、もちろん、アメリカ、イギリスも、手を突っ込んでいるわけだけど。

パラグアイは、自立自尊の国である。

と、テレビで、最近、ネットでは、叩かれている立花隆が、話していた。

もっとも、サッカーは、全国民１００％が、やっている、なんて言うし。

宗教は、ローマンカトリック、だというから、いろんなものが、混ざっているんだろうけどね。

そもそも、インディオの国なわけで。

8000年かけて、ベーリング海峡を歩いて南米まで渡っていった、という説もあるしね。

昔流行した、「コンドルは飛んでいく」という曲。

あれ聞くと、なんとも言えない郷愁を感じたものだけど。

日本列島へ下ったか、大回りして、インディオになったか。

せいぜい、そのくらいの違いなので、なんだか、仲間のような気もするのです。

効果覿面

大丈夫？

日曜日の早朝、長男坊から、電話。

仕事の合間を縫っての電話だったようだ。

ブログ、読んだんだけどさ。

ハニー、だいじょうぶ？

とうわけです。

近くにいた妻に、電話を代わり、詳しいことを、伝えてもらった。

血液検査は異常なし、ヘルニアの疑いあり。

散歩は、普通にできている。

などなど。

ハニーに、なにか、あったら、すぐ、連絡ちょうだいよ。

ということで、用件はおわり。

彼女とか、みんなに、よろしくね、と。

ハニーエフェクト、とアップしたけど、早速、効果覿面です。

ハニーエフェクト

なんでも、横文字で書けばいい、ってもんじゃないんだけど。

シャレです。

ハニートラップの向こうを張って、ね。

ハニーエフェクトって、こんな言い方、あるかどうか知りませんが。

ハニー効果、みたいなことを言いたいんですけどね。

階下から、母親が、ハニーさん、ハニーさん、と呼びかける声が聞こえてくる。

そう、現在、調子悪いハニーは、我が自宅の玄関で、寝ているのです。

犬嫌いな母親、ということなんですが。

毎朝、起きると、ハニーのところへ行くのかな。

それで、声をかけたり、仕草を観察し、妻に報告。

反応がないだの、元気がないだの、と。

そういえば、トンボのホバーリングを句にした方に。

この方ですが。

セラピードッグ、という考え方がある、と教えていただいたことがある。

セラピードッグ、については、こんな記事、書いてます。

犬が、セラピストになる。

つまり、人間だけでは埋められない、こころの襞に、なにか、しみこませてくれる。

こころのひび割れを、クリームのように包んでくれる、というのか。

わが母親も、ハニーとそんなふうに、交流をしているのかもしれない。

敗者のドラマ

日本代表対デンマーク。

本田と遠藤のフリーキックが、前半に、二本、決まって。

観る側は、ずいぶんと、気も、楽になったんだけどね。

デンマークのキーパー。

休憩中も、グランドに残って、練習していたんだってね。

その時間、やったからって、格段にうまくなるわけでもないんだけど。

手の感触も含め、心を整えていたんじゃないのかな。

キーパーの裏をかかれたフリーキックだったから。

でも、なんとも言えない、愛らしさ、切なさ、いとおしさを感じたんだ。

敵ではあるけれど、OK、good　job、ってね。

肩を叩いてあげたい。

みのもんたは、番組で、デンマーク大使が、肩を落としている映像があって、いい気味、みたいなことを、笑いながら言っていた。

アホか。

普段の、かれの番組作りを見ていれば、わかるけど。

惻隠の情、そくいんのじょう、なんていうこと、面白おかしくするためには、捨てちゃうんだろうか。

敗者には、格別のドラマがある。

もちろん、勝者にだって、そうなんだけど。

寝不足

日本中が、寝不足になった、かもしれないね。

僕は、しっかり、寝たけど。

とにかく、日本が、勝って。

これで、決勝トーナメントだ。

岡ちゃんの采配が、なんて、僕も言ってたけど、こうなってみれば、よかったわけで。

早い話が、現金なものです。

しかし、これで、日本のサッカーが、変わるね。

サッカーというものの戦い方が、とても、よくわかった。

何が起こるかわからない、という言葉は、以前から、あったんだけど。

そのことの意味が、ね。

日本全国で、実感として、感じてしまった。

これ、多分、すごく大きいことなんだろう、と思うんですね。

サッカーに限らず。

しかし、大久保からの、浮かせたパスを、松井に決めさせてやりたかったな。

あれ、すばらしいアイデアだったよね。

白い色

いろんな色が、混ざると、白色になるでしょ。

と、久しぶりに来た、同級生の女の子に、言ってやった。

というのは、いつもの表具屋のおやじなんだけど。

その彼女、霊友会だったか、なんか、そんな宗教について、二人で訪ねたきた、という。

彼女たち、一生懸命に、純粋に、南無妙法蓮華経について、話していったらしい。

この宗教はいいですよ、という宗教セールスウーマンなわけだ。

純粋なだけに、その場を、覆った空気は、エネルギーは、よかった。

だけど、あんまり、白一色だけについて、話すからね。

いろんな色が混じって、白になるんでしょ、という話になっちゃたんだ、と。

なかなか、味わい深い言い方だよね。

自分だけが、この宗教だけが、この生き方だけが、日本人だけが、というね。

だけが主義とでもいうのか。

これ一本、みたいなのはね、つまり、白一色だけを、求める、ってやつ。

これだと、白が汚れた時のショックは、大きいだろうからね。

混じった挙句に白になる、ってのは、ある意味、気が楽だから。

多少、汚れたとしても、いつかは、白になる、というのか。

そもそも、白になんか、ならなくてもいいしね。

何色でも、ご自由に、ってやつ。

融通無碍（ゆうずうむげ）ということですね。

九州ブラザーズ

昨日は、一日、講習会。

その後、講師の方と、静岡駅の一杯飲み屋さんで。

彼とは、もう、20年くらいの付き合いになるのかな。

ずいぶんと、お疲れの模様だったので、多少、心配にもなり、一杯やりますか。

ということに、あいなった次第。

大勢の前で話をするって、気を、みんなに散らすみたいでしょ。

だから、エネルギーを、消耗するんですよ。

と、おっしゃる。

たしかに。

ジャズが好きな方なので。

そうですよね、コンサートみたいに、聴衆も、ノリノリでいてくれると、逆に、エネルギーも増幅されるんですけどね。

というと、そうなんだよね、と。

なんぞの会話をしながら、結局、ワールドカップのねたで、盛り上がる。

彼は、ことのほか、サッカーについて、詳しくて。

もし、あなたが、おかちゃんだったら、日本代表は、誰を、選びますか。

と、質問したんだけど、エスパルスの小野の名前が、あがったね。

なにせ、かれ、エスパルスフリークなんで。

あと、岡崎が、あのシュートを決めていれば、彼の人生、変わっただろうね。

などなど。

で、表題の、九州ブラザーズなんだけどね。

8時何分かの、新幹線で名古屋へ帰っていった彼を見送り、僕は、ひとりさみしく、駅南の飲み屋さんへ、ハシゴするはめになった。

そこのお店にいたお客さんが、福岡と鹿児島の九州人、ということで、勝手に、ブラザーにしてしまったわけです。

そのブラザーズとも、岡崎のシュートミスのねたで、盛り上がり。

駿河の地で、こんなに、フランクに話せたのは、初めてだ。

という九州人に、こちらも、気を良くして。

最終、合流した、わが妻と、咳で枯れかけた喉を酷使しての、大カラオケ大会となりました。

またまた、えらく、飲みすぎまして。

ついでに、そのお店のママさんに、日本酒の講義までしちゃって。

米と米麹だけから作った純米酒を置いてね、と。

ほら、ここの、醸造アルコールってあるでしょ。

これの書いてないやつに、変えてね、そんなに、値段、変わらないから。

と、好き放題、のたまって、夜も更けたのでした。

ヘルニア

妻が、ハニーを、病院に連れていった。

血液検査などして、異常なし。

僕も、風邪が長びき、病院へ。

診察してもらった。

咳止めとなんとかの薬を処方していただいた。

薬局には、行きませんでしたが。

当方、昨日よりは、多少、いいかな。

一方、ハニーの方は、ヘルニアかもしれない、と。

動くと痛いので、身の置き所がない、のかもしれない。

というのは、妻の弁。

ハニー

夕方、妻が、ハニーを、自宅へ連れてくる。

普段は、事務所で、飼っているんですが。

フラフラしてるから、と。

自宅の玄関で、なんとも、心もとない。

26歳になる娘が、小学生の終り頃だったか。

原っぱに捨てられていたハニーを、胸がいたくなるような思いで、連れてきたんだっけ。

ハニーのゴッドマザーは、小学生だった娘だ。

事務所で飼うのは、母親が、犬が嫌いだから。

ということで、今は、自宅の玄関で、のてっと、しているんだけどね。

ところで、誰が、犬が嫌いだったの？

おじいちゃん？それとも、おばあちゃん？

と、母親に尋ねてみた。

そういうわけじゃないんだけど、死ぬときが、嫌なの、と。

ゴッドマザーの娘なんだけど、この間、マグロとうなぎの入った、我が家の夕飯、手こね寿司の写メールを、妻が、送って。

羨ましそうな返信を、妻は、喜んだりしていた。

こちら、仕事で疲れて、チャーハン作って、食べて、寝ました、みたいな返信だった。

ところで、ハニーなんだけど。

去年の、わが怒涛の日々には、こちらの思いを感じ取ったのか、一時、死にそうになったらしい。

犬って、いろいろ、わかるんだね。

なにせ、嗅覚なんか、何億倍だっけ、何万倍だっけ、とにかく、途方もない能力なんだよね。

それに、ずいぶん、大昔から、人間とともに生きてきたみたいでね。

太古の記憶から含めて、人間のことは、知悉してます、って感じだね。

今回も、老衰もさることながら、僕の長引く風邪？への反応かな、と勝手に、思いをめぐらしているんだけどね。

つい最近も、古い知り合いが、尋ねてきて、犬を飼いだした、と喜々として、さまざま、話していたけどね。

女房と二人じゃ、会話にならん、みたいな風情、って、よく聞きますよね。

ま、のろけじゃないけど、我が家では、誰がいようがいまいが、会話は、はずみます。