まわりで起こっていること

since2004.12「糠漬け初心者」

エクスタシー

2009年08月08日 | 友人
このところ、麻薬づいているのが、ニュース番組。

よいこのみなさんが、見ているお茶の間に、表題のような、ことばが、飛び込んでくるわけだ。

いったい、押尾容疑者は、なにをしようとしていたんでしょうか、って。

おいおい、ってなものですが。

上品をモットーにしている、わがブログですから、そのあたりの真相は、スルーしちゃいますね。

で、昔のことを、思い出した。

去年、大腸がんで、なくなった友人。

彼と、20代のころ、飲みにいった。

なんとか横丁、みたいな、おでんやというのか、居酒屋というのか。

二階が住居で、下で、お店をやっている。

その昔は、上で、あれもしたり、これもしたり、だったのかもしれない。

入っていくと、紙がおいてあって、御用のかたは、お二階へ声をかけてください、ってなものだ。

おかみさん、と声をかけて、二人で、飲み始めた。

どんな話だか、まったく、忘れました。

ただ、どんないきさつだったか、このクスリ、いいから、使ってみて、と2錠もらった。

なににいいか、というと、まぁ、今日の表題から、推察してみてくださいね。

次の次の日、早死にした彼に、どうだった、使ってみた?

おれは、すごくよかったぞ、と僕が言った。

それじゃ、おれも、使ってみようかな、みたいな会話をしたのだけど。

もちろん、僕は、そんな気はなく、とりあえず、彼が使ってみて、安全かどうか、確かめよう、という感じだったんだね。

晩年、彼と飲むと、よく、そのときの話になった。

こいつは、ひどいやつで、俺に先に飲ませて、安全を確かめようとしたんだぞ、みたいな会話で、その場は、また、ひとしきり、もりあがる、という段取り。

長年飲んでいると、しろうとさんでも、ボケとつっこみの役割分担が、とても、上手になるわけです。
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御前様(ごぜんさま)

2009年08月07日 | 友人
お寺のお坊さんのことを、どうお呼びしたらいいのか。

というのが、歳のいった方々の間でも、話題になったりする。

うちの総代の、だれそれさんは、方丈(ほうじょう)さんのことを、お上人(おしょうにん)と言うんだよ。

おしょうにん、というのは、日蓮宗で、うちは、臨済宗なんだから。

困った総代さんだよ、まったく。

なんて、嘆く人もいる。

といっても、興味のない方にとっては、どうでもいいことなんだけどね。

興味のある、僕にとっても、どちらでも、いいことなんですけど。

それはともかく。

菩提寺が、日蓮宗という友人の話。

お上人様の上に、まだ、呼び名が、あるらしい。

御前様、なんだって。

よく、寅さんで、笠置衆が、ごぜんさま、ごぜんさま、と言われていたよね。

それを、菩提寺の住職に、教わって、彼が、言った冗談。

うちの女房は、そのへんのこと、わかっていて、僕を尊敬していると思いますよ。

僕が、お酒を飲んで、夜遅くに帰ると、ごぜんさま、ごぜんさま、といいますからね。

ま、彼独特の、空気読まないジョーク、というやつで、御住職は、うんともすんとも、こたえなかったそうな。

わかります。

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多士済々

2009年08月01日 | 友人
ブロック屋、屋根屋、ソフト屋、エレベーター屋、人材派遣屋、海産物屋などなど。

そのおやじ連中が、港近くの、古くからあるレストランで、昼の会食としゃれこんだ。

ま、しゃれこんだ、というのが、いい表現だろうな。

だいたい、禁煙です、っていう、お店だからね。

最近、久しぶりにブログ、読みましたよ。

続いてますね、とブロック屋のおやじ。

今日は、ブログネタ満載ですね、というから、そうなんだよね、このネタを、どういうように料理しようか、ってのが、楽しみで、と。

となりでは、最近、ボケが心配で、とToshさん。

戸がどこかへ行っちゃったんで、最近、ぼけ、だけになってね、昔は、とぼけた味が、よかったんだけど。

って、おっしゃる、知的で上品な、ある飲み屋の老女将のことを、おしえてあげればよかったんだけど、忘れてました。

で、その場の話を、ブログに、と思ったんだけど、案の定、メモしてないので、忘れました。

って、人のぼけを、笑ってる場合じゃないね。

でも、忘れちゃう、というのは、その分、ほかのものが、入ってくるということでもあってね、粘着テープみたいに、ものごとに、ぺったんぺったんと、張り付かなくていいんだけどね。



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円形脱毛症

2009年07月15日 | 友人
久しぶりに、ふるさとの床屋さんに行ったら、おまえ、はげてるぞ、と言われたそうだ。

同級生の彼の、学生時代だから、もう、40年ちかく、前のことかな。

そのころ、名古屋の大学へ行っていた。

30人くらいの下宿だったそうだ。

下宿人は、みんなまじめな学生で、太宰治やらなにやら、口角泡を飛ばす、みたいなことになっていたんだろう。

自分って、なんだろう。

なんていう、どだい、答えのでない問いを、自分になげかけていたらしい。

それで、すっかり、今で言えば、うつというのか、自律神経失調症、とでもいうのか。

円形脱毛症になってしまった。

ちょうどそのころ、七夕豪雨、で、床上浸水をしたらしい。

たまたま、帰郷していた彼は、母親や祖父を手伝って、浸水の被害の後片付けに精を出した。

けっこう、ハードな仕事だったらしい。

すると、いつのまにか、10円ハゲは、消えていた、と。

たしかに。

自分ってなに?って言って、浮遊していてもね。

力仕事をしたら、その自問すら、忘れてしまうわけだ。

中学時代の同級生と、何十年ぶりに、飲んだときのお話です。
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50年

2009年07月13日 | 友人
83歳のお母様のお葬式。

糖尿男で、コメントをくださる方のお母様の葬儀。

お父様を早くになくされたのだけど、それから、50年なんだって。

おかあさまが、三人のお子さんを、女で一つで、育てられた。

そりゃ、すごいね。

筆舌に尽くしがたい、というのは、こういうことを言うのかな。

しかも、ご商売の跡を継ぎながらだからね。

そんな葬儀でした。

次郎長のお墓のあることで、有名な梅陰禅寺。

ここは、立派な建物になったんだけど、そこでは、はじめて、葬儀に参列した。

音響がいいせいか、お坊さんの読経の響きも、太鼓、鐘の音も、よかった。

これは、旅立たれた方の心持もあるのかもしれないな、なんて、思いながら、読経を聴いていた。

ご冥福をお祈りいたします。
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実は四連荘

2009年07月02日 | 友人
アルコールの過剰摂取による腰痛。

ということで、夕べは、ゆっくり、寝ようとしていた。

8時半ころ、電話が入る。

高校時代の友人からだった。

チャリンカーとでも、言っておこうか。

いやいや、競輪おたく、にしよう。

チャリンカー、ってのは、犯罪者のことだからね。

で、とにかく、飲みにでてこないか、と。

当方、こういうわけで、本日、病弱です、くらいの受け答えをしたんだけど。

すると、電話をかわり、結果、かれのお兄さんが、相方だった。

もう、何十年も、ろくな話もしたことのない兄弟が、飲んでいる。

というわけだから、と妻を説得して、送ってもらう。

妻は妻で、これ幸い、とばかり、例のヒトカラへ、そのまま、直行。

たくさん、歌った。

兄弟は、故あって、独り者ぐらしを、謳歌?している。

孤独とひきかえに、自由を手に入れて、って、テレサテンだかの唄に、感情移入しながら、ですけど。

おれ、こどもがほしい。

故あって、ずっと、戸籍を汚したことのない、競輪おたくが、耳元でささやく。

最近、わがブログの、おまえのは、おとなしすぎて、つまらない、という感想をのべる、愛読者になってくれてもいるんで。

昔は、もっと、するどく、とがっていた、とも。


このフレーズ、ブログで、使ってみてよ、だって。

なので、その場で、こどもがほしい BY 競輪おたく、とメモを残した。

それにしても、兄弟が、照れながら、仲良くするのは、いいものです。
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三連荘

2009年06月30日 | 友人
さんれんちゃん、と書いて、変換すると、表題の漢字になるんだね。

それはともかく、連荘で、お酒。

夕べは、ダブルヘッダーだった。

仕上げは、いつもの、三バカ大将で。

土、日、月と、立て続けです。

腰が痛くて。

腰に来るんだな。

過剰なアルコール摂取による腰痛、というわけです。

少し、自重しよう。

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回復

2009年06月18日 | 友人
この間、アップした、うどんやのおやじの件。

病院へ、行ってきました。

手を振ったよ。

というか、振るまでは、行かないんだけど。

油屋のおやじといっしょだった。

で、この人、油屋さんだけど、わかる?

わかったら、左手動かしてみて。

すると、左手を、少しばかり、動かす。

油屋さんは、わかったら、口をうごかせ、って、いつもの、命令口調。

すると、うどんやさん、口を動かす。

完璧に、伝わってます。

なんだか、うれしくて、油屋さんは、お昼のおそばは、大盛りでした。

お医者さんから、やせなさいよ、と言われているようなんだけどね。

彼独特の、うれしさの表現でしょうか。

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手を振った

2009年06月16日 | 友人
帰ろうとして、バイバイと手を振ったら、動くほうの左手を、ふり返してきた。

もう半年になるのか、仕事中にたおれた、うどんやのおやじのことなんだけど。

お見舞いに行った、表具屋のおやじから、色めきたった、メールがはいる。

いままで、ノーレスポンスだったからね。

こちらも、色めきたち、すかさず、妻に、転送。

左の脳を損傷した彼だから、左手は、動くわけだ。

「奇跡の脳」の女性脳科学者によれば、右脳だけでいると、至福の中にいるような状態だそうだ。

だから、うどんやの彼も、そういう中で、半年過ごしてきたんだろう。

ひょっとしたら、そんな生活のなかで、左の脳が、少しばかり、回復したんだろうか。

いままでも、そんな情報が、飛んできたりもしたので、ね。

しかし、今回は、直接情報、というのか、じかに見た人からの話だから。

さっさく、現場へ行こうと思っている。

自分の目で、確かめたい、ということです。

女性脳科学者は、左脳によって、不安やらネガティブな気持ちやらが、やってきて、だから、右脳のままでいたい、という気分だった、というから。

うどんやの彼も、そんなことを、経験したのかな。

そのことを、聞くことができるようになれば、いいけどね。

分析力のある彼だから、そんな話をきければ、楽しいだろうな。
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予行演習

2009年06月14日 | 友人
今度、150人くらいで、バーベキューをやるので、その予行演習。

10人くらいで、事務所の前で、簡単に、と。

そしたら、20人くらい集まって、にぎやかになった。

現場の職人さんたち。

食材を、知り合いのスーパーで、用意していただいて。

豚インフルの影響もあって、当日は、焼く人は、白衣を着て、限定してください、というリクエストもあるので、多少、緊張感のあるものなんですが。

ま、なんとかなるかな、と演習の結果です。

もともと、バーベキューは好きだったからね。

もう何年も、やってなかったけど。

夕べは、若い人たちが集まって、なかなか、楽しかった。

短い時間だったけど、ふだんとは、また、ちがう会話、空気で、ね。

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