まわりで起こっていること

since2004.12「糠漬け初心者」

ニッカポッカ

2006年04月18日 | Weblog
夕食のとき、高ニになった息子が、ニッカポッカをはいていた。

とびをやってる友達に借りたらしい。

おもしろいもんだ。

ニッカポッカとは、ズボンのこと、知ってるよね。

うちの職人さんは、若い衆は、大体はいているので、見慣れてはいるんだけど。

うちの息子が、流行ではいてるんだよね。

ある嗜好、あるグループへの仲間意識みたいなかんじかな。

知り合いの、水道屋の社長が、足の先から頭のてっぺんまで、ダンヒルで包んでいるのと、そう変わりはないけどね。

戦争中は、おんな衆には、モンペが流行ったし、なんていうと、怒られそうだけど、好きではいたんじゃないわよ、って。

子供の頃、学級委員長をやらされたりした、優等生だったんだけど、すその詰まった、ブラックジーンズを、ヒップハンガーではいたりしたな。

高校生の頃、友達の家に遊びに行くと、そこのおばさんが顔をしかめたらしく、忠告されたっけな。

おまえな、人は見た目で判断するからな、そういう格好しないほうがいいぞ、って。

その頃、まったく、逆の事を思っていたからね。

人がどう見るかなんて関係ない、中身が大事なんだよ、って、めちゃくちゃ、人がどう見るか、意識しながら。

通過儀礼だね。














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透明人間Ⅱ

2006年04月18日 | Weblog
夜、突然、妻が、僕のことを、人間じゃないみたい、と言い出す。

前に、何を考えているかわからない、という意味で、透明人間だ、と言われたことがあったけれど。

今回は、フェアでジャッジしないから、と。

ついでに、感情の起伏もないし、と言ったな、たしか。

話しているときの、妻の表情を、読んでいた本から目をはなしてみると、キラキラしていた。

だから、僕は、顔全体、それから、頭の上が気になって、視線をそちらに向けていた。

なんか、清浄な空気を感じていた。

あれは、なんだったんだろうかな。

富士吉田の、明見湖の神社、阿祖山大神宮だっけ、あれ以来の神社について、よくわからないから、家系図のように、書いてくれないかな、とも。

この家系図、というのは、妻の父親は、69人のいとこがいた、という人だったので、お通夜のとき、だれがだれか、ごっちゃでわからなかったので、大きな紙を持ち出して、その場で、聞き書きしたことがあったっけ。

家系図のように、神社のネットワークについて書くの、面白いな、と思いながら、キーワードは、守る、だよ、と答える。

母が子を守り、夫が妻を守り、家を守り、というようなことが、根っこにあるね。

誰かを守る、って、ユーミンの歌にも、まもーってあげたい、って、あったように思うけど、すてきなことだよね。

でも、守りのネットワークが、縦糸と横糸でからまって、もう、蜘蛛の糸にからめとられている、というように錯綜しちゃっているんだろうね。









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夢オタク

2006年04月18日 | Weblog
僕の神社オタクに対抗したわけではないと思うけれど、ある人が、夢オタクだという。

毎日、夢を見るのが楽しみだ、と。

ある日の夢。

田園風景をバックに、渡り鳥のように、群れを成して、黒い犬が空を飛んでいる。

背中には、大きな箱をしょっている。

中は、格子のように仕切られていて、同じく黒い子犬が何匹も同じ姿勢で寝ているらしい。

子犬は寝ているけれど、飛んでいる犬の表情は、いかにも、いやそうな、苦しそうな顔をしているんだって。

で、中の一匹が、地上に降りてくるんだって。

もう、やってられない、という風情で。

すると、どこかから、誰かが現れて、おまえ、がんばらなきゃだめだ、という。

もういやだ、と抵抗するけれど、説得されて、また、渡り鳥の群れに帰っていく、という夢だったらしい。

写真は、おいしい学校の昼間の田園風景なんだけど、夢の中は、たぶん、夕暮れ時だろうな。

国定忠治の、赤木の山も今宵限り、東の空へ、雁が飛んでいかあ、の台詞みたいな。

夢判断はせずに聴くよ、と約束したから、あえて、コメントはせず、夢の紹介だけにしておこう。

そういえば、ブログネタにしないでよ、とも言われたんだっけ。








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