大分生まれのたかちゃん。
オレ、いくつだっけ、って、いつも歳をきいてくるんだけど、六十三、四の人。
子どもの頃、おじいさんが晩酌をするときの顔がいい顔だった、としきりに言う。
炭焼きとしいたけで、生計をたてていたらしいけれど、コップ一杯の燗つけの焼酎を、満面、恵比寿さんのような顔してのむ、と。
その話を聴いているだけで、こちらも幸せになるくらい。
たかちゃん、ぜひ、その真似をしてみてよ、と頼む。
しかし、ご本人、おれにはできないよ、あんな顔、って。
この人、酔うと、ペラペラ、いろんなところで喋り散らすから、まわりで、一緒に旅行している人たちは、びくびくもし、辟易もし、ということなんですが。
16歳で、長男坊なのに、大分を出て、オリンピックまえの東京の地下鉄を工事したり、伊豆急の線路作ったりで、飯場ぐらしをしてきた御仁なんだけど、1000年前に生きてたら、すごい生活力を、人々に分けていただろうな、と思わせる。
織田信長だって、今の時代に生きていたら、単なるはねっ帰りかもしれなくて、そんな風に眺めると、人間の奥行きっていうのは、途方もない。
オレ、いくつだっけ、って、いつも歳をきいてくるんだけど、六十三、四の人。
子どもの頃、おじいさんが晩酌をするときの顔がいい顔だった、としきりに言う。
炭焼きとしいたけで、生計をたてていたらしいけれど、コップ一杯の燗つけの焼酎を、満面、恵比寿さんのような顔してのむ、と。
その話を聴いているだけで、こちらも幸せになるくらい。
たかちゃん、ぜひ、その真似をしてみてよ、と頼む。
しかし、ご本人、おれにはできないよ、あんな顔、って。
この人、酔うと、ペラペラ、いろんなところで喋り散らすから、まわりで、一緒に旅行している人たちは、びくびくもし、辟易もし、ということなんですが。
16歳で、長男坊なのに、大分を出て、オリンピックまえの東京の地下鉄を工事したり、伊豆急の線路作ったりで、飯場ぐらしをしてきた御仁なんだけど、1000年前に生きてたら、すごい生活力を、人々に分けていただろうな、と思わせる。
織田信長だって、今の時代に生きていたら、単なるはねっ帰りかもしれなくて、そんな風に眺めると、人間の奥行きっていうのは、途方もない。
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