まわりで起こっていること

since2004.12「糠漬け初心者」

教訓

2010年09月30日 | Weblog
 いのちは ひとつ

 人生は 一回だから

 いのちを 捨てないようにね

ってのは、「教訓」という唄。

もう、何十年前になるんだろう、加川良というフォークシンガーが、歌っていた。

政治家や学者や評論家の先生方に、煽られないようにね。

という唄です。

つまり、戦争をやろう、なんて気にならないで。

ということだね。

反戦歌、というわけだ。

今回の尖閣列島の件ね。

ネトウヨ(ネットで右翼的なことを過激に発言する人々のことだね)やらテレビに登場する、「評論右翼」やらね。

もうね、日々の暮らしにたえきれなくて、敵を見つけて戦う、みたいなノリのなかに、救いを求めようとする人々がいるから。

とくに、もし戦争がはじまったら、最前線にたつ若者の諸君、気をつけましょうね。

ちっちゃな火を、うちわであおってる人たちは、実際には、戦争へいかない人たちだから。

だから、いのちをすてちゃいけないよ、というわけだ。

というのが、この加川良の唄です。

実際には、困ったことに、右翼ばかりじゃなくてね。

「左巻き」の連中も、悩ましい存在なんだな。

右も左も、はじめから、偏光レンズのメガネかけちゃてるので、真実に辿りつかない。

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口の中で

2010年09月29日 | Weblog
職人というのは、昔から、気が短い、ということになっている。

大体、落語にでてくる、はっつあん、くまさんの世界だね。

早めし、早○○、芸のうち。

というわけだ。

どうも、本日は、ビロウな話になってしまいそうですが。

わが妻の実家も、塗師屋という職人一家なんだけどね。

今はなき、彼女の父親が、元気だった頃。

なにをぐずぐずしてるんだ。

早く、食っちまえ!

と、言われて育ったそうな。

最後の決めゼリフ。

ぐずぐずしてると、口の中で、○○になっちまうぞ。

なんだって。

〇〇は、みなさんで、勝手にいれてくださいね。

かたや、わが方。

ご飯はね、100回、噛みなさいよ。

って、育てられたんでね。

決して、おたあさま、おもおさまに、じゃないんだけど。

こんなに違うふたりが、よくやってきたよね。

って、感慨にふけってる場合でもありませんが。

しかし、この決めゼリフ、おもしろいね。

絶対、テレビでは、聴けません。

亡きおやじさん、どこで、おぼえたんだろ。

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想い出迷子

2010年09月28日 | Weblog
この間、わが社の長老。

薩摩隼人なんだけど。

一緒に、カラオケ屋さんへ。

その時、彼の歌った唄が、「思い出迷子」。

歌詞は忘れたけど、うまい曲名をつけたもんだ。

なんとも言えない味があるな、と思った。

思い出が、迷子になっちゃったわけだね。

こちらは、迷子になってない、迷子の思い出なんだけどね。

わが長男坊。

何歳の頃かな。

テレビで、「ファイブマン」という番組が、子どもの間で、大流行の頃。

みなと祭りで、彼、迷子になったんだ。

ファイブマンとは、青や黄色の正義の味方が、5人というわけだけど。

その中の、イエローライオンが、好きだったらしい。

妻曰く、ですが。

また、妻が、いつもテレビを見ながら、煽っていたそうで。

すごいね、次回はどんなになるのかな、と。

幼い長男坊の胸は、いやが上にも盛り上がり、熱くなっていたわけだ。

そのお祭り。

僕と歩いていた彼が、いなくなってしまった。

大騒ぎだ。

場内放送でも、どこそこのなんのたれべぇさんが、迷子になりました。

なんて放送されてね。

大汗かきながら、ほうぼう、捜し歩いた。

しばらくして、大会の本部へ行くと。

今はなき、妹の旦那さんが、抱っこして、あらわれた。

どうやら、出店で、ファイブマンのお面が売られていて。

そこのイエローライオンに、釘付けになってしまっていたようで。

ま、すごい集中力で、しかし、気がついた時には、親はいないは、自分が、どこにいるかもわからず、という状態だったんだろうね。

しかし、泣いている彼を見て、われわれは、ほっと胸をなでおろす。

そんな迷子の思い出、オヤジギャグっぽいけどね。

言葉の順序いれかえると、えらく、意味がかわるもんだね。

迷子の思い出と、思い出迷子じゃ、ね。
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あれから40年

2010年09月27日 | Weblog
この台詞、あれから40年。

妻が好きな、綾小路きみまろです。

みなさん、新婚のころを、思い出して下さい。

朝の玄関で。

あなた、早く帰ってきてね。

と送り出したころ。

ところが、今は……。

あれから、40年。

と、オバタリアンを前にして、きみまろが、おもしろおかしく、話すんですけどね。

こちらの、あれから40年は。

この間、高校時代のガールフレンドの母上に、お会いした。

最初、わからなくて。

太っちゃって、なんて言われてね。

そうだよな。

あの頃、170センチで、体重45キロ前後。

今は、痩せたと言いながら、プラス20キロの65キロ。

その彼女、33歳で、亡くなってしまったわけで。

親よりも先に逝ってしまう、という俗に、さかさをみる、と言いますね。

あの時の、火葬場で憔悴しきったお母さんの姿が、今でも、浮かぶ。

上のおねえちゃん(お孫さん)が、まだ、お嫁にいかなくてね、なんて、言ってたな。

たまに、お墓参りに行くと、綺麗になってるからね。

お子さんたちも含め、大事にされているから、安心です。

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内緒話

2010年09月26日 | Weblog
ある男がいまして。

飲んだ席では、僕を、オヤジ、と呼ぶんだよね。

あくまでも、お酒の入った時ですが。

福島へ、近いうちに、同行してくれ。

というわけです。

どうやら、40を少し過ぎて、身を固める気になったらしい。

そりゃ、めでたい。

おまえな、もう、なにも考えないで、一緒になることだけで、いいから。

と、言ったものでした。

人それぞれ、無くて七癖、といいますから。

ま、男と女の関係も、それぞれ、違って、これが、味わい深いわけだ。

なので、これこれこうで、とおんな論、おとこ論を、ぶちあげたところで、ね。

そりゃ、徒労というもの、無粋ともいうね。

とにかく、肩の力だけは、抜いとけ、と。

そんなわけで、福島へ行くのを、楽しみにしています。

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ちょっと自慢

2010年09月25日 | Weblog
娘→妻→僕、と流れてきたメールです。

 おはよう〓〓〓
 ちょっと自慢していい!?

 ツイッターで知り合った韓国人と昨日電話したの〓〓

 スカイプってゆうソフト使って電話したんだけど、韓国語ちゃんと通じたよ(笑)

 めっちゃ異文化交流じゃない!?〓
 でも、書けるけど話せないってゆう日本人の典型パターンだから発音が難しくて〓

 でも異文化交流おもしろいよーー〓〓〓
 今度帰った時に韓国語ペラペラ喋りだしたらごめんね(笑)

というわけです。

なかなか、リーズナブルに、つまり、お安く外国語、身につけてるよね。

娘ながら、あっぱれ、というものです。

ところで、喫茶店「花ごよみ」の山原の精霊なんだけどね。

11年、アメリカ暮らしで、英語、しゃべれるわけだね。

なんてったって、ご主人、日本に来ても、英語しかしゃべらない、くらいの勢いの方なんだから。

テレビのメロドラマとか、近所のおばちゃんたちと交流しながら、言葉を身につけたらしい。

なので、専門英語は、からっきしなんだけど、微妙な、人々の感情にまざる陰影とでもいうのか、そんなところは、むしろ、名門大学で身につけた人たちより、わかるらしいんだね。

よく、インテリの人たちが、四文字熟語やら横文字まぜながら、いろいろ、テレビなんかで、しゃべってるでしょ。

でも、人生の機微に触れる部分では、たいしたことない、なんて姿が、映し出されてしまうじゃないですか。

おまえのかあさん、デベソ、的な言葉を、吐き散らす、みたいな。

それはともかく、娘のメールから判断するに。

ツイッター、おそるべし、だね。

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中秋の名月

2010年09月24日 | Weblog
清水駅あたりで、夜の7時。

という待ち合わせで。

自宅から、バス停に着くなり、バスがやってきて。

バスから降りると、即、横断歩道の信号が、青になり。

こりゃ、今日は、なんだか、俺たちの日だね。

と、妻と中秋の名月を見ながら、歩いていると。

薩摩隼人夫婦は、駅のロータリーの一軒、酒屋と看板のあるお店で、立ち飲みをしていた。

こんなところがあるんだね、と言いながら、合流。

ビールとお酒を、シラスなんぞをつまみにして、飲みながら。

今日は、月がきれいですよ、という妻の声に、お店のお客さんも、女将さんも、一斉に、外へ出て、名月の鑑賞とあいなり。

戦争が終わったばかりの頃は、おつきさまも、よく見えたんでしょうね。

なんていうと。

ここは、なんにもなくて、真平らだったそうですよ、おばあちゃんの話では。

と。

この銀座通りも、焼け跡の闇市だったらしいですよね。

なんて話をしながら、飲み、二組の夫婦は、カラオケボックスへ。

2時間ほど唄い、それじゃ、気をつけてお帰りください。

と別れ、われわれは、蝦夷の末裔のお店へ。

大曲の花火の話で、盛り上がり、サザンの歌を、妻と唄い。

案の定、夜は更けて、帰宅の途へ。

本日は、遠い昔、南と北で、まつろわぬ民、とよばれた方々と飲んだのでした。
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自分で決めな

2010年09月23日 | Weblog
またまた、浮かれ街ネタなんだけどね。

よく行くお店のママさん。

僕が、カウンターへ座るなり、押っ取り刀でやってきて。

下のお子さんの話になる。

看護師の関係の短大が、決まったそうで。

ま、彼女も、霊的な意味でなく、ダブルワークなんです。

昼間、パートじゃなく、そこそこの仕事していて、夜は、飲み屋さんを、経営している。

見上げたもんだよ、屋根屋のふんどし。

ってなもんです。

で、そのお子さんへ、いろいろ、伝えたんだ、と。

とにかく、自分で、選択して、自分で決めないと、頑張れないし、あとで、後悔するから。

というような内容ですね。

お、あなた、えらいね。

父と母の二役を、しっかり、こなしてるね。

と、しゃべり続ける彼女へ、ようやく、斬り込んで、一言。

世間様は、ぼくのことを、聞き上手、と言ってくれてるのでね。

浮かれ街にても、そんな役回りなんだ、のだろうか。

そんなことは、どうでもいいんだけどね。

その帰りがけ、若い女の子が、久しぶりです。

と声をかけてきて。

いつかの話、いい話だったね。

と言うんだね。

なんだっけ?

と言うと。

ほら、あの高校の頃のガールフレンドの。

あ、ルーシー?

そうそう、というような少しばかりの会話を、交わし。

今でも、気持ち悪くなったりすると、お線香を、あげに行ったりするよ。

なんて、応じて、知らぬ間に、夜も更けてしまいました。

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風の陣

2010年09月22日 | Weblog
実は、またまた、はまってしまいまして。

高橋克彦著、「風の陣」全5巻。

時代は、8世紀半ば、西暦750年前後ですね。

今から、12,300年前のお話です。

大和朝廷と蝦夷(えみし)の壮絶な戦い。

なんていうと、何事かを、言った気になるんですけど。

わたしは、作家ではないので、うまく、書けません。

言いたいことは、はまってしまって、日曜日も、一日中、寝っ転がって、本を読んでいた。

ということくらいですかね。

もともと、後頭部を、枕につけているだけで、瞬時に眠りに落ちる。

という特技をもっているので、気がつくと、眠っているのですけど。

二階へ、妻が上がってくると、しおりをはさみ、本を傍らに置き。

愛犬ハニーを、綺麗に洗ってきて、気持ちイイ、と喜んでいた。

という話に、ふむふむ、相槌をうち。

電話が、携帯じゃなく、家の電話ですが、なると、出て。

それは、ほとんど、99%が、母親あてなんだけどね。

少し、運動が足りない、と思い立ち。

往復、1時間以上かけて、郵便局まで、歩いて行き。

夕方になれば、お風呂に入り。

その後は、天保13年の日本酒を、晩酌に。

なんてやっていると、せいぜい、ほんの数時間が読書時間なんだよね。

ま、そんなことは、どうでもいいですが、「風の陣」にはまっています。
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彼岸の入り

2010年09月21日 | Weblog
早々と、ありがとうね。

妻の実家へ、お線香をあげに行く。

義姉が、早々(はやばや)と、と言うんだね。

そうか、お彼岸の入り、という日に、来てくれたから、ということか。

しかし、そこで、妻のおばに、出会う。

唯一、健在である、一番下のおばなんだけどね。

前日、妻が予言していたことが、あたった。

そんな気がする、とさりげなく、言っていたんだよね。

最近、超能力者ぶりをいかんなく、発揮しているから。

僕が、話そうとすることを、先に言ってしまうとかね。

どうも、縄文人に近づきつつあるようだ。

これはこれで、面白いんだけどね。

故に、よからぬことは、思えません。

ともなるんだけど、そりゃ、それで、どうでもいいんだけどね。

いずれにしても、女性というものは、なにか、自然のまんまというか、超自然というか、そんな生き物なんだよね、きっと。

そんなところが、楽に、表にでてくれば、楽しいんだろうけどね。

このあたりから、託宣とか、神の言葉を預かる、みたいなことにもなるわけだけど。

微妙です。

自分のなかが、すっきりしてないと、自分のこころの隙間をうめるための、ご託宣ということに、なっちゃいますね。

この間も、知り合いの芸者さんの話を、少し、アップしたけどね。

まわりには、そんな女性が、わんさといるんだよね。

実のところ。

しかし、みなさん、ご自分の社会の中での役割におさまっているので、あんまり、表にだしませんね。

せいぜい、ご亭主の浮気心を詮議したり、井戸端会議で、秘密のご近所吟味、くらいが関の山でさ。

久々に登場ねがうんだけど、糠漬け師匠。

この間、お会いする機会があったんだけど、お電話中でね。

この方、10年前に、ある会社をやめた方で、と。

一度も、お会いしてないんだけど、声だけで、わかるんだよね。

その人となりとか、なんとか。

とおっしゃる。

おいおい、ここにも、縄文人が、いらっしゃるわ。

と、驚きつつ、楽しくもなったのでした。
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