まわりで起こっていること

since2004.12「糠漬け初心者」

土のにおい

2009年08月17日 | 風景
何日か前のこと。

夕方、家について、車を降りると、雨。

土のにおいがした。

なつかしい。

熱せられた土が、雨で冷やされ、においたつ、というのだろうか。

遠い昔、遠州、袋井の知り合いのお宅。

小学校低学年の夏休み。

川に遊びに行き、急に降り出した雨に、芋の葉を、傘代わりにして、帰ってきた、あのとき。

土は、こんなにおいが、したのかもしれないけれど、忘れました。



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自然

2009年07月22日 | 風景
この間、アップした、ミルロボットです。

最後のフレーズ。

 あなたのすべてを、聴きますし、見ますし、しかも、なんの批評もしません。

って、まんま、自然のことだよね。

山の緑や、雲、青空、路傍の草花……。

というか、そもそも、人間そのものが、自然の一部なんでね。

妙に、小理屈をひねくりまわすと、かえって、大変な目にあってしまう、という。

緑の中にいると、気持ちいいよね。

という言葉は、きっと、心の奥のほうから、湧き上がってくるんだろうね。


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家なき子

2009年05月31日 | 風景
これ、52号沿線の「ゆばの里」。

わかりますかね。

巣のないツバメ。

お店の人によると、カラスかなんかが、巣をおとしてしまったんですね、と。

そう、家なき子になってます。

この巣作り。

かなりの日数を、要したんだろうにね。

彼、か、彼女は、えさを運んできて、途方にくれたように、たたずんでいる。

なにか、あわれでね。

人間の社会にも、よくある話かもしれない。

自分の想定外のことには、立ち尽くすことしかできない、というような。


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新緑

2009年05月08日 | 風景



 紅葉よりも、私は、新緑のほうが、いいな。

というのが、わが妻の感想。

沢渡川沿い、朝の散歩のときの写真。


下は、沢渡神社からの下りの途中。

うまく写真をアップできないので、美しさは半減しているかもしれませんが。

新緑といっても、さまざまな緑があるわけで。




ひさびさに、ブログライターというやつを使ってみました。


いまいち、ハンドリングがなれてないんだけど。


これだと、写真を何枚もアップできるわけです。


デジカメで、何十枚か、撮ってきて、帰宅後、試写会をひらいたのだけど、母親は、いいねぇ、いいねぇと繰り返していた。


 


 

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循環

2009年04月28日 | 風景
これは、日本平ホテルのつつじ。

この季節、色づく街なので、目をひかれる。

庭のたらの木も、すさまじいくらいの成長。

ものみな、命の躍動をしているごとく、だ。

ドルト ウント なんでしたっけ。

なんか、ドイツ語で、青春の渦の中、みたいな言葉、なかったっけ。

ま、それはともかく、めぐりくる季節って、いいですね。

そういう意味では、すべて、循環の渦のなかにいる。

自我となづけられているものを、少々、忘れてみたら。

ものみな、循環のなかにいるわけです。
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いっぺい

2009年04月26日 | 風景
車で走っていると、あざやかな黄色。

思わず、引き返して、シャッターを押す。

おばにきくと、いっぺい、という花らしい。

どうやら、南米産のようだ。

法台院にも、20本ばかり、ある、という。

天竜から、浜松にぬける、何号線だったか、その街道筋にも、何十本か、あった。

この季節、黄色、というと、連翹か山吹、ということなんだけどね。

この、いっぺい。

原色に近い、黄色で、花びらも大柄。

いかにも、リオのカーニバルの、ナイスバディーっぽい、黄色だ。

吉行淳之介の小説に、たしか、「原色の街」ってのが、あったけどね。

そんなことを、思い出してしまうくらいの鮮やかさだった。

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つつじ

2009年04月22日 | 風景
つつじと八重桜。

借りた本が、期限切れだったので、県立図書館へ。

桜が終わったこの時期、つつじだね。

病院近くの、お堀のまわりも、きれいだった。

しだれのように、石垣にかかって咲いているつつじだった。

それは、写真にとってありませんが。




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桜吹雪

2009年04月09日 | 風景
心地よい風が、桜を散らす。

しばらくすると、花びらが、地面をおおう。

何羽かの鳥の囀り。

もちろん、風は吹き抜けてゆく。

遠くで、車の通り過ぎるタイヤの音。

この季節、知らぬ間に、詩人になっているようだ。
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春一番

2009年02月14日 | 風景
今晩は、春一番が吹いている。

例年より、10日早いんだそうだ。

またぞろ、地球温暖化の大合唱になるのかと思いきや、来週からは、また、真冬に逆戻りらしい。

一安心。

しかし、オーストラリアの大火というのもすごい。

東京都、二つ分くらい、燃えてしまった、というんだから。

どうも、規模がちがう。

200人以上の方が、犠牲になった、ということで、ご冥福を、遠くから、お祈りします。

同時に、パレスチナのガザでは、イスラエルによる攻撃で、1000人以上の方が、犠牲になっている。

その方々にも、ご冥福を、お祈りします。

もう、毎日、いろんな方々のご冥福を、祈り続けるしかない。

日本でだって、火事にあったり、通り魔だったり、さらにえぐい事件に巻き込まれて、こと志しとちがって、生を頓挫させざるをえない方々が、大勢いらっしゃる。

春一番から、どうして、こんな具合な連想になってしまったのかな。

それにしても、今日は、暖かい。


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カワニナ

2009年02月11日 | 風景
富士川の支流、佐野川のほとり。

佐野川温泉がある。

日曜日、久々に、源泉かけ流しの温泉へ、妻と行く。

82歳になる母親のおじが、東京で、紙問屋をやっていて、その方が、その昔、湯治に通った、という。

もう半世紀以上の昔話なんだろうけど。

温泉のおやじさんが、水槽で、ハヤ、カジカを飼っていた。

一緒に、カワニナという貝も、これは、源氏ボタルの幼虫が、えさにするらしい。

カジカというものの現物を、はじめて、見た。

見たことないんですよ、というと、水槽の中にかくれていたカジカを、水をかき混ぜて、おびき出してくれた。

カジカ談義になる。

佐野川には、カジカの卵が、たくさんいた。

石をもちあげると、その下に、黄色い卵が無数に、ついていた。

それを、ハヤなどが、えさにする。

ところが、釣り人が、こらっしょ、というくらい、魚籠につめて、採っていってしまう。

すると、ハヤも繁殖せず、もちろん、カジカも減っていく。

川の命は、循環しているんだけどね、と。

自然を守れ、といいながら、これですから、と。

哀しい話ですね、と言うしかなかった。

ホタルのえさのカワニナがいるので、夏には、ホタルが舞う、という。

ここの源泉は、30度くらいで、源泉加温の湯船と二つ、それと、改装するまえは、混浴だった露天風呂が、男女一つずつ、ある。

硫黄泉なので、わが妻は、いたく、気に入ってくれた。

熊の湯ホテルまで、4時間かけていかなくても、よくなったかな。

でも、湯田中、角間大湯のロケーション、風情は、また、格別ですからね。

ちなみに、飲泉ができ、糖尿病に効く、と書いてあった。

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