まわりで起こっていること

since2004.12「糠漬け初心者」

千座(ちくら)

2010年11月30日 | Weblog

自画自賛の、11月度のおじおば会。

甲州、山梨県ですね、の津金村、おいしい学校でのりんご祭り。

毎年、11月の最終日曜日のようですね。

ここのりんごジュースの味が、わすれられなくて、またふたたびの、というわけです。

 みなさん、ずいぶんと早起きだったようで。

11時には、りんごもあらかた売り切れて。

僕らも、生ジュースを二杯飲み、B1グルメのグランプリに輝いた、鳥モツ煮をいただき。

そそくさと、昼食場所を探しに、会場をあとにしたのでした。

はじめ、そこから、北上して、清里をめざし。

なんだけど、ひところのブームは、かげり、売り物件の看板がめだち。

なんでも、いいときもあり、よくないときもあり、で、順番なんだね。

と、下のおばのしみじみした物言いとともに、清里をあきらめ。

南下。

道中、ふらっと、手打ちそば、ちくら、という看板が眼に入り、そこへ。

最初、おっかなびっくりで、入り口をのぞいたんだけどね。

入り口といえば、ふつうの事務所かなんかにある、シルバーのサッシだしね。

こんな写真、撮ってありました。

ところが、入ってみると、テーブルは、古民家のあつい梁かなんかを改造したようなものだったりね。

雰囲気は、とても、フレンドリーで。

千座、とかいて、ちくら、と読むらしい。

これ、どういう由来なんですか。

って、お店の女主人におききすると、神様のいらっしゃるところ、という意味のようで。

わたしの主人が、そこのお宮さんの神主で。

と、言うんだね。

それじゃ、順番逆になっちゃいますけど、食事のあとに、おまいりさせていただきます。

ということで、こんな、釜揚げうどんをいただくことに。

右下のご飯には、古代米が入ってます。

このお宮さん、というのが、建部神社なんです。

このあたりの顛末は、また、後日、ということで。

 

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九族天に入る

2010年11月29日 | Weblog

京都ネタ続きで、恐縮なんですが。

とにかく、お寺さんが多い。

というのが、第一の印象なんだけどね。

1600あるらしい。

しかし、お隣の滋賀県の方が、数が多い。

と、ジャンボタクシーの今井さんが、おっしゃっていた。

杉本苑子の小説のなかに。

 一人出家すれば

 九族天に入る

という一節があって、なるほど。

と思ったのでした。

天皇家でも、即位できない方々が、大勢、いらっしゃったわけだ。

男性は、親王さんとか、女性は内親王さんとか、呼ばれるようだけど。

その方々の中には、出家される方が、いらっしゃる。

そうすれば、生臭い権力争いから、ま、跡目争いですね、逃れる、ということになる。

あとね、なんとか院というのも、やたら、多いんだよね。

それは、どうも、塔頭、たっちゅうと読むんだけど、弟子が高僧のお墓の近くに、住むためのもののようだ。

どこのお寺だったか、36の塔頭があったな。

それはともかく、一人出家したら、九族が、天にのぼることができる。

ということだから、われもわれも、とお坊さんを目指した時期も、あったんだろうね。

 

 

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朝鮮戦争

2010年11月28日 | Weblog

いきなり、刺激的な表題ですが。

われわれの世代だと、というか、学校でならった歴史によると。

太平洋戦争が、終わったあと、不景気が続いた。

そうこうしているうちに、朝鮮戦争が始まり。

日本は、その特需により、一気に、戦後の高度成長にはいっていった。

というようなことだったな、たしか。

なので、こんどの北朝鮮と韓国の戦争も、朝鮮特需になります。

なんていう人、一人もいないよね。

なにを、不謹慎なことを、といわれるのがオチだね。

ところで、北朝鮮の軍事費、GDPの30%以上だってね。

戦車買うお金あったら、飢えた人々にまわしてあげなよ。

って、フィギィアフェチの森永卓郎さんが、言ってたけど。

アメリカの軍事費、GDPの22%らしい。

GDPは、北朝鮮の何百倍かな、何十倍かな。

なので、比率じゃなく、総金額は、べらぼうなものだね。

それこそ、そのうちの何パーセントを、医療費にまわしてあげなよ。

みたいな話なんだろうけど。

そうはいっても、軍需産業の力は、とてつもないし、ヒットマンもやとってるから、無理です。

とはいえ、今回の衝突は、なんだろうね。

昔から言われているように、だれが得して、だれが損したのか、を見れば、わかるんだろうけどね。

いきなり、各テレビ局に、軍事オタクといっては失礼だけど、そんな評論家の方々が、出張って来てますね。

いまのところ、軍事評論家特需で終わっているので、戦争の原因は軍事評論家です。

なんて言ったら、しかられますね。

ビジネスセンスの卓越した方々は、今回の事件を、どういう特需にもっていくのか。

センスのない当方としては、見ものです。

蛇足ながら、戦争は、どんな理由があっても、だめです。

正義のためだろうが、なんだろうが。

 いのちはひとつ じんせいは いっかい by 加川良 「教訓」

だからです。

 

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アテルイ

2010年11月27日 | Weblog

これ、清水寺です。

蝦夷の英雄、アテルイとモレの顕彰碑。

京の都のど真ん中に、あったのですね。

これ、読めますか。

西暦で、750年前後かな。

東北の岩手県のあたりで、大和朝廷軍と蝦夷軍が、戦って、アテルイとモレは、捕虜になるわけです。

アテルイが、総大将、モレは、三国志でいえば、諸葛孔明みたいな軍師ですね。

朝廷軍の大将が、坂上田村麻呂です。

彼は、征夷大将軍、というくらいで。

夷族を、つまり、まつろわぬ民たちを、たいらげるわけだ。

京へつれてこられた二人は、田村麻呂の懇願むなしく、鳩首、ま、晒し首になる。



関西と京都の岩手県人会のかたがたが、郷土の英雄を顕彰している。

由比のお太鼓まつりは、この坂上田村麻呂の、1200年前の、蝦夷征伐を祝って、始められた。

と由緒書には、書かれている。

都から見れば、あのあたりも、まつろわぬ民たちで、あふれていたのかもしれない。

昔の逆賊が、このように大事に祀られている清水寺をみて、明治のころの逸話を思い出した。

これからは、仏教はだめで、神道一本で行きます、と廃仏毀釈という運動がつくられたわけだ。

仏像が捨てられた、という時代があったそうだ。

各地のお寺さんは困りに困り。

清水寺には、たくさんの仏像が、なげこまれた、と。

仏像の駆け込み寺みたいな時代も、あったんだね。

今では、拝観料で潤っているらしいけど。

この顕彰碑の前は、こんな景色です。

 

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旅のつづき

2010年11月26日 | Weblog
くどいですが、京都、もみじめぐりを書いておきます。

11月23日。

 京都駅→嵐山・渡月橋→天竜寺→宝厳寺→嵯峨野(昼食・ちくりん)

 →化野(あだしの)念仏寺→二尊院→常寂光寺→竹林散策→西本願寺→東急ホテル

11月24日。

 東福寺→曼殊院→円光寺→詩仙堂→銀閣寺→南禅寺→清水寺→祇園・四条通り

同行の設計屋さんに、組んでいただいて。

現地のジャンボタクシーの運転手さんに、多少、アレンジしていただきました。


いつものように、東急ホテルの喫煙コーナー。

鶴瓶タイムです。

神奈川からの御仁。

70歳だとか。

ぼくらの24日のコースを、電車、使いながら、歩いた、と。

2万6千歩だそうで。

すごいね。

3年前に奥様をなくされ。

銀婚式のとき歩いた道を、そのときと同じ東急ホテルに泊まって、だそうで。

やっぱり、一人で歩くのは、寂しいね、とおっしゃっていた。

奥様のいる方は、今のうちに、大事になさってくださいね。

と、

 やわはだの 熱き血潮にふれもみで

 さびしからずや 道を説くきみ、

の「道を説くきみ」をきどって、いっときましょうか。

そこへ、河口湖からの妙齢のご婦人。

やっぱり、河口湖の紅葉のほうがいいですね。

と、郷土自慢。

彼女は、鈴虫寺へ行かれたそうで。

お堂に250人くらい参集して、ひとつだけ願い事を聴いてくださる、という行があったそうで。

その方は、三ヶ月前に願い、それが叶ったので、お礼参りに来られた、と。

そりゃ、幸せですね、と応じたしだい。

彼女が立ち去っても、70歳の御仁は、立ち去りがたい風情で、二本目の煙草に火をつけ。

2万6千歩も歩かれると、寂しがってもいられませんね。

今晩は、熟睡ですね。

とこちらも、二本目の煙草を吸いながら、彼の銀婚式のことを、思っていた。

そんな鶴瓶タイムもありました。

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東福寺

2010年11月25日 | Weblog


京都、もみじ狩り。

二日目の朝。

東福寺です。

たくさん写真を撮りすぎて、まだ、整理できず。

とりあえず、同行のみなさんが、口々に言っていた、このお寺の写真をご紹介します。

鎌倉時代の創建だそうで。

東大寺の東と興福寺の福をとって、東福寺なんだ、と。

静岡では、お茶の始祖として有名な、聖一国師が、開山だそうだ。



通天橋(つうてんきょう)からの眺めです。

名前の付け方としては、天に通ずる橋なのかな。



これ、東司と書いて、とうじ、だか、とうす、だかと読むんだけど。

トイレのことです。

大勢の修行層たちが、時間刻みの修行のなかで、一挙に使用するので、大きい。

その昔、彼らは、忙しかったんだろうね。





紅葉の庭園を、連弾しておきます。

1000年以上、日本の都であったわけで、京都は、古い、です。

その時間の長さに、圧倒されてしまいます。

が、そのあたりの感想は、もう少し、整理してから、アップします。




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京都なう

2010年11月24日 | Weblog
今日は、ブログのアップ、忘れてまして。

これ、お昼まちの光景です。

紅葉を、満喫して。

このあと、銀閣寺へ。

おめん、という、うどん屋さんにて。

もうね、京都は、お寺で一杯だね。

詳細は、後日、でお願いします。
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武士の家計簿

2010年11月23日 | Weblog
テレビで、CMやってるね。

映画です。

堺雅人、篤姫のときの相方、家持だっけかな。

と、仲間由紀恵ですね。

チャンバラのない時代劇だそうで。

どこかの藩の経理マンが、主人公かな。

それはいいんだけど、二人の主人公が、インタビューだか受けていて。

この映画を演じて、無駄なものは捨てる。

持っているものを、極力抑えて、シンプルに生きたくなった。

というようなことを、言っていた。

シンプルに生きる、というのは、おもしろいな。

と思った。

何やかやといっても、モノに限らず、いろいろ、増やしていってしまうからね。

それは、見方によれば、ちりあくたかもしれず。

そのために、かえって、重たい人生を選択してしまってるのかもしれず。

妄想族、なんていうのも、同じだね。

というか、人間の考え方って、うかうかしていると、妄想することが、よいことだ。

くらいなでき方しているしね。

自分は世間様からどんな風に見られているか。

という自問だけで、重たい荷物、しょっちゃうことになるし。

あいつとこいつとそいつ、と比べて、自分は劣っているか、優れているか。

なんて、考え始めたとたん、ずしんと、重たいものが、やってくるしね。

わたしはわたしです。

というね、ついこの間、エントリーした記事にご出演願った奥様のふれた心持。

それがいいね。

キリスト教徒たる彼女は、神への祈りによって、ある瞬間、そんな心境にふれたらしいけど。

祈りは、ある意味、自分を放り投げてしまうようなものだから。

仲間由紀恵が、余分なものをすてる、といったのも、そんなところと、つながるのかもしれないな。

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1240円

2010年11月22日 | Weblog
4時間で、この金額が、高いか安いか。

といっても、わかりませんね。

これで、自由を手に入れる。

と言うんだね。

妻の弁です。

ヒトカラの金額なんだって。

50曲歌えるらしい。

一時間目は長く感じるんだけど。

その後は、あっという間らしく、残り時間が気になってくる。

というんだけど。

浮かれ街での時間の流れと似ているね。

酔うにつれ、時間の流れが速くなるから。

で、あっという間に、午前様。

となるわけで。

土曜日に中学の同級生の忘年会があったんだけど。

さまざま、おもしろい話はあって。

鍵が閉まっている店を、無理やりお願いして、悪いね悪いね、と口々に言いながらも。

帰りは、3時近かったからね。

3時って、午前です。

年齢ももうじき、一回りしちゃうってのに。

中には、うちへかえりたくない、なんて言いだすおやじもいたり。

元気なものです。

そこは、ひとりあたり、割り勘で、1000円だったな。
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古いふるい友人

2010年11月21日 | Weblog
古いね。

そうだ、40年になるかな。

18歳のころだからね。

そんな古い友人から、電話がはいる。

なんか、イライラするね、と。

どうも、国会中継を眺めていて、のことのようだ。

彼は、ネットもせず、なんだけど。

新聞や本、テレビからの情報摂取なわけだ。


そうでしょ。

だから、僕は、ニュースなんか見ないほうが、健康にいいよ。

とまわりの人たちには、言ってるんだよ。

なんて、言いながら。

先方は、どうやら、ビール片手の電話のようで。

話は、あれやこれやと、つまみ代わりに、はずんだ。


たしか、彼は、鳥取だったな。

米子東とかなんとか育英とかの高校だったと思う。

株式投資もやっているようで、どうも、潮目が変わった。

なんていってたな。

バブルが始まっているんじゃないか、と。


そりゃ、あれだけ、各国で、お金を印刷してりゃ、ね。

お金の量が増える、ということは、モノの値段があがる、ということで。

彼は、雑貨屋さんをやってるんだけど。

中国から、入らなくなったものが、ちらほら、出てきた、と。

たとえば、お餅をやく金網。

あれ、まったく、入らなくなったそうだ。


こうして話していると、酒飲みながら、会いたくなるね、と。

彼、群馬なんで、沢渡温泉にでも、行こうか。

三喜屋のおやじの宿で、まろやかな温泉はいりながら、語り合うのもいいかな。
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