まわりで起こっていること

since2004.12「糠漬け初心者」

普通免許

2007年08月31日 | Weblog
免許取立ての娘が、車を運転するのが楽しいらしい。

毎日、妻の車をかりて、どこぞへと出かける。

ジャスコの車庫入れがうまくいった、とか、曲がり角でぶつかりそうになった、とか。

こちらも、運転はするので、共通の話題になる。

人生とはこれこれこういうものだ、みたいなのとちがって、具体的な話になるので、会話の流れはいい。

理美容修業中の息子も、二輪の中型免許を取りにいってるし。

いつの間にか、子供たちみんな、免許をもつことになる。

当たり前、といえば、あたりまえだけど。

おとうちゃんは落陽だけど、こどもたちは、これから、日が昇るから、って、夕べの、「菊次郎とさき」で、菊次郎がペンキ屋の引退を決意する場面で、さきが言ってたな。
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とうもろこし

2007年08月30日 | Weblog
草薙神社の前で、耳の遠いおじさんがやっている、即席野菜販売所。

昨日は、とうもろこしを売っていた。

そのおじさん以外に、三人ぐらいたむろしていて、説明してくれた。

皮をむいて、ラップして、冷凍しておけば、お正月にも食べられるよ、と。

レストランの、コーンスープなんか、大きな塊の冷凍したものを、アメリカから輸入して使うんだから、大丈夫だよ、だって。

それって、遺伝子組み換えの、ってことでしょ、なんて、突っ込み入れないで、有難く、お話はうけたまわった。

その後、神社のほうにまわると、ひげを生やした若者が、なにか手荷物をもって、参拝しようとしていた。

しばらくすると、僕のほうに歩いてきて、ここの宮司さんは、どこにいらっしゃるんでしょうか、ときく。

これを奉納して、お札を貰ってくるように、頼まれまして、と。

たしか、宮司さんは、どこかにお勤めだとききましたから、今日は、いらっしゃらないと思いますけどね、と答える。

じゃ、神社庁にでも、きいて見ます、と立ち去った。

石段を下りながら、金毘羅さんに代参する、森の石松のことがうかんできた。

次郎長の命を受けて、お参りした帰りの船のなかでの、食いねぇ、食いねぇ、すし食いねぇ、江戸っ子だってね、という台詞で有名だよね。

まさか、今日の若者が、富士宮のほうにある、とても威勢のいい、何とか組の親分の、病気快癒祈願のための代参ではないだろうけど。
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皆既月食

2007年08月29日 | Weblog
夕べは、皆既月食。

太陽、地球、月という順番の、エネルギーの三位一体。

エハンのブログで、そう書いていた。

ベランダへ出て、眺める。

曇りがちだったけど、東南の方向に、かすかに見えた。

隣の屋根、近所の赤堀さんちの、背の高い樹の上に、オーラというのか、エネルギーというのか、時折、目の中にはいってきたりした。

その時間は、地球は、太陽と月の中間で、だんご三兄弟の次男坊の位置だったわけだ。

一人で、おごそかな気分に浸っていた。

お月さんにむかって合掌した。

窓からは、イシンバウワはいつ跳ぶのでしょうか、と世界陸上のアナウンサーの声が、聞こえていた。

昼でも夜でも、空を眺めていると、途方もない気分になる。

解離性障害と名づけられた、途方にくれている状態だという、朝青龍の心持とは、少々ちがうけどね。

そういえば、知り合いの畳屋さんの奥様が、スタイルのいい、美人のモンゴル人なんだけど、朝青龍はいばっているので、モンゴルでは、評判が悪いと言っていた。

テレビのインタビューだと、モンゴル人はみんな、日本の外人差別に怒っている姿で、登場するけどね。

それはともかく、太陽にも月にも、知性がある、ということを言う人がいるけど、だとすると、エネルギー知性のコラボレーションの、象徴的な夜だったわけだ。
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ぶんぶぶんぶ

2007年08月28日 | Weblog
夕べは、安倍さんの第二次内閣がスタートして、総理の演説やいろんな政治家の話をテレビ番組でやっていた。

カイカク、カイカクって、ことあるごとにいうんだよね。

このままでは、日本はもたない、って。

江戸時代にも、なんとか改革って、何回か、あったよね。

ぶんぶぶんぶと夜も眠れず、だったか。

文武と蚊の羽音が耳元で、ぶんぶぶんぶとするのとかけた、ざれ歌が流行した、と子どもの頃、学校で習ったのを覚えている。

早い話が、うるさい、うっとうしい、というわけだ。

郵政解散のとき、議場の片隅で、安倍さんに説得されていた映像で有名な、浜松の城内さん。

桝添さんの元妻、刺客の片山さんに敗れ去って、今は、浪人中なんだけど、彼のブログに、オウム真理教、イスラム原理主義をもじって、カイカク真理教、カイカク原理主義、と書いてあった。

彼も、安倍さん同様、おぼっちゃまくんなんだけど、冷や飯たべていると、だんだん、それこぞ、骨太になってくるもんだ。

しかし、安倍さんの演説、かわいそうだったな。

申し訳ないけど、大根役者なんで、自分の素の姿が、透けて見えてしまう。

アッキーとよばれる奥様も言ってたけど、家にかえってくると、ご飯ものどへ通らないくらいで、やめさせてあげたい、と暗に言っていたようにも、聞こえた。

流行の言葉で言えば、ステークホルダー、利害関係者に翻弄されて、ということだね。

しかし、参院選をきっかけにして、グローバリズムにNONをいって、あたらしい形が出来てくるとしたら、日本の民意というのも、まんざら、捨てたものでもないね。
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投票行動

2007年08月27日 | Weblog
買い物は、投票と同じだ、と足立恭一郎さんが、書いていた。

この方、農水省の研究者だったようで、「食農同源」という本を出されている。

医食同源をもじった書名らしい。

貨幣は投票用紙で、消費者が、なにに投票するか、と。

農業を例にとれば、直接生産に携わっている方々に、届くお金は、年々減っている。

いろんな加工品を買うことが多くなっているわけで、サービス産業化している。

電子レンジもあるし、性能のいい冷蔵庫もあるので、消費者は、コンビニエントな方向へ、流れるわけだ。

全部読んでないのだけれど、投票行動、という考え方がおもしろかった。

ミートホープ事件やらいろんな偽装事件を嘆くまえに、自分が、どこへ、投票しているのか、ということなのかな。

株の世界だと、株を買うのは、美人投票、なんていい方があるよね。

みんなが、だれが美人とおもうか、その人に投票する、つまり、その会社の株を買う。

いずれにしても、食の問題は、深くて広い。
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満員電車

2007年08月26日 | Weblog
今年初めて、ビアガーデンに行く。

仕事先の夕涼み会。

妻と表具屋のおやじの三人で、電車に乗って静岡まで。

電車は、涼しくて快適だったんだけど、運動場前という駅から、一挙に、満員電車に様変わり。

子供たちや若い娘さんたちで、一杯になる。

どうやら、早慶戦のかえりらしい。

例のハンカチ王子が、静岡へやってきた、というわけだ。

隣にすわっていた表具屋のおやじは、こんな混んだ電車にのったのは、大阪の万博以来だ、と。

おいおい、すごいね、40年近く前のはなしだ。

静岡駅に着いたけど、ゆっくり下りようね、と。

乗りなれない満員電車で、それこそ、早稲田の教授やってた、植草さんみたいに、痴漢にまちがわれたのか、痴漢をしたのか、痴漢にされちゃったのか、そんな事件に巻き込まれないように、と。
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いらつき

2007年08月25日 | Weblog
ある友人と昼食。

朝から、イラつくことが多くて、血圧があがっているせいなのか、と言っていた。

金融機関などと、実務的な折衝がスムーズにいかなくて、と。

時折、高血圧になるので、そんな不安とないまぜになってもいたんだろうけど。

しかし、なぜ、いらつくんだろうね、と疑問をなげかける。

いらつく、って、なんだろう。

そういえば、民主党の副代表の管さん、いら管、と呼ばれていたよね。

いつも、いらいらしていたのかな。

最近、あんまり、言われないけど。

もともと市民運動家だったし、世の中には正すべき悪がある、という心の持ち方をしていたんだろうと思うけど。

女性には、人気がない、といわれてもいたな。

前市長の前に、組合の委員長をやってらっしゃった、知り合いのコンサルの方の文章、これこれはこうでないから、こうでなければならぬ、みたいな文章が多かった。

正義の味方、月光仮面のおじさんは、巷にあふれているんだよね。

ほんと、正義って、やっかいなしろもので、天下ごめんの刀傷のおじさんも、結局は、相手を刀で、叩ききっちゃうからね。

今だと、鉄砲も刀もないから、言葉や態度や論理で、相手を叩き臥せる正義の使者、となっちゃう。

ただしかるべき正義も、時としてめしいることがある、って、リチャード・キンブル主演、「逃亡者」のタイトルバックにながれる、ナレーターがあったよね。

※天下御免の向こう傷、でしたか、訂正です。

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慈雨

2007年08月24日 | Weblog
春先は、一雨ごとに、暖かくなり、この時期は、涼しくなる。

まさに、干天の慈雨、というやつだ。

この夏は、ことのほか、暑くて、お暑うございます、の時候の挨拶を頻繁にした。

昨日の雨と雷で、幾分かは、秋の気配がしてきた。

ぼくは、車のエアコンも、あんまり好きではないので、窓を開け放して走ることが多いんだけど、雨のまえあたりから、風に秋の気配があったように感じていた。

とはいえ、残暑お見舞いのように、夏バテした身には、残りの暑さはこたえるんだろうね。

なにせ、この10日から、全国で、59人の方が、熱中症で亡くなっているらしい。

その方々のご冥福をお祈りいたします。

また、暑さはぶり返すようだけど、今年もどうやら、季節はめぐるようだ。

ノアの洪水、と呼ばれる時代、そこにいたわけではないので、推測だけど、想像を絶する天変地異があったようだ。

一天にわかに掻き曇り、と。

季節はめぐらず、想定の範囲を大きく外れたことは、何千年もたった今でも、全世界にのこる洪水伝説が物語る。

あるものをないとおもい、ないものをあるとおもい、ってことを、ある方がおっしゃってたな。

最近、メールなんかでは、ありがとう、というのを、有難う、と書くようになった。



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郷土研究クラブ

2007年08月23日 | Weblog
先週くらいにアップした、東京砂漠の住人、ばついちの友人なんだけど、高校時代、社会の成績が、極端によかったらしい。

僕は、聞いたことがなかったけど、本人が言うんだからそうなんだろうけど。

久恒先生という、地理の先生がいて、スカウトされたらしい。

郷土研究クラブ、というものがなかったので、君と一緒に、たちあげよう、と。

きみがやるならぼくもやる、というノリかな。

でも、彼はテニス部をやめさせてもらえなかったので、断念。

30何年ぶりに明かされる真実、ってやつだ。

神社おたくを自称している当方としては、ひとり郷土研究クラブをやっているようなものなんだけどね。
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パートナー

2007年08月22日 | Weblog
ひさびさに、クリスチャン・Mさんにお会いする。

奥様が退院された、という。

お昼には、家に帰り、一緒に、食事をする。

前にもアップしたけど、奥様との時間が、ふえた。

そして、気がついたらしい。

今まで、パートナーと言っていたけど、それは、仕事の、だった、と。

今は、本来の、夫と妻というのか、男と女というのか、関係になっていると思う、と。

そう語る彼の言葉は、こころの琴線にひびいた。

病気をきっかけにして、という辛くもあり、哀しくもあり、なのだけど。

すごく、勝手に言わせてもらえば、よかったな、と。

幸せの青い鳥は、すぐ近くにいたんだね。

仕事をリタイヤしたら、一緒に旅行したい、というのが、かれの夢だと言っていたけど、それは夢ではなく、人生の旅を、伴侶とともに、ずっとしていたわけだ。

病気が、そのことを、教えてくれた。

神様からのメッセージは、直球ばかりではないようだ。
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