睡眠三時間

家に寄ったら、妻と息子がお勝手にいた。

ダスキンさんの話。

その方、３時にご主人が出かけるので、送り出し、６時に、おじいちゃん・おばあちゃんが起き出すので、そのまま、子供たちを送り出し、１０時まで、一時間寝る。

それから、夜中の１２時まで、なんやかや、家内・外の仕事をこなし、就寝。

睡眠三時間で、もう大変でさ、って、言って帰ったらしい。

妻がそういうので、だいたい、三通りくらい、あるんじゃないかな、と案を示す。

①すべて放棄する
②周りの人に、役割分担してもらう
③今まで通り続ける

その場を離れて、しばらくすると、妻から電話。

ダスキンの人だって、好きでやってるんじゃなくて、なにものかにいわれてやってるんだから、と。

悔しくてたまらなかったから電話しちゃった。

だけど、僕から見ると、そのダスキンさん、心の中で、うっとりして、はなしていたようなイメージが、わいてきたんだけどな。

構造不況

よく言われるのが、お医者さんは、構造不況業種だ、と。

つまり、真剣にやればやるほど、お客さんは減っていくから。

似たような話で、ヒーラーも。

腕のいいヒーラーなら、ほんの数回で直してしまうはずで、みたいな。

たとえば、アメリカでは、心療内科が大流行、それだけ、緊張感にみちた社会、なんていわれ方もあったりしたけど、最近では、日本でも。

それでも、日本の場合は、飲み屋さんで愚痴を言うことで、心療内科がわりができていた、なんていう、話もあったりしたんだけど。

ところが、半分、笑い話だけど、よく、飲み屋のママさんから電話があり、つまり、お店暇だから、と。

ほんらい、腕のいいヒーラーなら、そう何回もいかなくてもいいはずなんだけどな、って、このギャグ、おやじギャグに近いよね。

みわ教

あるお宅での、父と娘の会話。

今ね、大切なのは、理性・知性・感性、それに、霊性なんだって。

という父親に、わたし、感性ばっか、だからね、と娘がこたえる。

その流れで、この人、神社オタクだから、みたいな話になった。

今は、みわ教ですよね、と娘さん、言う。

なに、それ、って、ひょっとしたら、僕の知らない新興宗教か、と多少、身構えながらいると、オーラの泉、の美輪・江原のみわ、なんだって。

あれ、いいですよね、の娘に、父も、うなづく。

父と娘の会話、とみたら、気持ちのいい時間が流れた。

ぼくはぼくで、そうなんだ、と思いは、千々に乱れた。