太平洋戦争の頃、ラジオから、空襲の様子が流された。
敵機は、150機、空前の大空襲であります、と。
実際には、数機だったらしい。
薄暮時期、はくぼじき、が、ひゃくごじゅっき、と間違えられたようだ。
読売新聞のコラムに書かれていた。
聞いているほうも、まさか、そんな、文学的表現なんか、出てくるはずもない、という空気のなかだったろうしね。
このラジオ放送を聞いた人は、隣の人に、尾ひれはひれつけて、伝え、それこそ、伝言ゲームの始まりです、ってわけで。
自分でも経験あるけど、話、膨らませるの、おもしろいからね。
まだまだもっともっと、の世界で、ここで、これだけ受けたから、こんどは、もっと受けるように、なんて。
営業マンが、架空売上を報告していくときなんか、似たような心の動きなんだろうね。
この間、奈良の放火事件、高校生が、父親へ、テスト結果を嘘言ってしまって、というのが、発端でもあったりしたけど。
嘘や勘違いもあるし、これをこのまま伝えると、傷つけちゃうから、なんていって、善意の誤報、なんてのもやっかいなもので。
情報時代、なんて、いうけど、嘘と勘違いと余計な善意が、ない交ぜになった時代、ともいえるかもしれないな。
敵機は、150機、空前の大空襲であります、と。
実際には、数機だったらしい。
薄暮時期、はくぼじき、が、ひゃくごじゅっき、と間違えられたようだ。
読売新聞のコラムに書かれていた。
聞いているほうも、まさか、そんな、文学的表現なんか、出てくるはずもない、という空気のなかだったろうしね。
このラジオ放送を聞いた人は、隣の人に、尾ひれはひれつけて、伝え、それこそ、伝言ゲームの始まりです、ってわけで。
自分でも経験あるけど、話、膨らませるの、おもしろいからね。
まだまだもっともっと、の世界で、ここで、これだけ受けたから、こんどは、もっと受けるように、なんて。
営業マンが、架空売上を報告していくときなんか、似たような心の動きなんだろうね。
この間、奈良の放火事件、高校生が、父親へ、テスト結果を嘘言ってしまって、というのが、発端でもあったりしたけど。
嘘や勘違いもあるし、これをこのまま伝えると、傷つけちゃうから、なんていって、善意の誤報、なんてのもやっかいなもので。
情報時代、なんて、いうけど、嘘と勘違いと余計な善意が、ない交ぜになった時代、ともいえるかもしれないな。