と気がつくのにしばしの時間。
というのが、今朝だ。
早朝出勤の若者に、淹れたての珈琲、どう?への回答だ。
昨日から、暑さ、熱さがカラダから抜けない感じです、というのだから、熱い珈琲はいらない。
という意思表示と説明文、ってことだよね。
ま、そんなわけで、重曹+クエン酸の冷たい水を進ぜた次第。
使われる言葉は、ゆく川の流れのように元の水にあらず、ってことで、しかし。
列島に残る言葉は、興味深いものが多いよね。
仏教とか神道とか、そんなところからの言葉もあり。
元気?、なんて使い勝手がいいけど、大元の気、だし。
まだ読み継いでいる「親鸞」のなかに、上品、中品、下品というのがあって、いかに現世で善行を積んだか。
というのを、あちらに移る時に閻魔様なのか、誰なのか、品定めをされる、というものらしい。
あいつは下品だね、というのは、げひん、と読むけれど、こちらは、げぼん、だ。
白川静さんのbotがあるんだけどね、Twitterに。
風を、ち、て、ぜ、し、とも読むらしく、東風(こち)、疾風(はやて)、山風(やまぜ)。
さらに、霊(ち・し・つ)とも関係があり、とある。
自然の生命の息吹そのものであると考えられた、というんだから、わが邦に、朝やってくる風、空気の動きは。
生命の息吹、というわけだ。
このところ、チラホラ、わがベランダで、ヒヨドリを見かけるようになったんだ。
朝顔がツルを絡め始め、社員さんが植えてくれた背丈の低いひまわりも緑なす、なので。
そこへ、蝶々が卵を産みつけているのか、青虫が少し、這い回り、それをどうして気付いたのか。
目掛けてやってくるみたいな感じだな。
すごいものだね、生命のつながり、連鎖。
なんて気分で、眺めているよ。
さて、今日は最終、山呑みだ。