これで、きたかぜこのはをはらう、と読ませるんだよね。
七十二候の第59候。
いつも感心するんだ。
まんまだな、とね。
外は、まさに北風ふく朝。
すでに小鳥たちは啄みを終了し、どこかへ飛び去った。
今朝も「くれあーる」さんのコロンビア ブエサコ。
これまた美味い。
北風の中に黄砂でも混じっているのか、と邪推しつつ、霞みそうな目に「天使の輝き」をひとたらし。
去年だったか、亡くなった伊勢の御仁を思い出している。
この液体の中に彼が存在しているように、だ。
そんな具合に人と生命というのか、存在というのか、それはある。
今朝も地の神様へお線香を手向け、その時には、すでにこの世には存在しないことになっているご先祖様へ。
おはようございます、のご挨拶だ。
その刹那、御仁方は、そこに存在しているわけで。
なんて話だな。
物質文明に偏重した時代から精神に重きを置くような流れとしたら、その辺りがまた、違う様相でそこここに。
立ち現れ、って具合だな。
さて、朔風の中を出かけるとするか。