まわりで起こっていること

since2004.12「糠漬け初心者」

比叡山延暦寺

2005年10月31日 | Weblog
社内旅行で立ち寄る。

バス旅行のならいで、ほんの一時間弱。

根本中堂という建物を駆け足で。

ちょうど、開創1200年の行事が行われている折で、ものものしい警備が目に付いた。

お坊さんが、耳にイヤホンをしている姿から、織田信長の比叡山焼き討ちを想像してしまった。

あの頃の僧兵もこんな感じだったのかな。

天台宗の最高位の、95歳になるという大僧正?を先頭に、厳かに進む行列を、門前の地べたに敷かれたブルーシートに威儀を正して正座してみおくる信徒のみなさん。

老若男女、この人たちは、青森からバスを連ねてきているらしく、日本各地の延暦寺系の信徒が、5年間かけて、今日のようなことに参列する、という。

1200年、絶やしたことがない法灯の油をたしいれる、のが、この行事の趣旨らしい。

ここから、油断、と言う言葉ができた、とガイドさんは言っていた。

ゆめゆめ、油を断つな、油断するな、と。

それにしても、この山の開基、最澄、伝教大師さんの霊力というのか、パワーは、その昔、すごいものがあったんだな。

空海にしても、法然、日蓮にしても、えらいお坊さんといわれる人は、みんな、この山で修行したようだ。

あの時代、ここに火を放って、何百人もの僧侶を殺した信長って、ある意味、天才なんだろうな、エキセントリックな。
平和な今なら、うっとおしいくらい。

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OKサイン

2005年10月29日 | Weblog
妻からのメール。

さっき、思ったんだけど、《自信》を持つ、とかいうことって、いろんな課題を一つづつクリアーして、そのつど自信がついてくるもんだ、と思っていたけど、勿論、それもアリだけど、それとは別に、今の自分をそのまんま、OKサイン、出すことだって、何となくわかったよ。嬉しいです。そんじゃあ。


そういえば、以前、ある人から、あなたはずっと、自分を責めて生きてきましたね、と言われたことがある。

すごく乱暴にいえば、胃を悪くする人は、だいたい、自分を責めるパターン。
癌なんかもそうかな。

その意味では、病気って、何かとの戦いでもあるね。

精神にしても肉体にしても。





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自分だけの信号機

2005年10月28日 | Weblog
妻の友人のKくん、アロマテラピーをやってる子なんだけど、僕と似ているらしい。

信号機がついちゃうんだよね。

人には見えないけど、青信号が、ポッポッ、とつくので、なんのストレスもなく動けてしまう。

今回、社内旅行の幹事は妻が担当。

その苦労の中で、Kくんとの違いに、気がついたらしい。

自分には、その信号機がなかなかつかないので、と。

よくよく眺めてみると、その信号機、各人各様にあるわけで、ある人は、商売でつき、商品開発でつき、顧客開拓でつき、経営でつき、投資でつき、料理でつき、読書でつき、、、。

社会的な評価か、私的な評価か、はそれぞれちがうけれど、そもそも、人間は、みんなちがって、みんないい、の世界なわけだから。

ハマリの世界、オハコの世界。



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往く川の流れは絶えずして

2005年10月27日 | Weblog
この言葉、このあとに、

しかも、もとの水にあらず、と続く。

旅行会社の人に聞いた話で、いまは、昔ながらの国内旅行は激減で、業務渡航が、稼ぎの主流だそうだ。

つまり、海外での業務をする会社のお手伝いで、最短・最速・最安価のルートをさがしたりするらしい。

なにせ、相手が、ビジネスだから、間違いは許されない。

何千、何億の仕事の話のサポートだから、と。

ようするに、総務課のおじさんがやっていた仕事を、アウトソーシングでやっているようなもので、半日かかって、三千円、とかってなることもありだ、と。

伏見稲荷に、ある年、そのころのそうそうたる会社、50社が、何かを奉納したことがあるらしい。
50年後、その会社のなかで、残っていたのは、1社だけ。
しかも、業態は様変わり、だった、と言う話を聞いたことがある。



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千本松の喫茶店

2005年10月26日 | Weblog
伊豆へのもみじ狩りの帰りに立ち寄る。

正面、窓越しに松籟、裏側に潮騒を感じながらの、ほんの短いコーヒータイム。

なんともいえない時間を過ごすことができた。

カウンターの上には、暮らしの手帳。

ママさんがずっと、定期購読をしていたらしい。

糠漬け師匠のご主人から、花森安治、というなつかしい名前も出てきたり。

囲炉裏パーティーのHさんは、お店の猫が、自宅の猫に似ている、と携帯の写真をみんなに振舞う。

お店の前の通りは何回も、何十回もとおっていたのに、気づかなかった喫茶店。

人生にも似たようなことがあるよな。

知らずに通り過ぎていた風景・情景。

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森林税

2005年10月25日 | Weblog
静岡県で、森林税なるものが、新設されたらしい。

普通の人は、500円くらい払うのかな。

大体、年間、8億4千万円が集まるらしい。

そのお金で、民有林の手入れができると踏んでいる、と。

意外に安いお金でできるんだな、というのが、第一感。

もしそれで、山の蘇生が成り立つなら、こんなに嬉しいことはない。

果たして結果やいかに。

いずれにしても、人間も、自然の営みに学び、沿って、生きていかないと、すでに、一杯一杯のような気がする。


今日、あるところで、空家の改修の話が出る。

それは、時代の最先端をいっている話で、いやいや、テクノロジー的にでなく、時代現象的に、と言えばいいのか。

娘のところへ行くから、今まで住んでいた家が空いてしまうんだ、ということのようだ。

その前にも、一軒、そんな話があり、どうも、すでに始まりつつある。

葬式仏教、といえば、失礼かもしれないけれど、金主元をもたない、寺社仏閣。

あるいは、後継者のいない、棚田のお茶畑。

あと何年もしないうちに、荒れ始めそうな気がする。

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雲が消える

2005年10月24日 | Weblog
水の結晶の本を書いた、江本勝さんが、雲が消える、といっていた。

空を見上げて、雲を選び、消えて、と言う。
その際、疑いを持ってはいけない。

やってみた。

雲が消えた。

雲さん、消えてくださいね。
雲さん、ありがとうね、と。

江本さんは、人間の思念の強さを言いたかったんだろうな。

カタカムナでは、アマハヤミ、という速さがある、という。

光速より速い、瞬間の速さ。

それほどだから、バッドコミュニケーションの中では、病気にもなるよね。

思いは、瞬時にとんでゆく。

鋭い、ネガティブな思念の前では、あたまもからだも、病気や死をもって、バランスを保しかないんだろうな。


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神童

2005年10月23日 | Weblog
どこの村にも、だいたい、一人や二人は、もと神童はいそうだ。

スプーン曲げの清田少年もそう言えるかもしれない。

そもそも、親からしたら、歩き出すのが早い、と言うくらいで、天にも登るいい気持ち、てなもんで。

それを、算数ができる、だの、なんだのと先生に誉められでもしたくらいには、人に言いふらしたくなるんだろうな。

うちの子はできが悪くて、ほんとに困っちゃうんですよ、今回はたまたまよくて、学年で一番だったけど、お恥ずかしい限りで。

なんて、落語のネタにでもなりそうな話は、そこかしこにあるんだろうな。

できのいい、のは、恥ずかしそうに、あらん限りの露出を考えればいいけれど、逆に、できが悪い、というのは、包み隠しのテクニックを駆使。

こんなとき、自己責任論かまびすしかったときのように、世間様、みたいな言葉が出てくるんだろうな。

世間様に顔向けができない。

ご先祖様になんてお詫びをしたらいいのか、なんて。

できがよくてもわるくても、どちらでもいいけれど、ほんとに大事なことは、天からさずかった、あるいはあずかった、いのちそのもの、だよね。



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スプーン曲げ

2005年10月22日 | Weblog
藤枝のビク石という山の上で、スプーン曲げを見る。

昔懐かしいスプーン曲げを、12歳の清田少年は、31年間続けていたらしい。

スプーン曲げても、曲げなくても、どちらでもいいんですけどね、と清田もと少年。

そういえば、糠漬け師匠の娘さん、学園祭に清田少年がきたことがある、と言ってた。

31年間続けると、さすがに、顔は世の中の荒波を渡ってきた風情。

バリ島にも、何年間か、いたらしい。

マスコミにもちあげられたり、おとされたり、さぞかし、ご苦労されただろう、超能力者。

今は、地球楽園化計画に参画しているとか。

地球は、本来、楽園であった、と。

僕も、本来、人間は、スカットさわやかコカコーラだと思ってもいたので、その辺の話は、そうだそうだ、と聞き入った。

こども達に、緑に、山にふれてもらいたい、とも。




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仕事と趣味

2005年10月21日 | Weblog
わが社の40歳の職人の親方、Tくん。

何年か前、頬にガンのようなものができて、人生を振り返ることがあったらしい。

自分の死を想像してしまった、と。

以来、仕事も大事だけれど、それ以外のことも大事であることを、考え始めた。

今は、山へはいり、山菜とりや猟をやる。

今度、山芋と鹿の肉をもってきますよ、といってくれた。

僕自身、今年の春ころから、山へドライブに行くことが多くなったので、話があう。

風も気持ちがいいし、空気もうまいし、と。

で、彼は、自分のところの若い衆にも勧めるのだけれど、なかなか、のってこない。

とりあえず、山菜取りくらいからはいろうか、と思っている、と。

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