母の入院した病院の近くに、ちょっと目を引かれる喫茶店があります。
目を引かれるといっても、派手に目立っているわけではなくて、むしろ、ひっそりとしたたたずまい。
ドアは、水色のペンキがところどころはがれていますが、そのはがれ具合もいい感じ。
外観は『赤毛のアン』ぽい雰囲気なのですが…
一歩中に入ると、そこは英国だった。
癒やし系の可愛いお姉さんが一人でやっているようです。
コーヒーもありますが、英国では紅茶ですよね ←違う。
わたしが頼んだのは、メイプルシロップトーストとミルクティー。
写真の色が悪くてすみません。本当はもっとおいしそうです。
トーストは、縁がパリッとしていて、中はもっちり柔らか。
紅茶も、ティーポットに入って、さめないように、カバーもかけて貰えました。
カップの後ろに見えてる赤っぽいのがカバーです。
ちょうど、アガサ・クリスティーの本を読んでるところだったので、「ぴったりじゃん」と、ながら読書。
おいしい紅茶とトーストを味わいながら読むクリスティーは格別でした。
お店の中の雰囲気がゆったりしているので、きりのいいところまで読んでも大丈夫(だったはず)。
病院はちょっとアクセスが悪くて(どの駅からもタクシーで1メーターみたいなとこ、あるでしょ)、けっこう歩かなきゃいけないんですが、おいしいものに元気を頂きました。