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いえいえ、とんでもない。
まだコンストラクターズチャンピオン(どのチームがチャンピオンになるか、所属ドライバーの合計ポイントで決まります)も決まってないし、何より、ひとたびコースに出てしまえばハートに火がついてしまうのがF1ドライバー
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韓国GPも迫力満点のレースが繰り広げられましたよ!
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このところ、予選でアロンソより前のポジションをとることが多いマッサも、今回はスタートの上手いアロンソを押さえ込みます。
F1の結果は、いうまでもなく車の性能に大きく左右されます。なので、同じ車に乗っているチームメイトは一番比較の対象にされます。
「おれはナンバー2じゃない
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1 ベッテル ←2 ハミルトン ←3 ウェバー ←4 マッサ ←5 アロンソ
10/55 バトンがそろそろ3位争いにからんでこようかという気配。
スタート直後はガソリンが満タンで車が重いです。こういう時は無理をしないでタイヤをいたわり、何周か走って車が軽くなってくると前をうかがる。タイヤマネジメントの上手いバトンらしい走りです。
14/55 バトンとロズベルグが同時にピットイン。
ロズベルグが先にコースに戻りますが、バトンが抜き返します。
ロズベルグがいったん前に出たということは、ピット作業も早かったんですね。
16/55 アロンソもピットイン。
上位陣は次々ピットインしていきます。
ベッテルもピットイン。スーパーソフトタイヤからソフトタイヤにかえます。
ウェバーとは作戦が違います。
今回は路面温度が低いので、その分タイヤが保ちやすいです。
なので、ピットインも、3ストップか2ストップになるものと思います。
スピードは出るけれど早くいたんでしまうスーパソフトと、長持ちするけどスピードが出にくいソフトタイヤをどのように使うかも勝負の分かれ目になるでしょう。
17/55 ペトロフとシューマッハーが接触し、シューマッハーがリタイア。
セーフティーカーが出ます。
21/55 可夢偉選手もブルーノ・セナと接触。ダメージを負います。
かなりタイムロスになりますが、一度ピットインして、損傷した部分をとりかえます。
27/55 しかし、可夢偉、めげずに2台抜きを見せます
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33/55 2位を走るハミルトンをウェバーが猛追。
どちらもタイヤに厳しいドライバーだけに、あまりムキになるとタイヤがもつかどうか心配
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24/55 ウェバーとハミルトンが同時にピットイン。
これはレッドブルの作戦ミスのようです。ウェバーの方がかためのタイヤ(ソフト)をはいていたので、ひっぱった方が良かったようです。
ハミルトンが前でコースに戻ります。何とか抜こうとするウェバーとすごいバトルを繰り広げます。
44/55 レースは終盤に入っていきます。
相変わらずバトルを続けるハミルトンとウェバー。
後方から、バトンとアロンソが、あわよくば自分達が前に出ようと機会をうかがっています。
アグレッシブな二人と、大人の二人という感じですね。
ウェバーがついにハミルトンの前に出ます。
しかし、ハミルトンがすぐにDRSを使って抜き返します。
54/55 アロンソがチームラジオで「ギブアップ」
バトンを抜けそうにないので、順位をキープするということのようです。
今年のフェラーリのマシンはどうしてもスピード不足なようなので仕方ないのでしょうが、アロンソにこういう弱気な発言が目立つのがちょっと寂しいですね。
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1 ベッテル(レッドブル)
2 ハミルトン(マクラーレン)
3 ウェバー(レッドブル)
4 バトン(マクラーレン)
5 アロンソ(フェラーリ)
6 マッサ(フェラーリ)
7 アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)
8 ロズベルグ(メルセデスGP)
9 ブエミ(トロ・ロッソ)
10 ディ・レスタ(フォース・インディア)
11 スーティル(フォース・インディア)
12 バリチェロ(ウィリアムズ)
13 ブルーノ・セナ(ロータス・ルノーGP)
14 コバライネン(チーム・ロータス)
15 小林可夢偉(ザウバー)
16 ペレス(ザウバー)
17 トゥルーリ(チーム・ロータス)
18 グロック(ヴァージン・レーシング)
19 リチャルド(HRT)
20 ダンブロシオ(ヴァージン・レーシング)
21 リウッツィ(HRT)
リタイア…マルドナド(ウィリアムズ)、ペトロフ(ロータス・ルノーGP)、シューマッハ(メルセデスGP)
ファステストラップ:1分39秒605 /セバスチャン・ベッテル(レッドブル)
チャンピオンが決定しても全然手をゆるめないベッテル。
彼の走りだけを見ていると、「ニューウェイが作ったすごいマシンに、天才ドライバーのベッテルが乗ってるんだから、楽勝じゃん」と思えるかもしれませんが、レッドブルのマシンもKERSが上手く作動しなかったり、レースの終盤で無線が作動しなくなってピットから情報が伝わってこなくなったり、色々あるようです。
同じフェラーリのマシンでもアロンソとマッサで違いがあるように、レッドブルも、ウェバーが必ずしも毎回表彰台にのっているわけではないことを考えると、やっぱりベッテルも傍目に見えるほど楽に勝ってるわけではないのかもしれませんね。
しかし、今回の最大のみどころは、やはり、ハミルトンとウェバーのバトルだったでしょう。
何とか自分のチームをコンストラクターズチャンピオンに、という気持ちももちろんあるでしょうが、「走り出したら、少しでも前に出ることしか考えられないもんねー」というやんちゃ坊主のようなドライバー気質も感じられます
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こういうドライバーがいる限り、F1は最後まで熱いと思います
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可夢偉選手はこのところ、ちょっとツキにめぐまれていませんが、彼の走りに勇気づけられた日本人は多いはず。
最後まで上を目指してがんばれ~
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