BE HAPPY!

大山加奈選手、岩隈久志選手、ライコネン選手、浅田真央選手、阪神タイガース他好きなものがいっぱい。幸せ気分を発信したいな

プレミアファイナル

2009-04-11 21:47:39 | バレーボール
          ご近所の花 (4)


  この写真を撮っている時、ちょうどお家の人が帰っていらして、「撮ってくれてはんのん?」と声をかけられました。
「あんまり綺麗だったので、ありがとうございます」と言って立ち去りましたが、実は写真に写っているのはほんの一房で、こんなのがいくつもわっさわっさと咲いていたんです。
蘭は難しいといわれているのに、よほどお上手でかつ丹精なさっているんでしょうね 

爛漫と咲き誇る花の中、プレミア女子はいよいよ頂上決戦です 


 東レ  久光

スタメン:芝田、中道、西脇、張、木村、宮田 リベロ;濱口
途中出場:高田、大山未希、佐藤、大山加奈

 25-13
 25-18
 25-15

この試合はTV放送がありました。やっぱり映像があるっていい~ 

・第1セット
序盤、久光の連続ミスやタクトさんのブロックで東レが波に乗ります
ミチさんはこのセット、アタッカーをバランスよく使って、張選手とサオリンに負担がかからないようにします。
久光は3枚ブロックを多用して東レの攻撃(特に張選手)を止めようとしますが、これでかえってレシーブとの連携が悪くなり、ペースを乱してしまったように見えました。
トスが悪くなり、アタッカーが無理して打ったスパイクが東レのブロックにかかり、焦りからスパイクミスが連続で出るという悪循環が生じてしまいます。
逆に東レは安定したレシーブから、アタッカーが自在にきめていく感じでした。

・第2セット
このセットも東レが10連続ポイントと走ります 
久光はようやくレシーブに粘りが出てきます。
粘って拾って、トム選手、狩野舞子選手につなぎ、5連続ポイントと巻き返します。二人の決定率も徐々に上がっていきますが、やはりミスが多く、なかなか乗り切れません。
東レはタクトさんが50%の決定率、サオリンも力を抜いた上手いスパイクで、3枚ブロックとレシーブの間隙をつきます。
宮田選手もキレのいい速攻を決めていきます。
このセットも東レペースで、2セット連取。

・第3セット
序盤から張選手が連続得点で5-0。
打点が高いです。ブロックの上からバンバン打ち込んでいきます。
久光もレシーブで粘り、中盤、ものすごいラリーがありましたが、張選手が3枚ブロックもなんのそので決めてくれました。
ミチさんはこのセットは張選手にどんどんトスを上げます。ここまで、できるだけ他のアタッカーに打たせていたのがきいています。
久光は、トム選手の調子が上がらないので、狩野舞子選手にボールを集めます。

加奈さんがワンポイントブロッカーとしてコートに立ちますが、お互いチャンスボールを返し合う展開でした。
8月に手術を受け、プレミアが始まった時点ではまだボールも触っていなかったという加奈さんですが、ワンポイントでコートに立てるところまでもってきてくれたのは、本当にすごいと思います。
加奈さんのキラキラした前向きな気持ちが体にも好影響を与えたんでしょうか。
この手術を受けて復帰したスポーツ選手はこれまでいなかったというだけに、加奈さんの姿は大勢の人に勇気を与えてくれたと思います

久光は張選手を止めるため、大村選手をワンポイントブロッカーに起用しますが、ミチさんはメイさんにふってブロードを決めさせます。ナイストス!
結局、久光は最後まで調子が出ないまま、東レがストレートで勝利して、Vリーグ女子では初めての連覇を達成しました

この試合はディフェンスが明暗を分けたように思います。
いつもと違うブロックをしようとした久光はレシーブが手薄になってしまい、ワンタッチが拾えなかったり、フェイントを決められたりしました。
それが攻撃にも悪影響を与えて、とうとう自分達のプレイができないまま終わってしまったように見えました。
一方の東レはいつも通りの自分達のバレーがしっかりできていたように思えます。
メンバーの入れ替わりが一番大きかったのは東レではないかと思いますが、チームがしっかり一つにまとまって、芯の強い戦い方を見せてくれました。

優勝おめでとうございます 


 

 インタビューを受ける張選手とサオリン。TV画面の又撮りです。
張選手はあれであまり調子がよくなかったそうです。どんだけ~ 

できれば、キャプテンのタクトさんにもインタビューしてほしかったです。
去年の優勝メンバーが3人抜け、新人選手がスタメンに入るという状況で新キャプテンになったタクトさんは、とても大変だったと思います。
それなのに、終始安定した活躍でチームをしっかり支えてくれました。これだけ毎試合調子の波がなかったというのは、自己管理がすごくしっかりしていたんだと思います。
前キャプテンのダンさんはキャプテンシーが服を着て歩いているような名キャプテンでしたが、タクトさんも素晴らしいキャプテンシーを発揮してくれました。
ベストキャプテン賞というのがあったら、タクトさんにあげたいです

 アローズの個人賞
MVP   張選手
新人賞   宮田選手
スパイク賞 西脇選手
ベスト6  張、木村、西脇、中道



 画面の隅になってしまいましたが、何とか加奈さんの笑顔をとらえることができました 

選手の皆さん、お疲れ様!
思い切り喜んで、ゆっくり休んで、心身共にリフレッシュして下さい。
素晴らしい試合をいくつも見せて下さって、ありがとうございます