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大山加奈選手、岩隈久志選手、ライコネン選手、浅田真央選手、阪神タイガース他好きなものがいっぱい。幸せ気分を発信したいな

大河歴史ドラマ「愛富健」

2009-02-19 22:26:39 | 殿
     殿はフェラーリ侍だった

「もちろん、愛馬は赤い跳ね馬じゃ」

 クマキョコの近所にタイムスリップしてきた殿とおキョウさん。
前回は、めでたくクマたんキョコたんとおキョウさんの心が通じ合ったので、今回は殿とお近づきになりましょう。

 早速ですが、タイトルの「愛富健」というのは何ですか? 「天地人」なら知ってますが。

「このタイトルは、

・愛情溢れる人間関係
・巨万の富
・健やかで美しい体

という 幸福の三大要素 を表しておるのじゃ。
現在、わしの国は小さくてしょっちゅう狙われておる上に、身内が血で血を洗う争いを繰り広げており、国主たる父上は不治の病、跡継ぎのわしは虚弱体質なのじゃ」

「意外と苦労していらっしゃるんですね
「そんなネガティブスパイラルのわしが、愛と富と健康を獲得して行く過程を描いた大河ドラマになるのではないかな」

なるほど。で、「フェラーリ侍」というのは、何者なんですか?

「戦国用語では、『赤備え』と申しまする」

元祖「赤備え」は信玄の武田軍ですね。当時の最強軍団です。
司馬遼太郎著「功名が辻」(文春文庫)の一巻に、武田の赤備えが攻め寄せてくる様子が次のように描写されています。


 武田の騎馬隊が押し太鼓を天地にひびかせながら、寄せてくるのである。
多くは、
武田の赤備え
と称せられる朱具足である。

赤い津波が伊右衛門らの陣にひたひたと寄せてくる。

整然たる動きである。…一万五千の武田兵が、あたかも一匹の赤い怪獣に化したように、じりじりと押し進んでくる。

戦国百年にして、ほとんど芸術的とさえいわれる傑作が生まれた。それが甲州の武田軍であるといえる。



こわいですねえ。強そうですねえ。
殿の軍隊もこんな感じなんですか?

「全然違うが、敵がびびってくれたらラッキーと思って赤備えにしてみたのじゃ」
「つまり、なんちゃって赤備えなんですね

ところで殿、このブログでは赤い色文字はキョコたんの台詞ということになっているのですが

「この色がいかにも赤備えという感じなので、これを使いたい。譲ってくれぬか?

この一言で全てが手にはいると思っている感性が羨ましくも憎たらしいです。
でも、しもじもの者にも意地があります。ただではやらんで。

「お金払ってくれたらあげちゃうの?

しかし、殿は太っ腹でした。

「それほど愛着があるのなら、共同使用を許そう。そちも使うがよい」

「『許す』? 『使え』? 後から横取りしたくせに、あんた一体何様やね~ん

だから、殿様だってば 

ところで、怒りをしずめてよくよく見ると、殿のお顔はキョコたんのタイプのようです。

「殿、F1のメカニックをやってみたいと思われませんか?」

GWのメカニックはこうやってスカウトされていたのか。
あまり Kairiくん の苦労を増やさないであげてね。

はたして、殿はGWのメカニックになってしまうのでしょうか?
ところで、殿。その歩行者専用信号のような色彩感覚はいかがなものでありましょうか 

(また続くの?)