WGP2007、2日目! 連勝で勢いをつけたい日本。躍進中のドミニカ共和国を下せるか。
日本 ドミニカ共和国
スタメン:栗原、竹下、高橋、木村、庄司、荒木 リベロ;佐野
第1セット
日本は昨日と同じメンバーでスタート。
昨日の試合で、肩の痛みと腕の痺れを訴えたというサオリン。昨年から出ずっぱりで、しかも負担の大きな試合が多かっただけに疲労の蓄積が心配ですが、そのサオリンが今日は真っ先に決めてくれました。
メグさんが続きます。
高さのあるドミニカが序盤は先行しますが、メグさんのバックアタックで12-12と追いつきます。
中盤、再リードを奪われ、8点、16点のテクニカルタイムアウトはいずれもドミニカリードで迎えます。
しかし、日本は5連続ポイントで逆転。サオリンのサーブ、メグさんのバックアタック、庄司さんのフェイントで20-17とリードします。
そして、ついに待望のブロックが出ました。シンさんが止めて21点目。
エリカさんが決めてセットポイントをとると、最後もブロックで決めて、第1セットは、25-19と日本が先取しました。
第2セット
サオリンと同じく疲労が心配なエリカさん。監督からはスパイクを打つ時、「肘が下がっている」と注意を受けたそうです。
でも、このセットも決めてくれます。5-3
メグさんが苦しいボールを打ちきって6-3
エリカさんが、WSのような大きなトスを打って7-3
サオリンもバックアタックをお見舞い。8-3
そして、エリカさんにもブロックが出ました! 9-4
昨日はブロックが少なかった日本ですが、この試合はブロックポイントも期待できそうです。
ここで、ちょいとばかり 阪神 広島を覗いてみましょう。
今日は4-0と阪神がリード。先発の上園投手が好投しているようです。
ちょうど金本兄貴の2ランを目撃することができました。6-0
有明コロシアムに戻ります。
日本は中盤、大量リードを奪います。16-6
またブロックがでました。3枚で飛んで、エリカさんが止めました。21-8
ここで、大村選手、板橋選手がコートに入ります。板橋選手のサーブ。
今年の全日本は頼れるベテランが何人も入っているので、若い選手の精神的支えになってくれているようです。
最後をメグさんのバックアタックで締めて、25-11。
メグさん、昨日からバックアタックが冴えていますね。
第3セット
序盤、ドミニカにリードを奪われます。
前回対戦した時よりも力をつけている感じです。
テクニカルタイムアウトの間に野球にスイッチ。
藤本のタイムリーで7-0と、阪神がリードを広げています。
中盤も13-17とリードされましたが、シンさん、エリカさんの得点などで詰め寄ります。庄司選手のブロックで20-20
サオリンのフェイントで22-21
最後はシンさんが決めてくれました。25-22
昨日に続いて3-0のストレート勝利です。いいぞ、ニッポン
正直、昨日も今日もあまり簡単に勝てなかったような印象があります。のりだすと、一気にいくんですけどね。体作りに時間をかけたということもあって、コンビがまだ完全に出来上がっていないようですね。タイミングが合わなくてフェイントになる場面が、この2試合、結構目につきました。
でも、今日は見事な時間差攻撃も決まっていたし、コンビはどんどん良くなっていくと思います
心配なのはサオリン。無理をしてすり減ってしまわないように、余裕のある場面では休ませたりしてあげてほしいですね。
エリカさんも、あまり張りつめすぎると疲れてしまうので、上手に緩急をとって下さい。
阪神も7-0で勝ちました。昨日三位に浮上し、貯金も増えてきました。
長期遠征を「貯金ロード」にして下さいね!