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銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

「アメリカよ]と呼びかける、今年の雪洞(ぼんぼり)

2009-07-23 14:44:00 | Weblog
 いやあ、今年はメッセージ性を重んじたので、絵としては、それほど、うまく行っていません。絵が先に生まれるか、ことば書きが先に生まれるかですが、

 今年は言葉が先に生まれました。絵は次善のものになっています。

こちらは大きい方のぼんぼりで、小さい方は色数を、青系統のみに制限をしたので、
これよりは、美しく出来上がっていますが、そちらは写真を撮って献呈をするのを忘れてしまい、手元に彩色済みのデータがなくて、恐れ入りますが、こちらをファイル添付の形でお送りをさせてくださいませ。

 字ですが、わざとヘタウマにしたつもりです。上等な筆で書くわけではなくて、マジックインクで書くので、崩した方が面白いであろうと考えました。やはり、字を上手に書くと言うことに専念をした方が良いかなあ?

 そうすると、筆で書かなくてはならず、そうすると、メッセージ性と合致しなくなります。

 筆でかくことばは、やはり、情緒纏綿とした和風の世界ですから・・・・・私がこの日ごろ、考えているメッセージとは遠くなります。でも、ほんの15年ぐらい前は、こういう書体ではなくて、いわゆる奥様風のお上品な、書体だったのです。

  歳月は人を変えます。

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  さて、ここでは画像のサイズが小さくて、よく見えませんので、その詞書をこちらにも移動してみます。

 アメリカよ、寛容になってください。

 オバマ大統領を生んだ国、映画『グラントリノ』を生んだ国、
  あなたなら、可能でしょう。

(間に絵が入って)

  日本人は、じっとあなたを見守っています。
    静かな期待を抱きながら    となります。


  ところで、今年の鶴岡八幡宮の雪洞祭りは、八月六日から九日の模様です。朝九時から夜の九時まで、雪洞が飾ってある一大グループ展と考えても良いのです。それで、最初は専門の分野の版画を出していました。抽象画です。

  ところが、お客様がすっと通り過ぎてしまいます。で、他の方が、
昔の室町時代の高札、または、江戸時代のそれに似せた雪洞を献呈なさっていて、それが、大人気なので、私もその手法をとるようになりました。ここはウエスト・チェルシーでもないし、京橋でもないし、銀座でもないからと、割り切ってしまって・・・・・

  私がいつも惹きつけられるのは、書体はさして味わいはないが、文面が緊張感に充ちている岡田武史サッカー監督のぼんぼりです。

  何年か前ですが、「神は細部に宿る」と言う文言か、そのヴァリエーションが書いてあったのですが、『うううん、この方は大きなストレス下、こういう気持ちで、選手を指導なさっておられるのか?』と思い、感心をしました。『丁寧な技術指導をしているうちに、勝利の女神が私に微笑む』と信じて毎日を、地道に送っておられるのでしょう。マスコミに見せる顔と、一人っきりで、室内にいらっしゃるときの顔の違いを感じました。


  そして最高の位置を占めるトップアーチストが、年々歳々変っていくのも、世相を反映しているかなあ。・・・・・と言ってもその人の、人気度が左右をしているわけではなくて、逝去と言う形でトップが替わっていくのです。

  長らく小倉遊亀さんだったけれど、片岡珠子さんに代わり、二人が逝去なさった後には、新藤兼人監督です。

  日本画家で、トップを占める人を選ぶ事が、今はやりにくいのだと想像をしています。年齢的に同世代である有名人がたくさんいらっしゃるので・・・・・

  では、お暇があったら、ファイル覗いてやってくださいませ。09-7-22
                            雨宮 舜(川崎 千恵子)
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