AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

銀杏祭(雨天決行)

2013年01月01日 | コンサート
日曜日、大阪市立大学でGINNAN ROCK FESTIVAL'09という邦楽バンドの音楽祭が催されていて、しかも入場料タダということで、ダメもとで友人サムソンを誘ってみたところ、意外にも快い返事が帰ってきたので共に見に行ってまいりました。
そういえば昔、ゆらゆら帝国をタダで見たのもこのイベントやったっけ。

出場アーティストはなかなか豪華で、まぁ私は小島麻由美さん目的で参加したのだが、その他曽我部恵一BAND、8otto、ワッツーシゾンビと、この三者はいずれもちょうど1年前の11月、FREE TIBETライヴで見かけたバンドたちだ。彼らは関西在住の仲良しバンドなのかな。

天気予報士が予報した通り、ライヴが開始される15時頃キッカリにドサブリ豪雨状態となっており、ホットドッグをむさぼり食いながら華やかな女子大生達を眺めて学祭気分を満喫するという、私の当初の思惑は完膚無きまでに打ち砕かれた。
靴もズボンもリュックまでグッチョグチョで、出店を巡回するなんて気分じゃなかった。

大学に着いても一向に野音の賑やかな演奏音などが聞こえてこなくて最悪の事態を予想したのだが、どうやら会場を急遽体育館に移動したみたいだった。
我々が会場に入ったのはちょうど小島さんのセットチェンジの時で、館内は湿気と人の熱気でむわ~~としていてこの季節なのに汗がダラダラと滲み出てきた。
さすがタダだけあって、この悪天候なのにかなりの動員数である。いや、麻由美ちゃんの人気が成せるのだと思いたい。

しばらくして小島麻由美さんのライヴがスタート。
いつものようにビッグバンド風の豪快なドラミングで始まり、1曲目はデビューシングル曲“結婚相談所”。このリズミカルな名曲に聴き入る幸薄そうな独身貴族オッサン2人組の図を想像するのはよせ。
“黒い革のブルース”“ラストショット!”“蛇むすめ”など、割と後期作品のナンバーが多かった。初期の名曲“パレード”が聴けたのはよかった。ラストの悲鳴じみたスキャットはかなりキてた。
今回はベース、ギター、ドラムという最小限のバンド編成で、フルセット時のゴージャス感がなくてちょっと物足りなかったが、タダなので文句は言えまい。
麻由美さんのライヴは久々だったが、ショウを坦々とこなしていくライブスタイルは相変わらず。曲が進むごとに歌唱に熱がこもっていくという感じもいつも通り。やっぱこの人は変わらないな。
ここで麻由美さんにクイーン・オブ・マイペースの称号を授けたいと思う。
小島麻由美の音楽を聴いた事のなかったツレも案外気に入ってくれて、連れてきた甲斐があったというものだ。

今回のトリはフジロックでもよく名前を耳にしてた“渋さ知らズ”で、ちょっと興味があったので覗いてみたが、前衛的なインプロバンドという感じで、ジョーンZを彷彿とさせるブラス音がピーヒャラ鳴り響く中、数人の白塗りの仮装した踊り子がトランスめいた舞踊を披露するというもので、好みは別として学園祭的には一番合ってるような気がした。
脚立の上で延々と巨大なバナナ棒を振り回してたネーちゃんがすごく気になった。
確かに渋さを知らないみたいだったなぁ。

明日はリアルきっず、ダイアンが登場!!



今日の1曲:『結婚相談所』/ 小島麻由美

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