Coccoが2020年に企画した、訪れたことのない県のライブハウスを巡るという「みなみのしまのはなのいろ~ダークサイドクイーン初訪の地、近隣住民近う寄れ~」というタイトルのツアー。
それはコロナ禍により延期、そして無慈悲にも中止となり、実現することはなかった。
(その後配信ライブが行われ、その内容がDVD化されたのはよかったけど)
でもやっぱCoccoはリベンジの人だね!
昨年より25周年ベストツアーを其の1、其の2と精力的に企画し、そしてまさかの第3弾ツアーで、3年前に果たせなかったライブハウス巡りをまた企画してくれた!
こんなにうれしいことはない・・・
ただ、私もう其の2も抽選で当選していてそれに満足してて、今回のライブハウスツアーはアコースティック編というのがどうもネックだった。
いや、自分全編アコースティックってのが苦手なもので。
なのでこれはもういいかなぁ~~なんて思いつつも、せっかく車で15分で行ける近場まで来てくれるんだからということで、まぁ多分ハズレるだろうと一応奈良公演のを応募したところ、なんと見事当選!!
これはもう神様が観に行けと言ってるんだなと。
じゃあ仕事早退して行くしかないよね?
しかし、まさか先に当選した其の2のライブより其の3の方を先に観るハメになるとは・・・
当日は割と早めに奈良に到着したが、いつでも来れるのにとてもいい天気だったのでプチ観光してる間にCoccoガチャ売り切れてた。
奈良三条通り沿いにあるEVANS CASTLE HALL。
3年前の延期になった日に、すでに下調べは済んであった。
けっこう新し目のライブハウスだが、外装のコンセプトはコッテコテでなかなかイタい。
年中ハローウィンて感じ。
ここで「ベビーベッド」とか演ってくれたら合いそうではあるが。
2階席の選択肢もあったが、せっかくなので近くで観たいし1階のスタンディングにした。
まぁ三人編成でのアコースティックライブということで、どうなるんやろうと思っていたんだが。
19:00過ぎに暗転。
まず、今回ゲストとしてフィーチャリングされてた渡辺シュンスケという方が一人でステージに出てきて、鍵盤の前に座りいきなり独奏を始める。
いや、今までにない変わったオープニングやなぁと。何の曲かもわからんし。
これでどうやってCoccoを呼び寄せるのかな?と待機してたら、Coccoが現れぬまま1曲が終わってしまった!
え?まさか前回のビョークと同じパターン?!
う~ん、どうやら彼一人のオープニングアクトらしく、しかも30分くらいみっちり持ち時間を与えられていた。
いや、ワンマンライブで前座て!!ゲスト扱いされてたのはそういうことだったのか・・・
渡辺さんを責めるわけではない。まぁ義理堅いCoccoの配慮なんだろうが・・・
それならせめて開演時間を30分早くして演るんならまだしも、その30分Coccoの持ち時間削られてしまってるわけで・・・
こちとらCoccoのライブを観に来たわけで・・・
大ホールと同一料金を払っているわけで・・・(ア~ア~~♪)
すでに楽器用意してあるのに、しばらくインターバルがあり、満を持してCocco登場。
なんか上下オシャレな緑のジャージに身を包み、頭には奈良の土産屋でよく売ってる鹿の角のカチューシャを装着するという普段着かよみたいなゆる~い恰好にズッコけたけどオジサン正直萌えた。
両隣のサポート奏者にも同じ格好をさせるという。なるほど、渡辺シュンスケさんのお着換えタイムだったのね。
いや、嬉しかったのが、Coccoがようやく顔を覆っていたベールをとってくれたこと(昨年の其の1ツアーからか?)。
それにしてもこの人まだまだ若いなー、私と4~5歳くらいしか変わらんハズなのに。
藤田顕氏によるアコギの伴奏から最初に演奏されたのは、1stの名曲「NO MUSIC NO LIFE」。
ひょっとしたらライブで聴いたのは初めてくらいかもしれない。
一応ベストツアーと銘打っているけど、アコースティック編は本人も言ってたけどほとんどマニアック大会の様相を呈していた。
まぁ初期から最近に至るまで、Coccoのアコースティッキーな曲には秀逸曲がけっこうある。
「四月馬鹿」が聴けたのはほんと感激した。復帰後の名曲中の名曲。
なんで演ったのかというと、Cocco曰く4月だからと。あー4月でよかった。
それにしても、今回のライブはなんだかPerfumeのライブみたいなノリだったな。お客様一体型というか。
イケメン奏者二人に挟まれてご機嫌だったのか、とにかくCoccoの野放しトークが凄まじかった。あ~ちゃんなんてもんじゃねーぞ。
ビックリしたのが、Coccoが前列の客にクジを引かせて選曲するという。
しかもそのお客さんが引いたのが「Again」!!
このお客さんに感謝!つかCoccoいい曲用意してくれてんじゃねーか。
生「Again」聴けてほんと涙出そうになったよ。
「強く儚い者たち」や「My Dear Pig」(Coccoファンに人気らしい)と、比較的『クムイウタ』からの選曲が多かったかな。
Coccoの本人が演りたいだけパーカスも今回かなりハジけてて、それはもうジェイミー・ミューアばり!
ウィンドウチャイムの入れ方はセンスよかった。
段ボールで作った自作の打楽器を、ROCK YOU調でバンバン叩き出し、「Rose Letter」を熱唱し出した時は気が変になるかと思った。
『ザンサイアン』から「Swinging Night」も演奏されて、シュンスケさんのオシャレなピアノアレンジもいい塩梅でよかった。
そういえば、こっから「野火」なんて意外すぎる曲も演奏されたな。
Coccoが最後の曲と言って、最新作から「光溢れ」が演奏され、ハケていった。
うわーーっ短かったなと。
当然皆アンコールを促す拍手が起こる。
するとCoccoが再登場してそれに応えてくれた。
近くにいた客がめちゃくちゃ歓喜してて、「アンコールしてくれるなんて、沖縄のライブ以来じゃなーい!?」って。
私はまぁあるんじゃなーい?って感じだったんだけど、確かにCoccoが予定調和のアンコールをするのは滅多にない事だ。
アンコール曲は『きらきら』に収録されてたやつだったかなぁ、「ハレヒレホー」という能天気な曲。
ライブは9時前くらいに終了。
いやー聴きたかったレア曲も聴けてよかったんだが、やっぱ物足りなかった。
まぁCoccoにとって初訪の地、私にとって近所の地である奈良のライブハウスでCoccoのライブを観れたのはプレミアムな思い出となった。
「奈良と沖縄のマリアージュ案件」COCCO CHANNEL
CoccoがMCで「奈良の人は鹿鹿言われたら、鹿だけじゃない!って怒るんだろ?」みたいなこと言ってたけど、地元の鹿押しはハンパない。
さて、明日のベストツアー其の2の千秋楽もCocco初訪の地。
楽しみだ。
それはコロナ禍により延期、そして無慈悲にも中止となり、実現することはなかった。
(その後配信ライブが行われ、その内容がDVD化されたのはよかったけど)
でもやっぱCoccoはリベンジの人だね!
昨年より25周年ベストツアーを其の1、其の2と精力的に企画し、そしてまさかの第3弾ツアーで、3年前に果たせなかったライブハウス巡りをまた企画してくれた!
こんなにうれしいことはない・・・
ただ、私もう其の2も抽選で当選していてそれに満足してて、今回のライブハウスツアーはアコースティック編というのがどうもネックだった。
いや、自分全編アコースティックってのが苦手なもので。
なのでこれはもういいかなぁ~~なんて思いつつも、せっかく車で15分で行ける近場まで来てくれるんだからということで、まぁ多分ハズレるだろうと一応奈良公演のを応募したところ、なんと見事当選!!
これはもう神様が観に行けと言ってるんだなと。
じゃあ仕事早退して行くしかないよね?
しかし、まさか先に当選した其の2のライブより其の3の方を先に観るハメになるとは・・・
当日は割と早めに奈良に到着したが、いつでも来れるのにとてもいい天気だったのでプチ観光してる間にCoccoガチャ売り切れてた。
奈良三条通り沿いにあるEVANS CASTLE HALL。
3年前の延期になった日に、すでに下調べは済んであった。
けっこう新し目のライブハウスだが、外装のコンセプトはコッテコテでなかなかイタい。
年中ハローウィンて感じ。
ここで「ベビーベッド」とか演ってくれたら合いそうではあるが。
2階席の選択肢もあったが、せっかくなので近くで観たいし1階のスタンディングにした。
まぁ三人編成でのアコースティックライブということで、どうなるんやろうと思っていたんだが。
19:00過ぎに暗転。
まず、今回ゲストとしてフィーチャリングされてた渡辺シュンスケという方が一人でステージに出てきて、鍵盤の前に座りいきなり独奏を始める。
いや、今までにない変わったオープニングやなぁと。何の曲かもわからんし。
これでどうやってCoccoを呼び寄せるのかな?と待機してたら、Coccoが現れぬまま1曲が終わってしまった!
え?まさか前回のビョークと同じパターン?!
う~ん、どうやら彼一人のオープニングアクトらしく、しかも30分くらいみっちり持ち時間を与えられていた。
いや、ワンマンライブで前座て!!ゲスト扱いされてたのはそういうことだったのか・・・
渡辺さんを責めるわけではない。まぁ義理堅いCoccoの配慮なんだろうが・・・
それならせめて開演時間を30分早くして演るんならまだしも、その30分Coccoの持ち時間削られてしまってるわけで・・・
こちとらCoccoのライブを観に来たわけで・・・
大ホールと同一料金を払っているわけで・・・(ア~ア~~♪)
すでに楽器用意してあるのに、しばらくインターバルがあり、満を持してCocco登場。
なんか上下オシャレな緑のジャージに身を包み、頭には奈良の土産屋でよく売ってる鹿の角のカチューシャを装着するという普段着かよみたいなゆる~い恰好にズッコけたけどオジサン正直萌えた。
両隣のサポート奏者にも同じ格好をさせるという。なるほど、渡辺シュンスケさんのお着換えタイムだったのね。
いや、嬉しかったのが、Coccoがようやく顔を覆っていたベールをとってくれたこと(昨年の其の1ツアーからか?)。
それにしてもこの人まだまだ若いなー、私と4~5歳くらいしか変わらんハズなのに。
藤田顕氏によるアコギの伴奏から最初に演奏されたのは、1stの名曲「NO MUSIC NO LIFE」。
ひょっとしたらライブで聴いたのは初めてくらいかもしれない。
一応ベストツアーと銘打っているけど、アコースティック編は本人も言ってたけどほとんどマニアック大会の様相を呈していた。
まぁ初期から最近に至るまで、Coccoのアコースティッキーな曲には秀逸曲がけっこうある。
「四月馬鹿」が聴けたのはほんと感激した。復帰後の名曲中の名曲。
なんで演ったのかというと、Cocco曰く4月だからと。あー4月でよかった。
それにしても、今回のライブはなんだかPerfumeのライブみたいなノリだったな。お客様一体型というか。
イケメン奏者二人に挟まれてご機嫌だったのか、とにかくCoccoの野放しトークが凄まじかった。あ~ちゃんなんてもんじゃねーぞ。
ビックリしたのが、Coccoが前列の客にクジを引かせて選曲するという。
しかもそのお客さんが引いたのが「Again」!!
このお客さんに感謝!つかCoccoいい曲用意してくれてんじゃねーか。
生「Again」聴けてほんと涙出そうになったよ。
「強く儚い者たち」や「My Dear Pig」(Coccoファンに人気らしい)と、比較的『クムイウタ』からの選曲が多かったかな。
Coccoの本人が演りたいだけパーカスも今回かなりハジけてて、それはもうジェイミー・ミューアばり!
ウィンドウチャイムの入れ方はセンスよかった。
段ボールで作った自作の打楽器を、ROCK YOU調でバンバン叩き出し、「Rose Letter」を熱唱し出した時は気が変になるかと思った。
『ザンサイアン』から「Swinging Night」も演奏されて、シュンスケさんのオシャレなピアノアレンジもいい塩梅でよかった。
そういえば、こっから「野火」なんて意外すぎる曲も演奏されたな。
Coccoが最後の曲と言って、最新作から「光溢れ」が演奏され、ハケていった。
うわーーっ短かったなと。
当然皆アンコールを促す拍手が起こる。
するとCoccoが再登場してそれに応えてくれた。
近くにいた客がめちゃくちゃ歓喜してて、「アンコールしてくれるなんて、沖縄のライブ以来じゃなーい!?」って。
私はまぁあるんじゃなーい?って感じだったんだけど、確かにCoccoが予定調和のアンコールをするのは滅多にない事だ。
アンコール曲は『きらきら』に収録されてたやつだったかなぁ、「ハレヒレホー」という能天気な曲。
ライブは9時前くらいに終了。
いやー聴きたかったレア曲も聴けてよかったんだが、やっぱ物足りなかった。
まぁCoccoにとって初訪の地、私にとって近所の地である奈良のライブハウスでCoccoのライブを観れたのはプレミアムな思い出となった。
「奈良と沖縄のマリアージュ案件」COCCO CHANNEL
CoccoがMCで「奈良の人は鹿鹿言われたら、鹿だけじゃない!って怒るんだろ?」みたいなこと言ってたけど、地元の鹿押しはハンパない。
さて、明日のベストツアー其の2の千秋楽もCocco初訪の地。
楽しみだ。
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