AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

イノダコーヒ

2020年07月02日 | 名所ガイド、巡礼記
いつもガストやココスのドリンクバーが主流であるこの私が、今日はふと思い立って、京都のイノダコーヒに寄ったのであるが。
(最初”イノダコーヒー”と表記してもーてて”コーヒ”に訂正し直しました。どうもすいません)

イノダコーヒといえば、京都の老舗の由緒正しきコーヒーチェーン店で、今年ちょうど80周年を迎えたんだとか。
まぁうちの父方の親類の者はだいたい京都市内の人間で、イノダコーヒにも昔から馴染があり、私も子供の頃からちょくちょく連れて行ってもらった記憶がある。

私の中では三条にある本店よりも、京都駅のポルタ地下の端っこらへんでひっそりと営業していた支店によく連れて行ってもらった印象が一番強かった。

なので、行くならそこだろうと、電車に乗って京都駅に向かったのであるが・・・・


八条口を歩いていると、最近新しくできたなんかちょっとオシャレな店構えのイノダコーヒが目に入り、「え?!ひょっとしてポルタ支店はなくなって、こっちに移転した!?」という、いやぁ~な懸念が脳裏をよぎった。




京都駅周辺は近年どこもかしこもリニューアルしていて、イノダも外国人観光客向けに店構えを一新して、目立つところに移転したのだと。
それでも、ひょっとしたら残ってるんやないかと、一応確かめにポルタ方面に向かったら・・・・・

なーんだ、やっぱりまだあるんじゃねーかよ!
私の記憶では、昔と全然変わってない感じ。
やっぱこの珈琲店強いねぇ~・・・・




おそらく、ひとりで入るのは今回が初めて。
入口に黒い正装姿のギャルソンっぽい年配のスタッフさんが立っていて、(まぁ普段の私ならこの時点で怖気づくわなぁ)席に案内される。

「オヤジ、まずはうまい水をくれ」



この高級感・・・
この度のご時勢にも関わらず、けっこう人が入ってる。
コーヒー1杯でもなかなかの値段なのに、若い女性ひとりっていうのもけっこういる。




彼が以前何をよく飲んでたのか、全く記憶にないが、とりあえず一番安い“アラビアの真珠”というのをオーダーした。
ま、ブレンドだな。




子供の頃の私は大方、クリームソーダあたりを注文してたに違いない。
パフェは高くて親は許さなかったであろう。

でも今回は奮発した。
サンマルクカフェのやつの倍以上はするこいつを。
うん、供養パフェですよ。



それにしても、さすがは由緒正しき京都の珈琲店のパフェ。
掘っても掘ってもフルーツ三昧で、今年大ブレイクした大阪の漫才コンビのネタのように、コーンフレークでかさ増ししてるなんてことは一切ない。


“アラビアの真珠”を味わいながら、先日入手したドナルド・タイスン著の『アルハザード』を読む。
なんと中東的で贅沢なひと時であろうか。



会計時に売店で何点か。
まぁこれが当初の目的だったんだけどねぇ。
明日白木のハコに入れてやろうかと。




ところで、イノダコーヒっていえば、やっぱこのキャラやんなぁ?
この絵柄のマッチ箱が昔家にあったような記憶がある。
ちなみに右のはフセンコーヒ。

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